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ceo blog社長ブログ

  • 卒制の進捗

    何となくですが、
    卒業制作のテーマが決まりつつあります。

    これまでに学校に提出した卒制の企画書は2回。
    1回目は締切りに追われ、自分でもふわふわ固まらぬまま、「えいやっ」で提出。
    先生から「浅田さんのご経験や、これまでの作品を見る限り、ダイアグラム※的なアプローチがいいのでは」
    というアドバイスをいただく。
    ※複雑で伝わりにくい情報などをわかりやすく視覚的に表現する手法。インフォグラフィック。

    そのアドバイスを踏まえ、考え直しの2回目を提出したのが先週。
    まだフィードバックはもらえていませんが、
    自分では、楽しみながら、しかも大学の卒業制作として取り組むに値する、
    興味深いテーマが見つかったような気がしています。

    先生からどんな評価をされるかわかりませんが、
    具体的なテーマ設定から作品化まで、
    制作の進捗をここで共有していけたらと思っています。

  • これでは示しがつかない

    このところ、机の上が散らかっています。

    会社では「整理整頓!」と指導している手前、
    自分のデスクがこんな感じだと示しがつかない。

    仕事で使う資料はすべて本棚に格納できているのですが、
    美大の卒業制作に向けた参考資料を収納するスペースがなく、
    仕方なくデスクに山積みになっているのです。

    いつまでもこんな感じで放置するのは悪なので、
    断捨離してスペースを確保しないといけません。

  • イヤな予感はなぜか当たる

    今朝は11時に新宿にあるクライアントを応報予定。
    現地で同行予定のメンバーと10分前に待ち合わせでした。

    9時55分、同行予定メンバーからtel着信。
    何だかいや~な予感がしました。

    「浅田さん、今どちらですか?」
    「えっ、オフィスですけど?」
    「10分前に**ビルのエントランス集合でしたよね!?」
    「…」

    やってしまいました。
    そうです、完全に1時間、間違えていました。

    焦りに焦り、
    猛ダッシュで先方に向かいましたが、30分の遅刻。
    そこまでの流れがわからないので、
    打ち合わせで気の利いた発言もできず、申し訳ない限り…

    この後の交渉がうまく進み、
    事なきをえるのを願うばかり。
    イヤな予感ってなぜか当たってしまいます。

  • 社長はゴールか、スタートか

    お盆モードの通勤電車は空いていて、
    小さな子供の姿も目立ちます。
    今朝、私の乗り込んだ車輛のドア付近にも、
    幼稚園くらいの男の子連れの家族らしき3人が立っていました。

    1つ先のターミナル駅に到着後、

    「それじゃ、気を付けて。」
    「あなたも。」

    ひとりだけ違う雰囲気の服装だと思ったら、
    お父さんだけ会社に行くみたいです。
    で、お父さんが開いたドアに向かって歩き出した時、

    「がんばって、ぶちょうになってねー!」

    思わずみんな、
    そちらを見てしまっています。

    「やだ、やめてよ。みんな見てるでしょ!」

    社長じゃなくて、部長というところがリアルです。
    お父さん、40歳前後ですかね。

    それで思ったのですが、
    昔と比べて役職に対する価値観って、
    ずいぶん変わったなあと感じます。

    昔はいい会社に就職して、出世することが勝利の方程式。
    究極のゴールは社長です。

    それが今、
    ひとつの会社で勝ち残りたいという価値観はマイノリティとなり、
    そもそも1円で会社は作れてしまうので、
    社長になりたければ誰でもなれる。
    つまり、社長はスタートでしかありません。

    うちの社員でも、「社長になりたい」と思っているメンバーっているんでしょうか?
    (もしいてくれるなら、それはとても嬉しいことですが)
    私自身を考えてみても、
    いつまで経ってもゴールには辿り着けず、
    公募ガイドに来てからずーっと走りっぱなし(笑
    「やり遂げたな」と思える日は、まだまだ来そうにありません。

    ちなみに、さっきの話の残されたお母さんと子供。
    そそくさと別の車輛に移っていったのでした。

  • 黒歴史

    50歳を前にして、大学や会社の同期や、
    仕事で知り合った方々が企業の要職につくことが多くなりました。
    先月も昇格した知人がいて、
    新聞の人事欄に掲載されていたみたいです。

    気にしてみている人は少ないかもしれませんが、
    新聞の企業ページには人事欄があり、
    大手企業を中心とした異動情報が掲載されています。

    特に7月、10月の異動シーズンにはたくさんの情報が掲載されていて、
    私が新入社員だった頃は、
    毎朝、この人事欄をチェックすることが日課となっていました。

    で、お取引先の役員の異動を発見したら、
    「ご昇進おめでとうございます。…」
    という祝電を、相手の「格」に合わせたこちらの役員名で打つ。

    そしてたまにはチェックし漏れることもあって、
    あとで上司に怒られたりもする(笑

    電報というテクノロジーもさることながら、
    取引先の役員人事を平社員が毎朝チェックして対応するという時代感…

    当時、隣の部署の先輩から、
    「浅田君、そんなの意味ないし、やめるように課長に言ってみたら」
    と言われていたので、その頃から既に時代遅れの業務だったと思います。

    それでも、まだ従順だった?当時の私は、
    朝のチェックを欠かさず、見つけたら祝電を打つ。
    懐かしいけど、あまり人に言いたくない黒歴史です(笑

  • シンプルで地味な生き方

    先日の木工基礎のスクーリングの件、
    後日談がありまして。

    出来あがった作品を普通に持って帰るのもつまらないと思い、
    家族に見せる前に、
    「この中でブッコ(家ではそう呼ばれている)が作ったの、どれだ?」
    と全生徒の作品が写っている写真を見せて聞いてみたら、
    見事に全員ハズレ。

    で、正解を教えたら、「やっぱり!!」
    「何が”やっぱり”だ、ハズレたくせに」と思いましたが、
    ハズレで選んだ作品は、
    わりと似た感じの質素な雰囲気のものばかり。

    どうやら私の作風って、
    よく言えばシンプル、悪く言えば地味な印象らしい。

    今回のブナコで言えば、
    あまりごちゃごちゃとデザインせず、
    ブナコ特有の木目の出方とか、底面から縁への曲面のつながりとか、
    そういうところにこだわりたくなる。

    パッと見のインパクトというより、
    よくよく見た時の説得力というのでしょうか。

    美術的な作品に限らず、ビジネス的な局面でも、
    「浅田さんはシンプルを旨とされているから・・・」
    というようなことを指摘されることがたまにあるので、
    基本、そういうのが好きなんでしょうね。
    それは今後も変わらないと思います。

  • 実用第一号

    ちょうど一週間ぶりの更新になりますが、
    美大のスクーリングに参加しておりました。

    今回の科目は「木工基礎2」。
    「巻き上げ技法」という手法を使って「盛器」を製作しました。

    巻き上げ技法といっても「?」ですよね。
    巻き上げ技法はもともと「ブナコ」といわれていた木の加工法で、
    無垢として使いにくい「ブナ」を有効活用するために考えられた手法です
    (現在は「BUNACO」として商標登録されている)。
    東北由来なので、ブナの子でブナッコ、またはブナをコイル状に加工するのでブナコ。

    まずは、テープ状に裁断された木材をつなぎ合わせていきます。
    ※机にバサッと置かれているマステのような木材をつないでいきます。
    木製テープ

    次に、つないだ木材をぐるぐるに巻き上げます。
    ※ブナとウォールナットの2色で仮巻
    巻き上げ

    バームクーヘン状に巻き上がった材料を、
    型を使って出来上がりのイメージに成形し、ボンドで固めます。
    ※高台に本巻したので、仮巻とは色味が逆に出ます

    あとはカンナとサンドペーパーでひたすら磨き上げ、
    塗装を施したら完成です。
    ※私の作品:(大)みかん用(小)あめ用

    工程をかなり端折っているので、大した作業ではないように感じますが、
    実際は6日がかりの製作なので、
    企画・図面引きから始まり、素材加工、成形、仕上げと、
    それなりに手が掛かります。

    特に巻き上げは力(コツ?)が必要だったり、
    カンナやサンドペーパー掛けはひたすら同じ動きだったりで、
    後半はかなりの生徒が筋肉痛になっておりました。

    ちなみに他の生徒の作品はこちら↓
    ※私のは手前の列、右の2つ。いつもながら地味な作風です…
    DSC_0095

    せっかく美大に通っているのに、
    実際に家で飾ったり、使ったりしている作品はいまだ一つもなく、
    今回の盛器が実用第一号になりそう。
    壊れずに長く使えると嬉しいです。

  • やはり当時から優秀だったんですね

    JAGDAが企画運営している、
    「日本のグラフィックデザイン2018」に行ってきました。

    会期が今月末までなので、
    今日くらいしか行ける日がないなーと。
    約300作品が掲載されていて、
    卒業制作を控えた私にとっても、いろいろと参考になります。

    会場の中にはムサビのラウンジも併設されていて、
    来春開設予定の造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の紹介を中心に、
    過去の取り組みなどが紹介されておりました。

    cof

    その中にこれまでの授業のアーカイブ本があり
    (授業の内容に加え、当時在籍していた生徒の作品と氏名も掲載されている)、
    何気なくめくってみたら、
    自分の知っている名前がけっこう出ているではありませんか!

    cof
    ※ダイアグラムの授業アーカイブ本

    知っているというのは世間的な有名人ということではなく、
    今、学校で教わっている先生だったり、
    仕事でお付き合いのあるデザイナーさんだったり。

    「へー、学生の頃、こんな作品作ってたんだ」
    とひとりでニヤニヤ。
    今の自分と同じようなことやってる(あたり前ですが)

    でも、ここに参考作品として掲載されているということは、
    レベルが高いからそうなる訳で、
    みなさん、やはり学生の頃から優秀だったんだなあ。

    今度お会いしたら、話してみようかなと思います。

  • 如来と菩薩

    週末、テスト勉強をしていたら、
    「過去にこんな問題が出たらしいよ」と仲間が教えてくれました。

    「仏像には如来と菩薩があるが、
    それぞれの服装の違いとその理由について説明せよ」

    如来と菩薩の違い…
    今まで考えたこともありませんでした。

    kouka_012_01
    薬師如来(正福寺)

    mirokubosatu
    弥勒菩薩(興福寺)

    確かに違いますね。
    如来は薄い衣一枚でシンプルなのに対して、
    菩薩は美しい衣に首飾りなどの装飾など、わりと派手めです。
    髪型や手の形も違っていたりします。

    簡単にまとめると、

    如来=悟りを開いた仏様(最上位)
    菩薩=悟りを開くべく修行中の仏様

    服装・装飾の違いは、
    「悟りを開いているから飾りなど必要ない」かどうか、
    ということのようです。

    で、冒頭の設問には問2があって、

    「その理由がわかるよう、小学高学年を対象とした美術館での鑑賞ガイドを作成しなさい」

    まずは各自が気づいた違いを発言してもらって、
    次に真似してポーズをとってみたり、
    どんなことを言いそうか、セリフを考えてみたり、
    そんな感じになるのでしょうか。

    次回、お寺に行ったら、
    きっと凝視して見分けてしまうと思います。
    ※結局、この問題は出題されませんでした…

  • 3連休、熱中症にはお気をつけください

    明日から3連休。
    ものすごく暑いらしいですが。

    私は海の日に美大の科目試験を2科目受けないといけないのと、
    6月に実施した展示会の報告書の作成もまだなので、
    涼しいオフィスをお借りして、
    課題制作とテスト勉強に取り組む予定です(泣

    仕事では今週も本当に色々とありましたが、
    何とか気持ちも持ち直し、
    とりあえず穏やかな気持ちで週末を迎えられそう。

    みなさま、くれぐれも熱中症には気をつけて、
    楽しい連休をお過ごしください。