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モラトリアム
コロナ禍のこの状況は、
一種のモラトリアム(猶予期間)だなあといつも思います。モラトリアムには大きく二つの使われ方があって、
ひとつは金融的な「支払い猶予」、
もうひとつは心理学的な「決断の猶予」です。企業や個人は政府や自治体の資金支援により、
借金や経費の支払いを一時的に猶予してもらいつつ、
次への備えを行っている。また一方では、この特別な状況を免罪符として、
本来ならやるべきことについて、
先送りしたり目をつぶったりするような、
モラトリアム症候群的な側面もある。「ピンチをチャンスに」はきれいな言葉ですが、
一事が万事、そんな前向きには行動できないわけで、
私の中にも少なからずそういう部分はありますね。まあ、外部環境的にはモラトリアムにあったとしても、
確実に時間は過ぎ、人は死に近づいていきます。
やはりモラトリアムは若い人の特権と考えて、
おじさんは頑張るしかないか。公募ガイドをどこで作るか
パソナ社の淡路島への本社移転。
・コロナ感染リスク対策
・東京一極集中リスク対応
・オンライン技術の進展などが理由のようです。
もともとパソナ社は淡路島で様々な活動をされてきたり、
逆に日本経済の中心・丸の内で牧場や田んぼを作ったり。
「地方と東京」や「第一次産業と第三次産業」の融合に積極的なイメージですが、
地方移転の流れが、中小企業や個人に留まらず、
大企業の本社にも起こりはじめた。公募ガイド社はどうしようかな。
地方移転もいいですが、海外展開も実現したい。
「作ること」をビジネスの根幹に据えているので、
文化や考え方の異なるエリアに拠点を置く効果は計り知れないと思うので。
必ずしも都心のオフィスが必要ない延長として、
日本語のメディア運営は海外にいてもできるでしょう。メディア部をニューヨークやロンドンに移転したら、
ぜんぜん違う冊子が出来上がると思います。夏の終わり
今日で8月も終わり。
今年はオールジャパンで変則的な夏休みだったと思いますが、
最終日に子供たちが宿題に追われる姿は、
普遍的な光景のような気がします。
大人でも仕事は締切りギリギリになってしまうものですからね。私は夏休みの宿題どころか、
To Doリストが何年か分、積み上がってしまってます(笑
せめて3年遅れくらいでは実現にこぎつけたいものです。秋冬への畏怖
2020-08-20最近、少しだけ早起きして、軽い運動をしています。
日が昇ってくると暑くてやってられないのですが、
早い時間や日陰は意外に爽やかで、
気持ちよく過ごせる瞬間があります。蝉も「ジージー」が大半ではありますが、
たまに「カナカナ」という鳴き声が混じっていたりで、
確実に季節の変化を感じます。まだまだ猛暑日が続く中、
例年以上に秋冬の気配に敏感になっているのは、
いつもと違うリスクへの畏怖からかもしれません。モーリシャス沖の船舶事故
2020-08-19モーリシャス沖の重油流出事故。
二つの観点で気になっています。ひとつは経営リスクの観点。
国際条約では事故の責任は船主が負うことになっているようで、
今回のような多額の賠償を伴う事故リスクに加え、
船舶という大型アセットを抱えながらのそもそもの事業モデルについて、
どうリスクマネジメントしているのか。当然、保険や証券化などを活用しているのでしょうが、
少し調べたところ、
今回の船主は大資本ではなさそうなので、
とても気になります。もうひとつの気になる観点は、モーリシャスという国。
私、新婚旅行の訪問先なのです。
観光が経済のメインとなっている国なので、
貴重なサンゴやマングローブなど、環境や経済への影響はどうなるのか。「2度は行けないところへ」というコンセプトで選んだ旅先でしたが、
いろいろ気になっています。悩む…
夏休みに計画している小旅行。
宿の無料キャンセル期日が迫っています。昨日行った床屋さんの店長とどうしようか話していたら、
彼は「絶対、行くべきです!」先週、実家のご両親に反対されながらも、
(実家立ち寄りなしの)お墓参り&小旅行をしてきたということで、
旅館やトウモロコシ狩りの農家さんにすごく感謝されたとのこと。自身もお店を経営しているので、
お客さんが来てくださるありがたみがわかるのだと思います。
経営者目線ですね。私はもう少しマクロ視点で、今年の夏は移動自粛派。
でも個人としてはそろそろ自粛の限界で、
正直、どこか旅行に行きたい。週末じっくり検討したいと思います。
人事評価制度
2020-08-13セブンイレブンが売上高をメインに指標としていた人事評価を見直すようです。
これまで評価の7割を占めていた売上高や利益目標について、
3割程度に引き下げるとのこと。コンビニ業界は、19年を境に店舗数が減少に転じ、
さらにコロナ禍で人々のライフスタイルが変わり、
画一的な店づくりからの脱却が急務ということなのでしょう。ちょうど今、例年の3か月遅れでMBOプロセスを進めていますが、
とりあえず次年度については売上や利益を評価指標から除外しました。
外部要因が大き過ぎて、
個人のパフォーマンスを適性に評価できないですからね。1970年代以降、
ざっくり「年功型」→「職能型」→「成果型」と変遷してきた人事評価制度ですが、
大きな転換期を迎えていると思います。情報不足が一番のストレス
2020-08-06なかなか落ち着かない状況が続きます。
私自身に関して言えば、一番のイライラポイントは、
「いつまでたっても情報レベルが上がってこない」という点です。未知の新型ウィルスですから、
ウィルス特性、感染の状況、治療や対策法など、最初はすべてがわからないことだらけ。国内で症例が確認され始めた2-3月なら、
「とにかく考え得る対応をするしかない」というスタンスも止む無しですが、
半年が過ぎた今なら感染に関するデータはかなり溜まっているはず。「検査数が増えているから感染者数も増えている」という説明も腑に落ちないし。
「密」でも感染しやすいケースとそうでないケースを実データから具体的に説明できるわけで、
「3密を避けよう」とか「夜の街関連」といったふわっとしたレベルは卒業したい。情報を集め、仮説検証を繰り返す。
そのプロセスを開示してくれるだけでも、個人的には安心できるのに。今こそ「排除いたします」でしょ
「ウィズコロナを前提とした生活様式を」と言われます。
でもなあ、どこかリアルに感じないんですよね。
例えばコンサート会場などで、
「4席に1席を使用する」対策を打ったとして、
単純に考えると回転率か客単価を数倍に上げないと、
収支はもとの水準に戻らないですよね。
客単価や回転率を数倍に上げるって、経営的にはなかなかのハードルです。デリバリーやオンラインに舵を切る?
それも限界がありますよね。すべてを1/4スケールで完結させる?
国民所得が1/4になるので、質素なライフスタイルになりますが、
それでいいんでしょうか。
というか1/4じゃ暮らしていけないですよね…ある学者さんが、
「ウイルスは外来種と一緒だから、もとのすみかではおとなしいが、違う場所では爆発する。
だから、そもそも共生は無理で、排除しなければならない」と言っていました。ウィズとか共生とか、耳ざわりのいいことばっかり言ってないで、
「天然痘の前例にそって、新しいウイルスは人間社会から排除いたします」
そんな流れにならないかなあ。ポテサラ
ネット上で「ポテトサラダ」議論をみました。
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「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。
私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら。
(みつばちさんのツイッターの投稿から)
---この投稿を見て「わかるよ、みつばちさん」と思ったものの、
私が同じ行動をとったとしても、
女性と同じ側に立ってあげることはできない。
どう行動するかな?全然関係ないですが、
若いころはポテトサラダはあまり好きではありませんでした。
ご飯にあわないので。それが今では、かなり好きなお惣菜のひとつ。
お通し三種のひとつがポテサラだったら、ちょっと嬉しい。
入りにぴったりですからね。ああ、こんなことを書いてたら、
無性にポテサラ食べたくなってきました。
スーパーで買って帰ろう。