Logo

ceo blog社長ブログ

  • 年をとると涙もろくなる?

    夏の高校野球が終わりました。

    ニュース番組なども含め、
    今年はわりとテレビでみていた気がするのですが、
    それでふと思いました。

    「悔し泣きすることってなくなったな…」

    自分の感情をコントロールできるようになったからなのか、
    泣くほど悔しい思いをすることがなくなってしまったからなのか。

    そのかわり、他者への感情移入で込み上げることは確実に増えました。
    特に「ひたむきさ」、「別れ」はキーワードですね(笑)
    スポーツ選手の努力とか、お葬式とか。

    年を重ねて人生経験が増えると、人に感情移入しやすくなったり、
    「男は人前で泣いてはいけない」という圧力が弱まったり、
    そのあたりが影響していると思います。

    ところで甲子園。
    優勝した東海大相模の小笠原選手が、
    インタビューで「苦しかった思い出しかないです」とだけコメントしていました。
    あまりにもわかりすぎて、一気にファンになりました。

  • マイナンバー制度

    来年1月から、マイナンバー制度の運用がスタートします。

    会社としても何らか対応が必要と思うのですが、
    今のところ、ほぼ手つかずの状態です。

    影響ありそうなポイントとしては、

    対クリエイター:報酬等の支払調書作成
    対従業員:給与所得の源泉徴収票作成、健康保険、厚生年金保険、雇用保険の資格取得届作成

    といったあたりでしょうか。
    まずは勉強するところからスタートです。

  • 夏が売り上げのピークらしいです

    2015-08-18

    甲子園が盛り上がっていますね。

    同じくらい、とまでは言いませんが、
    最近テレビでよく見るのが、ランドセルのCMです。

    少子高齢化の影響もあって、ランドセル商戦はGWくらいからスタート、
    この時期が売り上げのピークらしいです。
    「6ポケット」(子供1人に両親・両祖父母の計6人の財布)のインパクトはすごいです。

    ランドセルは日本特有の文化で、
    海外からクールジャパン商品として人気があるとも聞きます。
    興味深いです。

  • ボロ家化する実家について考える

    2015-05-27


    昨日から、「空き家対策特別措置法」が施行され、
    安全面、衛生面でガイドラインに該当する空き家(実際はボロ家ですね)については、
    市町村が所有者に撤去を命令できるようになりました。

    なぜ、この話題をとり上げたかと言うと、
    私自身、数年前に空き家となっていた実家を売却した経験があるからです。

    実家はいわゆる田舎の戸建て住宅で、
    車がないと生活できないような地域に建っていました。

    子供が独り立ちし、高齢の両親は利便性の高い集合住宅に転居、
    長らく空き家となっていたのですが、
    売りに出してから5年くらいかかってようやく売却することができました。

    購入時は、「家さえあれば、お金が無くても暮らしていける」と言っていた両親も、
    年をとってからは、「家(ハード)だけあっても暮らしていけない。年寄りにはサービス(ソフト)が必要。」
    と感じていたようです。

    大きな流れで言えば、「人口減少で家余り」の状況にあるので、
    いざ家を売ろうとしても、なかなかすぐに売れるものではありません。
    住まなくても固定資産税は取られるし、
    たまには掃除に行かなければならないし、
    それなら少しでも築年数が浅い(=売りやすい)うちに売却して、
    その後の生活の足しにした方がベターです。
    誰か住んでいるうちから先を見越す、ぐらいで丁度いいかもしれません。

    長年暮らした愛着ある我が家を手放すことには寂しさもありましたが、
    最後の記念に、襖や障子を明け放したボロ家で、
    家族三代集合しておにぎりを頬張るのも、そう悪くはなかったです。

  • 同世代の活躍

    2015-05-18


    大阪都構想が否決されましたね。

    さっきGoogleで「僅差」と検索してみたら、
    「大阪都構想の住民投票、僅差で否決」という日経新聞の記事がトップに出てきました。

    それだけ結果の不確実性も注目度も大きかったということで、
    昨夜は開票速報を固唾をのんで見守っていた方も多かったのではないでしょうか。

    「大阪都構想」という政策のメリットを具体的に押し出せないにも拘らず、
    ここまで賛成側が票を伸ばせたのも、
    背水の陣という意気込みでメディア戦略を展開したためだろうと思いますが、
    ここまで持ってくる橋下氏はすごいです。

    ちなみに、橋下氏が1969年生まれで、相対した柳本氏が1974年生まれ。
    今回の議論は、大都市制度のあり方について一石を投じるものと評価されていますが、
    個人的には、同世代の活躍の方が刺激になっていたりします。

  • 23区の議員になるには、何票必要?

    2015-04-27


    昨日は、東京都の大半の区で、区議会議員選挙が行われましたね。

    投票に行かれた方も多いと思いますが、
    ここで、みなさんに質問です。

    今回行われた東京21区の議会議員選挙の当選者で、
    最低の得票数は何票くらいだと思いますか?


    (ちょっとだけ、考えてみて下さい)


    正解は、千代田区の「477票」です。
    これに中央区(801票)、港区(935票)と続きます。
    ※自分調べ

    千代田区は23区で人口が一番少ないので、こういう結果になるのですが、
    「500票足らずで区議会議員になれる」
    というのも、改めて聞くとちょっと驚いてしまいます。
    ちょっと大きめのマンション1棟の住民数ぐらいですから、
    数棟を隈なくカバーすれば、何とかなってしまう水準です。

    最近の大型タワーマンションとかだと、
    それだけで地方の町村より世帯数が多かったりしますから、
    「マンションの管理組合理事長が当選」なんてこともありそうです。

    一度、自分が住んでいる市区町村の当選ラインを調べてみてはどうでしょう。
    「これなら自分もなれるかも」で、議員が身近な存在に思えるかも、です。

  • お酒の激安販売は本当に悪いのか?

    2015-04-15


    ディスカウントストアや量販店など、
    お酒の過剰な廉売への規制を強めようとする動きが、
    自民党内部で出ているそうです。

    もし実現すれば、値上げ要因です。
    消費者目線では、「お店が競い合って、より安く商品提供しているのだから、問題ないじゃない」
    とも思えます。

    一方で、「不当廉売」という考え方があります。
    「正当な理由がないのに、商品やサービスを費用を大きく下回る価格で販売し、
    他の事業者の事業活動を困難にすること」です。

    つまり、何が悪いかと言えば、

    大企業A社が、資金力を背景に仕入れ値を大きく下回る値段で販売(=不当廉売)

    資本力に劣る中小企業B社は対抗できずに倒産

    市場はA社の独占となり、消費者はA社の「言い値」で買わざるを得ない状況に
    =適正な競争環境がなくなって、最終的に消費者は不利益を被る

    ということを独禁法はコントロールしていて、
    今回の規制強化はこの点を問題視しているということになります。



    う~ん、でも今回のケースにおいては、どうなんでしょう?
    鉄鋼などの資源系製品のように、
    もともと市場に供給プレイヤーがそんなにいないような業界ならよくわかるのですが、
    酒の小売りで、値段を高止まりさせるほどの独占状況って起こり得るのでしょうか?

    本来、価格競争は推奨されることはあっても、規制されるものではないはずで、
    独禁法ではない、何かほかの理由がある気もします。

  • 綺麗ごとだけでは食べていけない。

    2015-02-16


    黒田選手が広島カープに帰ってきました。
    年俸4億円らしいですが、メジャー残留ならその約5倍の契約を交わせる可能性もあったらしいです。
    今年、京大からロッテに入団した田中投手は、
    一流企業に就職できた可能性を捨てて、プロ野球界に飛び込みました。

    二人とも「経済合理性」ではない、「自分の軸」で人生を選択している点では同じですが、
    人生のステージという観点からは、ちょっと違った見方ができます。

    フィナンシャル・インディペンデンス(経済的自立)という言葉があります。
    「お金のためにあくせく働いたり、不安になったりしなくて済む状態」のことを言うのですが、
    黒田投手は既にこの状態にあると考えられます。

    一方で田中選手はそうではありません。
    「失敗しても学歴を生かして球団フロントに転身できるだろう」という意見もあるでしょうが、
    もし自分が田中選手だったら、どうでしょう?


    転職や起業する時に、同じような岐路に立たされることがあります。

    「自分のやりたいことか、お金(安定)か」

    転職、起業を経験してきた身から言えば、
    我々レベルだとまず考えるべきは、「綺麗ごとだけでは食べていけない」ということです(笑)
    「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、
    ほとんどの人は経済的な安心があってはじめて次のステップを考える余裕が生まれます。

    転職や起業を考えている人は、一時の思い込みや感情に流されるのではなく、
    冷静さと熱意に加えて、周到な準備をもって、自分のキャリアパスを考えて欲しい、
    プロ野球のキャンプ報道を見ながら、そんなことを思いました。

  • 幻のラジオ体操「第3」

    2015-01-19


    仕事柄、自治体の広報誌、フリーペーパーには、
    なるべく目を通すようにしています。
    公民館や路上に設置されている「地域の掲示板」の前を通りかかったら、
    立ち止まってチェックするのも習慣化しています。

    週末にゆっくりとジョギングしていたら、
    路上の地域掲示板に変わったお知らせを見つけました。


    「”幻のラジオ体操第3”で健康づくり」


    えっ、なに、ラジオ体操に「第3」ってあるの?
    そのチラシによれば、ラジオ体操第3は、

    ・1946年(昭和21年)に製作され、ラジオで1年半あまりしか放送されなかったため、
    「幻のラジオ体操」と呼ばれている
    ・第1、第2に比べるとテンポが速く、手を伸ばしたりジャンプするなどの動きがダイナミックな点が特徴

    とのこと。

    気になってラジオ体操のことをちょっと調べてみると、
    さすがに歴史があって奥が深いです。

    全国ラジオ体操連盟
    NHKテレビ・ラジオ体操
    かんぽ生命 ラジオ体操・みんなの体操

    なんと昨年には、「第1回 全国小学校 ラジオ体操コンクール(かんぽ生命)」が開催されています!
    今年も第2回を開催予定とのことなので、
    要項が発表されたら、公募ガイドONLINEにアップしたいと思います。




    ※ネット情報では、「ラヂオ体操第4」というパロディがあるらしいです。
    (難しすぎて、とてもできない)
    radiotaisou4

  • 人生で一度きりのイベント

    2015-01-13


    昨日は成人の日でしたね。

    たまたま、お昼時に駅ビルのレストランフロアに行ったのですが、
    成人式帰りと思われる晴れ着やスーツ姿の男女を結構目にしました。


    さて、お昼ご飯も食べ終わり、下りのエレベーターを待っていると、
    すぐエレベーターそばの中華店の前で、
    晴れ着姿の若い女性と店員と思われる40~50代の女性が何やら会話しています。

    もう14時近かったので、「今日はレストランの順番待ちも大変だ」などと思っていたら、
    着物姿の女性の目からポロリと涙が。
    「えっ!?」と思ってしばらく遠目に眺めていると、
    もう一人の女性がその子の頬をハンカチでふきながら、自分も泣いています。

    「そうか、この二人は親子なんだ」

    成人式の帰り、お店で働くお母さんに「ありがとう」を伝えに来たのでしょうか。
    結婚式ではよく目にするシーンですが、
    成人式でこのような光景を見たのは初めての気がします。

    程なく来たエレベーターの中で自分の成人式を思い返してみると、
    「そうだ、センター試験だった!」
    大学入るのに2浪もしてしまったせいで、
    宙ぶらりんのまま二十歳を迎えてしまい、日程が被ってしまったのです。


    人生で一度しか経験できないイベントはいくつかあると思いますが、
    成人式もそのひとつと思います。
    自分にさっきの娘さんのような行動ができたとはとても思えないですが、
    「こういうイベントは、面倒くさがらずに大事にした方が良いな」
    と反省させられたのでした。


    ※「荒れる成人式」はメディアが取り上げなくなったおかげで減ってきたらしいです。
    成人式