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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

社長ブログ

  • よくわからない話

    ちょっと嫌なことがありまして。

    それはビジネス的にうまく事が進まない、
    というようなことではなく、
    もっと基本的なこと。

    社会で生活していると必ず起こる事象ではありますが、
    なんかこう、もっとスッキリ生きたい。
    まあ、今日の件は全体感でいえば大した話ではないのですが。

    雨降って地固まって欲しいです。

  • シンプルで地味な生き方

    先日の木工基礎のスクーリングの件、
    後日談がありまして。

    出来あがった作品を普通に持って帰るのもつまらないと思い、
    家族に見せる前に、
    「この中でブッコ(家ではそう呼ばれている)が作ったの、どれだ?」
    と全生徒の作品が写っている写真を見せて聞いてみたら、
    見事に全員ハズレ。

    で、正解を教えたら、「やっぱり!!」
    「何が”やっぱり”だ、ハズレたくせに」と思いましたが、
    ハズレで選んだ作品は、
    わりと似た感じの質素な雰囲気のものばかり。

    どうやら私の作風って、
    よく言えばシンプル、悪く言えば地味な印象らしい。

    今回のブナコで言えば、
    あまりごちゃごちゃとデザインせず、
    ブナコ特有の木目の出方とか、底面から縁への曲面のつながりとか、
    そういうところにこだわりたくなる。

    パッと見のインパクトというより、
    よくよく見た時の説得力というのでしょうか。

    美術的な作品に限らず、ビジネス的な局面でも、
    「浅田さんはシンプルを旨とされているから・・・」
    というようなことを指摘されることがたまにあるので、
    基本、そういうのが好きなんでしょうね。
    それは今後も変わらないと思います。

  • 「居心地の悪さ」を恐れない勇気

    LGBTなど、
    昔と比べて「多様性」が問われる機会が増えました。

    組織においても、
    多様性はとても重要なキーワードだと思います。

    女性幹部の多い会社、
    学歴を問わない会社、
    人種や宗教…

    様々な研究でも、
    同質的な組織より多様性に富む組織の方が、
    高いパフォーマンスを生むことが証明されています。

    これ、頭では何となく理解できていても、
    経験上、現場で実践するのはとても難しい。

    何かプロジェクトや案件を進める時、
    気の合う仲間で編成したチームで進めるのと、
    個性バラバラの尖ったメンバーばかりのチームで進めるのとでは、
    どちらを選ぶでしょうか?

    同質なチームは居心地が良く、
    わざわざ摩擦や対立が生じる個性派ぞろいのチームには、
    普通は入りたくないですよね。
    だから採用も、自分と同質の人を選ぶ傾向になってしまう。

    逆に言えば、
    この対立こそがアイデアの広がりやリスクマネジメントには重要で、
    そこをうまくまとめてこそのマネジメント、
    ということかもしれません。

    そういう点において、
    今の公募ガイド社はわりと同質な組織になっているので、
    協調して進むことはいいことですが、
    組織的には改善の余地ありです。
    勇気のいることですが。

  • ネットにはない出会い

    今日から始まったAIエキスポに行ってきました。

    具体的に何をAI化しようとしているかは差し控えたいと思いますが、
    ああいう場所に行くと、
    世の中の動きを肌で感じることができるので、
    直接的にお目当ての技術やサービスに出会えなかったとしても、
    定期的に訪問するメリットはあります。

    やはりネットを使ったリサーチだけだと、
    思いもよらない出会いは期待しにくく、
    このあたりは、本屋さんでの新しい本との出会いに似ていますね。

    何か面白いことができそうな気がするので、
    早速、着手したいと思います。

  • ゴミ箱って必要でしょうか?

    新しいオフィスの運用ルールとして、
    「各人のゴミ箱廃止」を提案してみました。

    これが予想通りの反響で。

    「不便だ」
    「仕事にならない」
    「見た目キレイにすればいいってもんじゃない」
    など、今のところ反対意見しか聞こえてきません。

    私の頭の中にあるのは、
    「山」と「ヴィンテージマンション」です。

    山には基本的にゴミ箱はありません。
    各自のゴミは各自で責任をもって持ち帰る。
    だからなるべくゴミを出さない工夫もするし、
    時には人のゴミまで持ち帰ったりもします。

    ヴィンテージマンションもそう。
    ポストなどの共用部にゴミ箱が置いてあるマンションは多いですが、
    ヴィンテージマンションといわれる古いけど管理が行き届いて価値が落ちないマンションの共用部には、
    ゴミ箱がないケースも多い。
    勝手に放り込まれたチラシでも、
    自分の郵便受けに入ったからには、その人が責任もって処分しましょう、
    ということなのでしょう。
    その意識の高さが、マンションの価値を維持する源泉となっています。

    ゴミ箱を置かないことが、
    かえってゴミ箱以上の効果を生み出す

    競馬場とか、いつもそうなるとは思わないけど、
    この二つの事例は、それが当てはまる好例ではないでしょうか。

    そしてなにより、
    むしろ個人的にはこちらの方が重要なのですが、
    「便利か、不便か」と言われれば、
    ひょっとしたら不便なのかもしれないけど、
    そういうものごとの考え方っていいなあと。
    山に登る人も、
    ヴィンテージマンションに住んでいる人も、
    そういうところに美学を感じているのではとも思います。

    この問題、みなさんはどうお考えになりますか?
    社員の皆さんにも考えて欲しいです。

  • なんか、ぼやけている

    最近、自分の経営感覚が、
    「ぼやけてるな」と感じています。

    新しい事業を考える時、
    いつもの自分なら、

    ・どんどん書きたくなる原稿用紙
    ・工具完備。遠慮なく汚せる貸アトリエ

    など、ピンポイントでサービスにアプローチするのに、
    最近の自分は、
    「プラットフォーム」的な壮大なモデルをついつい考えてしまいます。

    なんか、ぼやけてる気がする。
    もっとニーズを絞り込んで、
    総花的にならないようにしないと。

    プラットフォームは将来的な展開として視野に入れておく必要はあるけど、
    人とお金に制約のある現状で、だぶんそれは無理。

    外から公募ガイドを見ていた時と比べて、
    ずっとリアルな感覚で戦略を考えられるはず。
    原点に立ち戻れ、俺!

  • つぶやき

    このブログ、基本毎日書き続けていますが、
    それは尊敬してやまないある経営者の影響を受けています。

    マネックス証券会長の松本大さん。
    私の知る限り、1999年の創業から今日まで、
    たったの一日も休まず、
    コラム「松本大のつぶやき」を書き続けておられます。

    「つぶやき」はマネックスから送られてくるメルマガに入っていて、
    内容もさることながら、
    「毎日毎日、この人すご過ぎる…」

    そう思っていたのが30代前半。
    以降、ケータイをスマホに変えたりで、
    何となくマネックスメールはご無沙汰になっておりました。

    で、40代半ばでブログを始めることになった時、
    まず思い出したのが、この「つぶやき」です。
    調べてみたら、
    以前と変わらず書き続けられている。

    「よし、どこまで松本さんに追いつけるか、やってみよう」
    そんな気持ちでスタートしましたが、
    現実はそんなに甘くなくて、
    たった2年半くらいで、
    もう既に何回か休んでしまっています…(泣)

    ちなみに私が初めて証券会社の口座を開いたのもマネックス証券。
    「こんなすごい人が立ち上げた会社なら、
    間違いなくいいサービスを提供してくれるに違いない」
    と投資人生もここからスタートした感じですね。

    自分の中では、
    孫さんと並ぶビジネス界のイチローみたいな存在で、
    かなり影響を受けていると思います。

  • 心配はいりません。

    宮里藍さんがモチベーション低下を理由に引退を表明。
    浅田真央さんもそうだったし、
    ジョコビッチの最近の低迷は、
    生涯グランドスラム達成でモチベーションが下がってしまったのが理由と言われています。

    先日、銀行の担当者(銀行一筋40年のベテラン)との雑談でも、
    似たような話になりました。

    「いやー、だいたい経営者の人って、大変な時期は一所懸命やるんだけど、
    軌道に乗り出すと意外と飽きちゃう人が多いんですよ。
    他のいろんなことに手を出したりしてねー。」

    なんかちょっとわかる気がします。
    達成感という面でも、経済的な面でも充たされた時、
    上場するとか、全国制覇したいとか、NYに店を出したいとか、
    固執できる目標がない限り、確かに続かないだろうなーと。

    自分自身、仕事にしても、趣味にしても、
    ある程度自分が納得できる成果が残せたら、
    ちょっと横に次の新しい目標が自然と湧いて出てきて、
    そっちに努力をシフトしながら、
    そこで結果を出す、を繰り返してきた気がします。
    10年以上かけてたった一つを極めるって、
    なかなかできないです。

    まあ、公募ガイドはまだまだそんなステージじゃないし、
    目標もそれなりにでっかいので、
    まったく飽きるレベルにはなく、そんな心配は無用なのですが。

  • 悩み

    「アイデアはあるけど、お金も人もない」
    のがベンチャーの常。

    公募ガイド社は創業41年なのでベンチャーではありませんが、
    第2創業と位置付けて、
    ビジネスモデルを大きく変えようとしているので、
    実質的にはベンチャーみたいなもんです。

    どこかのスタートアップ企業が「2億円調達したぜ!」とかいう話を聞くと、
    「いいなー、羨ましいなー」と思う反面、
    ファンドからの資金調達は最もコストが高いことは、
    ファイナンスの世界では常識なので、
    「できればそうじゃない手段で」いう欲もある。

    だけど、
    もたもたしていると成功する確率はどんどん下がっていくし、
    経済の世界では時間はお金で買えることを考えると、
    それなりのファイナンスを実施して、
    いち早く勝負に出た方がベターかもしれない。

    真に経営者のセンスが問われるところ。
    悩んでいます。

  • 今日の一針、明日の十針

    最近、緩やかですが朝型にシフトしたら、
    少し仕事のサイクルが良くなった気がします。

    帰る時間という締切り効果が大きいですが、
    「取っ掛かりだけやって、途中で帰る」というのも結構大きい。

    「キリがいいところまで」やって帰ると、
    次の日、新しいタスクの立ち上りが結構重かったりしますが、
    「前の日の続きから」やる感じだと、
    わりとスムースにタスクに入れます。

    「今日の一針、明日の十針」って、
    「すぐやればいいことを先延ばしにすると後で苦労する」
    というような意味と思いますが、
    「最初の一を今日やっておけば、明日の十がラクになる」
    という教訓のようにも思えます。

    といいつつ、今日は遅くなってしまった~
    もう帰ります。