
問いをつくれ。
社長ブログ
入社前後の社風ギャップ
2022-11-24公募DXプロジェクトの影響もあってか、
喫緊でサービスや業務フローの見直しが迫られています。というか、公募DXをやる前も、
ずっーと新規事業にチャレンジしたり、
既存事業の見直しをやり続けている感じで、
この会社に来てから過渡期じゃない時がない気がする。
ぐちゃぐちゃしていて内容物が固まっていない、
蛹のような状態と言いますか。正直、そこに人の入れ替わりもあって、
余計にぐちゃぐちゃ感が拭えない。そういう変化やチャレンジを楽しめる人にとっては、
うちはとても面白い会社だと思いますが、
安定やルーティンワークを好むような人にとっては、
落ち着かない社風なんだろうなとも思う。外から見ると、古くからある出版社で、
これからの才能や地方を応援していたり
(学生さんの言葉を借りると弱者に目を向けているということらしい)、
かわいらしいヤギがキャラクターになっていたりで、
やわらかい印象なのかもしれませんが、
実際はアウトプット主義でかなりベンチャーに近い社風です。採用活動でこのギャップをいかに埋めるか、
そのあたり課題だなあと考えています。内定者へのユーザーインタビュー
2022-11-16今年の4月からスタートした公募DXプロジェクトも、
残り1/3ちょっとのところまできました。残り1/3といってもそれは期間的な話で、
スコープとして2/3が完了したということではないのが、
ちょっともの足りなくはあるのですが。それでも出来上がったプロダクトや、
プロジェクトメンバーとの「あーでもない、こーでもない」は確実な成果となっていて、
長い間もがき苦しんできた中から、
何か掴みかけている気もしています。明日は来春入社予定の内定者の子たちをインタビュイーとして、
検討中アプリのモックをレビューしてもらいます。彼らからどんな意見が出てくるのか、
また彼らがうちのミーティングに対してどんな感想を抱くのか、
いろいろ楽しみです。PDCAって挫折感しかない
公募DXプロジェクトで、
ほんとに小さくて些細なことでいいから、
とにかくピンポイントでユーザーに刺さるような、
そんな突破口を探しています。その中で気をつけているのが、
「PDCAのお手伝いします」みたいな風にならないこと。少なくとも私の経験においては、
「PDCA=挫折感」でしかなくて、
うまくいっている人ってどれくらいいるんだろうと思う。だから「目標とする公募を決めて、それに向けてスケジュールを逆算して…」
みたいなサポートサービスは絶対やりたくない。
目指したいのは「何となく続けてきたけど、振り返ってみたら道ができてる!」
みたいなサービス。どこまで当事者(ユーザー)になりきれるか。
結局はそこに尽きると考えています。Kouboプランナー、リリースしました
2022-10-20本日、コンテスト運営SaaS「Kouboプランナー」をリリースしました。
まだβ版的な位置づけで、
機能や使い勝手などは春に向けて改善していかないといけませんが、
直感的にめっちゃ引き合いがありそうな気がしてます!最近あんまりいいことがなかったけど、
久しぶりに嬉しいニュースで、
ちょっと泣きそうになりました。開発をお手伝いいただいているパートナーの皆さま、
プロジェクトメンバーのみんな、
本当にありがとう!公募DXプロジェクトも折り返しですが、
次はKouboアプリ開発に向けて進んでまいります。日本企業のロゴは文字ベースが多い
公募DXプロジェクトの一環として、
公募ガイド社のリブランディングを進めています。今日もお願いしているデザイナーさんと打ち合わせしていたら、
「日本企業は文字主体のロゴが多く、海外企業はシンボルマーク主体ですね」
という話になり、
気になった私は教えてもらったインターブランド社のサイトで、
実際にカウントしてみました(全部で100社)。ロゴタイプ(文字)のみ:43%
ロゴ+シンボルマーク:37%
シンボルっぽいロゴ:18%
シンボルマークのみ:2%ロゴタイプの代表例は「SONY」とか「Panasonic」などですが、
これに日清食品の「NISSIN」みたいなシンボルっぽいロゴもあわせると61%。「NIKE」や「apple」など海外企業がシンボル展開メインなのとは対照的で、
日系でシンボルだけなのは「トヨタ自動車」と「ヤマト運輸」の2社だけ。
ヤマトさんは以前このブログで紹介したこともある、
例のクロネコのマークです。社名が入ってなくてもそれとわかってもらうためには、
長い年月と不断のブラッシュアップが必要で、かっこよすぎ。
ミーハーですが、憧れてしまいます。
公募ガイド社もその日に向けて、
ブランドを育てていければと思います。バイアス
毎朝のルーティンで公募チェックをしていたら、
こんな公募を見つけました。わたしのまわりの「アンコンシャス・バイアス」
鳥取県男女共同参画センター「よりん彩」バイアスとは簡単に言えば「偏り」や「先入観」のことですが、
意識するようになったのは社会人になってから。
例えば、・データを分析する際はバイアスがかからないようなサンプリングを行う
・男は男らしく女は女らしく(ジェンダーバイアス)
・自分に都合良く推論を歪める(マイサイドバイアス)というようなことです。
行動経済学や統計においてバイアスの存在は大きなテーマでもあるので、
好き(嫌い?)というか、ずっと気になる事象ということもあります。先入観で判断せず、自分の考えや相手の発言にバイアスがないか意識する。
また、意図的にバイアスをかけて相手を思うように誘導しない。交渉ごとにおいてはときに自分に都合の良いデータを持ってきて、
相手を説得にかかることも多いですが、
相手のレベルが高いとそんなバイアスは簡単に見抜かれますしね。いずれにしても、バイアスについては、
これからもずっと意識しながら生きていくだろうと思います。披露宴にて
先週末の話になりますが、
社員の披露宴にお招きいただきました。ご両親や友人から語られるエピソードもそうですが、
お相手の方や参加された方々を見ているだけで、
彼がこれまでどういう人生を歩んできたのかを垣間見た気がして、
新鮮かつ印象がリセットされた気がしました。とても楽しかったので、
その流れで会社から参加していたメンバーと二次会に行きたかったのですが、
あいにくそのあと予定が入っていて、
後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
人の幸せをつまみに飲めるなんて、
最高なんですけどね。あともうひとつ心残りがあるとすれば、
冒頭の挨拶で話しはじめの「お喜び申し上げます」を噛んでしまったこと!
ううっ。自由研究
2022-08-16夏休みも終盤に差し掛かり、
宿題の進捗が気になる時期になりました。特にやっかいなのが、自由研究とか、読書感想文とか。
ドリルの類は息を止めてやればいいだけですが、
自由研究の類はそうはいきません。「これ!」という気の利いたテーマになかなか辿り着けず、
この段階で気持ちが萎えてしまいます。
「何でもいいって言っても、本当に何でもいいわけないでしょ」と、
子供が委縮しているのも気になる。デザインやコンサル系の仕事をしている人ならわかると思うのですが、
「なんでも自由に考えていいよ」といわれると、
逆にアイデアに詰まってしまうもの。
何かクライアント側に解決したい課題やテーマがあってはじめて、
いろんなアイデアやソリューション(解決策)が浮かんできます。私たちはこの課題やテーマを「心地よい制約」と呼んでいて、
公募でもこの部分の設計がよい(=テーマ設定がうまい)プロジェクトは、
集まってくる作品のクオリティが高い。創作系公募を夏休みの自由課題に代えるケースが多いのは、
そこの制約を求めてのことだと思うのですが、
単に情報提供するだけでなく、
公募ガイド社としてもっと積極的に携わるべきと考えています。披露宴に向けた二つの課題
会社の若手から結婚式の招待を受けました。
社会的な状況を踏まえて自粛していたようですが、
いろいろ悩んでこのタイミングで決断されたのだと思います。私は恐縮にも祝辞を述べる大役を仰せつかり、
「気の利いた時間にしなければ」というプレッシャーを感じています。それともうひとつ心配ごとが。
最近お腹まわりがまずいことになってきていて、
たまにスーツを着るたびにピチピチ度合いが増している。いま持っている礼服はマラソン全盛期に作ったので、
体脂肪率が一桁時代のもの。
たぶん、入らないだろうな…披露宴は来月の中旬。
それまでに衣装に体を合わせるのか、
あきらめて体に衣装を合わせるか。やるでしょ。
「季刊化」で2番目に出てくる
2022-08-057月の月次決算が締まり、
7/9発売の「季刊公募ガイド(第2号)」の結果が上がってきました。月刊が終了した1/9発売号、季刊初回の4/9発売号の頃は、
月次ベースでの損益がかなり暴れていて、
「いったいどっちへ転んでいくんだ⁉」と思っていましたが、
季刊2サイクル目でトレンドが読めてきて、
少し安心しています(良いか悪いかは別にして)。このご時世、月刊誌の季刊化は珍しいことではありませんが、
ネットで「季刊化」と検索すると、
Weblio辞書の説明に続いて、公募ガイドが2番目に出てくる!
で、その次がこの3月に季刊化した「美術手帖」さんで、
その次が昨年末季刊化の「Mart」さん。「○○号から季刊化になります」と事実関係だけをさらっと数行で開示しているケースも多い中、
うちはわりと丁寧に情報発信したつもりなので、
そのあたりが検索アルゴリズムに評価されているのかもしれませんが、
「こんなに上の方に出てきて、世間的にはどう受け止められるんだろう?」
とちょっと思ってしまいました。