
問いをつくれ。
社長ブログ
甲子園
夏の甲子園出場校が決まり始めました。
公募の世界でも「○○甲子園」と銘打った高校生対象の公募はたくさんあります。
ざっと開催中のものだけでも、アプリ甲子園2022
第22回環境甲子園
第21回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園
YouTube甲子園2022夏
黒板アート甲子園2022
豆乳レシピ甲子園などなど、20以上出てきます。
さらには本家の甲子園も来年の105回記念大会に向けて、
キャッチフレーズを募集していたりします。
第105回全国高校野球選手権記念大会のキャッチフレーズコンクールちなみに今年のキャッチフレーズは、
『この夏も、応援したい君がいる。』
いいですね、とてもいい。
高校球児とはどこにも書いてないけど、
「この夏」「応援」「君」というだけで夏の甲子園とわかるし、
最後の「君がいる。」という現在進行形の臨場感。キャッチフレーズは毎年ひとつ選ばれるのですが、
この何年かでは一番好きかも。
今年も楽しみやなあ。AI的なアプローチ
朝日新聞社が主催する「俵万智×AI 恋の歌会」で短歌を募集しています。
創作とAI。
よく例に上がるのが、
「星新一賞」にAIが作った作品をエントリーしたら、
一次審査を通過してしまったというもの。
短編小説レベルなら、AIはもう人に追いついたと話題になりました。ただ専門家の話を聞くと、
AIができるのは文章を無数に作成する(=単語を組み合わせる)ことで、
「書く」という行為ができるわけではないと言います。
意味はまったく理解していないから、文章を読むこともできない。でもAIは人とは全く違うアプローチで文章を作成するので、
時に思いもよらないアウトプットを導き出す。
「新鮮なトマト」「真っ赤なトマト」にまざって、
「寂しいトマト」が出てきたらちょっと面白い。冒頭の俵万智さんのイベントは、
そのあたりの意外性を楽しもうというものみたいです。この「まったく違う光の当て方」というのは、
私がいつも社内で言っていることでして、
コンテンツを作るときだけではなく、
ビジネスやサービスを考えるときに大事にしている考え方です。やり方が新しければ、アウトプットは新しい。
換言すれば、従来型のやり方で新しいアウトプットは難しいのです。
浸透させたい。折り返し地点
2022-06-30今日で6月も終わり=1年の折り返し。
早いです。恐ろしいくらいに。それなりに一生懸命やってきたつもりですが、
他社の動向を見てると焦りますね。
巡航速度で進めるのではなく、
ショートカットできるやり方でやっていかないと、
どんどん置いて行かれる感があります。私が思うに、公募業界ってわりとおっとりした業界です。
官公庁や財団法人などの主催が多いということ(アナログメイン)、
公募って企業のおまけイベント的なケースが多いということもあります
(市場もそこまで大きくなく、個別主催者ベースでイノベーションするインセンティブが働きにくい)。もともと月刊誌の会社ということもあって(時間が月単位で流れている)、
油断すると自分たちもついついそのペースになってしまう。それをDXしていくのが私たちの務めなんですけどね。
後半は巻いていきます!偶数は気持ち悪い
プレゼン資料をレビューしていて、
項目立てが偶数だと違和感を覚えてしまいます。「初めての新卒採用、留意すべき3つのポイント」はいいけど、
「プロジェクトを左右する4つの成功要因」はどこか気持ち悪いので、
無理にでも3つか5つにしたい。コンテンツに数字入りのコピーをつけるときもまったく同じで、
「2分で理解、六つの習慣」は気持ち悪いけど、
「3分で理解、七つの習慣」のような奇数使いはなんとなく座りがいい。何かの象徴や代表を表すときも、
「二大巨頭」とか「四天王」のような偶数パターンもなくはないけど、
奇数だと「三本柱」「五本山」「七つ星」をはじめとして、
「13の大罪」や「101匹ワンちゃん」のような大きな数までいける。
地蔵は5人、小人も7人ですしね。ちょっと観点変えてみると、スポーツなどもそう。
野球は9人、サッカーは11人、バスケは5人。
生物学的観点だと、陸上動物の指の数は基本的に5本です。
逆に煩悩の数は108というのも興味深い。そう考えると、心理学の「ブーバ・キキ効果」みたいに、
奇数と偶数の関係にも共感覚的なものがありそう。
意識して損のない感覚だと思います。公募の思い出
GW前くらいから、
夏休みに向けた学生さん対象の公募が増えてきました。学生時代の公募の思い出といえば、
地元の農協(今のJA)が主催していた作文コンテスト。小学5-6年くらいだったと思いますが、
最優秀賞に選ばれて、
地元の放送で朗読が流れたことがあります。そのコンテストの事務局が、たまたま私の同級生のお母さんで、
わざわざ録音したカセットテープを渡してくれたのですが、
どこか気恥ずかしいこともあって、
「俺いらんから、好きにしといて」とぽいと母に渡して終わりました。その後、数十年が過ぎ、
上京してきた母が「あの時のカセットやで」と渡してくれたのですが(ずっと持っていた!)、
その時点でもありがたみを理解できていない私は、
そのままゴミ箱にイン…子どもが少し大きくなってきたこのごろ、
あれを聞かせてやりたかったなあ、
と今になって思う(内容まったく覚えてないけど)。子どもの頃の公募の思い出がある人、
結構いるんじゃないでしょうか。アクティブレスト
2022-05-06GWも後半に差し掛かりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。3年ぶりに制約のないGWということで、
旅行や帰省の動きが活発化しているようですが、
私はどこへも行かず、自宅でのんびり過ごしたり、
誰もいないオフィスで溜まった仕事を片付けたりしてます。電話やチャットでの対応はありましたが、
MTGや打ち合わせの類は1本も入っておらず、
公私ともに気になっていたホコリをきれいにできてスッキリ。
やはり体にはアクティブレストが一番です。頭で考えるか、心で考えるか
公募DXプロジェクトを進めるにあたり、
B2CとB2Bの両面からビジネスやサービスを定義し直しています。両者(B2C/B2B)の違いはいろいろあるのですが、
新しいビジネスやサービスを企画する難易度を比較すると、
B2Cの方が難しい気がします。なぜか?
B2Bは企業対企業もしくは組織対組織で取引が成立するので、
費用対効果に優れているとか、
信用リスクは大丈夫かなど、
その取引がロジカルに説明されることが求められます。
逆に言えば、合理的であれば売上げは上がる。これに対して、
B2Cで企業の取引相手になるのは一般ユーザー。
経済学においては消費者も企業と同様に合理的な行動をとる想定なのですが、
現実世界は必ずしもそうとも限らない。
何の役にも立たないゆるキャラグッズがバカ売れしたり、
高いお金を払ってあえて大混雑する真夏のテーマパークに出かけたり。
その根底にあるのは、それを好きとか、したいなどの人の心です。つまりは「頭で考えるか、心で考えるか」の違い。
B2Bは頭で相手を理解できれば成功する確率は上がりますが、
B2Cは心で理解していないとまったくユーザーに響かないまま終わる。公募ガイドに来て8年が過ぎましたが、
B2Cがいまひとつパッとしないのは、
そのあたりに原因があると考えています。公募DX始動
2022-04-22社内で公募DXプロジェクトが立ち上がりました。
プロジェクトは外部のUI/UXデザイン事務所にご参画いただき、
1年かけて進める計画。
昨日はそのキックオフ兼ワークショップでした。さらに、担当してくださるデザイナーさんが、
「こういうの、大事です!」
と言って事前に作ってくれたクリエイティブがこちら。PNGで貼り付けてますが、
Figmaだとアニメーションと音がついていて、
メンバー大喜びでした。ようやくスタートが切れそうです。
入社式
2022-04-01今日、2名の新卒社員が入社し、入社式を行いました。
式の企画と運営は2年目の先輩社員が担当してくれて、
「自分たちのときより、いいものを」を合言葉に、
楽しい催しに仕上げてくれました。
確実に昨年よりバージョンアップできたと思います。さらに来年は、今日から参画してくれた新卒社員たちが、
「今年よりもっといいものを」という思いをもとに、
新しい人たちをお迎えする…そういう現状に満足しない風土が、
社内で浸透していきますよう。せっかちは損
2022-03-29昨日、夜9時半ころに会社を出たら、
増上寺の三解脱門から枝垂れ桜のライトアップが見える。普段は真っ暗なので、
「なに⁉」と吸い寄せられる感じで境内に入ってみたら、
何台ものカメラの前にピアノやドラムがセットされていて、
音楽番組の撮影らしき雰囲気でした。スタッフさんが「リハ、入りまーす」と言っていたので、
ちょっと待てば誰かの演奏が聴けるかも、とも思いましたが、
せっかちな私は待ちきれず、
写真だけ撮ってその場を後にしました。帰りの電車で調べてみたら、
NHKの特番で平原綾香さんが「春よ、来い」を歌うらしい。時間は10時ちょっと過ぎ。
「今ごろ、歌ってるのか」と考えると、
ああ、俺ってなんて残念なやつなんだ、と思えてくる。
ちょっと待てば聴けたものを。
まだちょっとくよくよしています。