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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

社長ブログ

  • 今日から9月

    朝、始業式の小学生たちが、
    夏休みの自由研究らしき大きな荷物を抱えて通学していました。

    いよいよ今日から9月。
    公募ガイド社は12月決算なので、第4コーナー手前といったところ。
    いよいよ年度のゴールが見えてきたのと、
    中期的な展開を考えていたら、
    モチベーションが上がってきました。

  • 作品のご紹介

    残業中みんなと話していたら、
    「美大でどんな作品をつくっているのか見てみたい」
    という声が結構ありました。

    なので、
    今日はデザイン系の作品を2点ほど見ていただきたいと思います。

    1点目は、
    「各自が設定したテーマに従って、カテゴリーを意識した3種類の蝶を制作し、名前と説明をつける」
    というグラフィックデザインの課題から。

    <蝶課題>
    作品事例_V1.0

    「市場衰退類 コンテンツ科」というテーマで、
    「本、音楽CD、家庭用ゲーム」という右肩下がりの3業界を蝶で表現し、
    絶滅危惧種リストである「レッドリスト」風にまとめました。
    (ここに至るまで、紆余曲折、いろいろありましたが、
    かなり長くなるので今回は割愛)

    2点目は、
    上記と同じグラフィックデザインの授業で作成した別課題で、
    「与えられたエレメント(ユニットパターン)を使って、
    人の基本動作である「歩く」「走る」「跳ぶ」の特徴を伝えるピクトグラムをつくる」
    というもの。

    <ピクトグラム>
    pct-final
    「●」「▲」「◆」のような32種類のエレメントを使って、
    1動作=5×5=25枚でピクトグラムを作成します。
    (これも200パターン以上ラフスケッチを作成し、最終的にどうするか、悩みに悩みました)

    と、こんな感じでやっています。

  • 昔は普通にやっていたのに

    家族が帰省しているので、しばし独身生活を送っています。

    炊事とか全くできないので、
    夕飯は途中で食べて帰るか、お店でお惣菜を買って帰るかのどちらか。
    (閉店間際の伊勢丹B1で半額になったお弁当を買うのが、
    ちょっとした楽しみになっています。)

    一人暮らしもそれなりに長く経験しているので、
    炊事、洗濯など家事は一通りやっていたのに、
    結婚して生活が変わったら、
    いつの間にか家事をやらない人間になってしまいました。

    昔は普通にやっていたのに、
    生活が変化していつの間にかやらなくなってしまう。
    本を読むこともそうだし、仲間と飲み歩くこととかもそう。

    必要性が小さくなって動機付けが弱くなるからなのか、
    環境と共に興味の対象が変化していくからなのか。

    いいか悪いかは別として、
    「熱意がなくなる」「枯れてくる」ということのように思えてしまいます。
    このブログも基本毎日書くと決めていますが、
    いずれ精神的に満たされて、更新が滞る日が来るのでしょうか。
    早くそうなって欲しいけど、ちょっと寂しいような…

  • 初体験してきました

    今朝、この年になって初体験をしてきました。

    そんなに大したことじゃないので、
    もったいぶらずに言うと、
    「傷を針で縫って」きました。

    田舎育ちで、普通に野山を駆け回っていたので、
    崖から落ちてケガをしたり、ヘビに噛まれたり、
    外傷は珍しいことではないですが、
    意外にも傷を針で縫った経験だけはありませんでした。
    (単に傷を放置していただけ、ということもある)

    今回のケガは、自転車の操作を誤り、
    自宅の外壁で腕やら指やらをガリガリっとやってしまったもの。
    思いのほか傷が深くて血が止まらなくなり、
    そのままだと見た目も痛々しいので、
    近所の皮膚科に行ったら、「縫った方がいいでしょう。」

    1週間くらいで抜糸できるそうなので、
    どんな仕上がりになるか、ちょっと楽しみです
    (なんか言葉の選び方が不謹慎ですね、すみません)

  • プレミアムフライデーは追い風になるのか

    今週も金曜日になりました。
    なんかちょっと嬉しいですよね、金曜日って。

    政府や経済界が検討しているという「プレミアムフライデー」。
    月末の金曜は午後3時に仕事を終えることで、
    夕方は買い物や旅行など、個人消費を喚起しましょうというものです。

    で、ふと思いました。

    「この施策、公募ガイドにとってプラス?マイナス?」

    創作活動や読書は余暇を使ってするものなので、
    余暇が増える施策は、基本的に公募ガイドにフォローなのですが、
    そうなると今度は他の余暇活動と時間の取り合いになります。

    実際、お盆がある8月は雑誌は売れにくくなりますし、
    公募ガイドonlineの閲覧数は平日より土日の方が減る傾向にあります。
    つまり、必ずしも「余暇が増える=公募ガイドにプラス影響」
    とは言い切れない側面があるのです。

    これから高齢者人口が増えるにつれて、
    「国内の総余暇時間」も増えていくはずなので、
    基本的には当社にとってフォローのトレンド。
    ですが、前述のように余暇の種類(長期休暇、すき間的な休息など)によっては、
    他の余暇活動とのカニバリも想定されるので、
    どういうモデルを描くか、いっつも考えています。

  • 決めた分しか走れない

    今月のランニング記録。

    10日くらいまで、
    スクーリングやら旅行やらで全く走っていなかったので、
    「月間の走行距離は目標に届かないか…」と思いながら、
    予定よりちょっとずつ長めに走っていたら、
    残り1週間、頑張れば目標に届きそうな感じになってきました。

    ランニングをはじめて5年半くらい、
    毎月、目標とする走行距離を決めて、確実にそれをこなすということをやってきました。
    目標を立てないシーズンオフを除けば、
    月初に立てた目標を達成できなかったことは一度もないので、
    今月もそのこだわりが下支えしてくれているのかもしれません。

    不思議なもので、
    目標が200km/月なら201~210kmくらいで着地するし、
    300kmなら301~310kmくらいでその月は終わります。
    月の途中までいくらハイペースでこなしていても、
    逆に遅れ気味で取り戻す展開になっても、
    終わってみれば「目標値をちょっとだけ超えたくらい」になる。

    目標を決めなければ走れないし、決めた目標以上にも走れない。
    結局はそういうことです。

  • 達成感を味わって欲しい

    私が通っているムサビのカリキュラム、
    履修は「1作品で1単位」が取得できるイメージです。

    今年度、私が申請した単位数は40単位。
    これを実質10か月で取得しないといけないので、
    月に4単位(≒4作品)ペース、
    つまり毎週なんらか作品を仕上げて合格していかないといけません。

    「単位取れればいいや」という気持ちで適当にやるならいいですが、
    どうせやるなら自分が納得したものを出したい。
    そして先生や周りの生徒から評価もされたい。

    出来上がった作品のレベルはさておき、
    気持ちだけはそんな感じでやっているので、
    特に締切りが決まっているスクーリング科目などは、
    毎回、死にそうになります。

    仕事にしても、趣味にしても、
    「モノを創る」というのは、とても苦しい作業です。
    「生みの苦しみ」と言うのでしょうか。

    ですので、創作をやっている人の大半は、
    この生みの苦しみを乗り越えることができず、
    ドロップしてしまいます。
    そして完成までたどり着いた少数派の人たちも、
    ほとんどが何ら評価されることなく、
    いつしかイヤになってトラウマだけを残して去っていきます。

    そんな創作する人達に、
    「作品ができた」
    「評価してもらえた」
    という達成感を味わって欲しい。

    公募ガイドという会社を運営しながら、
    自分も創作する立場となり、
    そんな風に思うようになりました。

  • 「生き方に影響を与えた本」ありますか?

    外部環境をおさえておくために、
    定点観測している指標や調査がいくつかあります。

    例えば、出版統計、出版年鑑などがそうですが、
    毎日新聞社が行っている「読書世論調査」もそのひとつ。
    その中に、面白いアンケートを見つけました。

    Q. 自分の生き方に影響を与えた本は何ですか?

    自分の生き方に影響を与えた本…
    まず、「あるか、ないか」で言えば、約3割の人が「ある」と答えています。

    そしてその中の第1位は、

    「赤毛のアン」(ルーシー・モード・モンゴメリ):13/560人

    以下、

    「人間革命」(池田大作):12人
    「聖書」:10人
    「こころ」(夏目漱石):7人
    「人間失格」(太宰治):7人

    と続きます。
    赤毛のアンが一位とはちょっと意外でした。
    触れたことが多い作品ほど、上位に来るということかもしれませんが。
    伝記は「ヘレン・ケラー」「野口英世」がそれぞれ6人、5人で、
    このあたりは定番ですね。

    私はと言えば、「人生に影響を与えた本」と聞かれて、
    正直、ぱっと思い浮かべることができません。

    どちらかと言えば「多読派」だったので、
    あれもこれもと読んではいたものの、
    結局のところ、
    何も心に刻み込まれていないということなのでしょうか。

    ここで含蓄のあるタイトルをご紹介できれば、
    かっこいいんですけどね…

  • 早すぎますかね?

    終わっちゃいましたね、オリンピック。

    甲子園も終わって、
    蜩がなきはじめて、
    カブトムシが☆になり、
    本当に寂しいですね、この時期の「祭りのあと」感。
    今年は五輪ロスも重なって、余計そう感じてしまいます。

    これでシチューのCMが始まったら、
    完全に秋冬モード。
    それまでに精神的な冬支度したいです、って気が早すぎるでしょうか。
    まだ30度くらい暑いですからね。

    ですが、根がビビりなので、
    そのくらいのイメージでいつも動いています。

  • 今さら「徒然草」

    今朝の春秋(日経新聞)に、「徒然草」が引用されていました。
    切り口は「オリンピック」。

    「こっそり練習し、うまくなってから披露するのが奥ゆかしい」という考えではものにならない。
    未熟なうちからベテランに交じり、けなされ、笑われても頑張ってこそ「ならびなき名を得る」。

    えっ、徒然草って学校で習ったけど、そんなこと書いてあったんだっけ?
    このブログでも引用したことがあるのですが(家の作りようは、夏をむねとすべし?)、
    実は全243段のうち、いくつかしか記憶にありません。

    気になって調べてみると、
    こんなに面白かったんですね、徒然草。

    筆をもてば何か書きたいと思い、楽器を手に取れば音を出したいと思う。
    (中略)
    信心が起こらなくても、仏の前に座り、数珠を取って経を開いていれば、
    怠けていても自然に仏の教えが身につくものだ。

    公募ガイドを読んで、
    「面白そう、応募してみたい」と思う人は多いでしょうが、
    実際には、ペンを持つことすらなく、終わってしまう人も少なくない。
    「まずはメモ帳でもいいから、書き出してみましょうよ」
    ということです。

    とまあこんな感じで、
    いいことがたくさん書いてある「徒然草」ではありますが、
    もうどうでもいいような俗っぽい話も結構あります。

    すごく優秀なのに、芋が好きすぎて遺産を全て芋にしてしまった僧。
    変人だけど、どこか憎めないよね。
    とか、
    男は妻を持ってはならない。
    やっぱり通い婚がベストだよね。

    とか。
    説教臭い話ばかりだとイヤになりますが、
    こういうのも入っていると肩の力を抜いて楽しく読めます。
    徒然草って随筆の元祖的な存在ですが、やっぱり学ぶところは多いです。