
問いをつくれ。
社長ブログ
今さら「徒然草」
今朝の春秋(日経新聞)に、「徒然草」が引用されていました。
切り口は「オリンピック」。「こっそり練習し、うまくなってから披露するのが奥ゆかしい」という考えではものにならない。
未熟なうちからベテランに交じり、けなされ、笑われても頑張ってこそ「ならびなき名を得る」。えっ、徒然草って学校で習ったけど、そんなこと書いてあったんだっけ?
このブログでも引用したことがあるのですが(家の作りようは、夏をむねとすべし?)、
実は全243段のうち、いくつかしか記憶にありません。気になって調べてみると、
こんなに面白かったんですね、徒然草。筆をもてば何か書きたいと思い、楽器を手に取れば音を出したいと思う。
(中略)
信心が起こらなくても、仏の前に座り、数珠を取って経を開いていれば、
怠けていても自然に仏の教えが身につくものだ。公募ガイドを読んで、
「面白そう、応募してみたい」と思う人は多いでしょうが、
実際には、ペンを持つことすらなく、終わってしまう人も少なくない。
「まずはメモ帳でもいいから、書き出してみましょうよ」
ということです。とまあこんな感じで、
いいことがたくさん書いてある「徒然草」ではありますが、
もうどうでもいいような俗っぽい話も結構あります。すごく優秀なのに、芋が好きすぎて遺産を全て芋にしてしまった僧。
変人だけど、どこか憎めないよね。
とか、
男は妻を持ってはならない。
やっぱり通い婚がベストだよね。とか。
説教臭い話ばかりだとイヤになりますが、
こういうのも入っていると肩の力を抜いて楽しく読めます。
徒然草って随筆の元祖的な存在ですが、やっぱり学ぶところは多いです。まったり感を利用して乗り切る
昨日で、
美大の夏期スクーリングが終わりました。普段の月だと、
土日スクーリングは「2週行って、1週休み」のイメージですが、
この1か月は、
土日は全て片道2時間のスクーリング通い、
夏休みは完全家族サービス、
当然、平日は仕事があって、
本当に「やっと終わった…」という感じです。
(会社のメンバーから見れば、「浅田、夏休み楽しんでるなー」という印象でしょうが!)そんな感じで、
家を出る時はちょっと仕事モードになりきってませんでしたが、
朝一往訪して、そのあと帰社して契約書に捺印していたら、
「パキッ」とモードが切り替わった気がしました。この土日は久し振りにゆっくりできそうなのと、
世間的にはお盆休みのまったりした空気感なのを利用して、
何とか今週乗り切ろうと思います。山の日
明日は山の日。
半端じゃなく暑いこのタイミングでお休みは嬉しいですが、
お盆前で仕事が立て込んでいたりで、
ちゃんと休める人は半分くらいという記事も見ました。当社のメンバーは全員休めると思います(たぶん)。
お盆休みもうまく絡めて、
英気を養ってきて欲しいと思います。目的に応じてプランは決まる
1週間ぶりに出社しました。
やっぱり落ち着きますね、会社は(仕事人間みたいでイヤですが)。
同士に会うのも、なんかほっとします。休み前に期待していたのは、
物理的に会社から離れれば、
また違った視点で会社を考えられるだろうということ。ところがどっこい、気になるのは、
「このメルマガ、いつもとテイスト違うな」
「あの案件、ちゃんと進んでるかな」とか、具体的で小さな事ばかり。
視野を広げるなんて、全くできませんでした。「旅に出て、考え方が変わった」とか聞きますが、
今回のはそういう類のものではなかったようです。
やはり旅行にも、
「目的」と「それに合致したプラン」があるということ。まあ、最大の目的(=リフレッシュ)は達成できたので、
気持ち新たにまた頑張れることだけは確かです。「やさしい」ってどういうことか
日々、後悔を繰り返しながら仕事していますが、
「部下にやさしくする」というのも、
後で悔やむことになる大きなファクターです。仕事を進めていると、
次のどちらかを選ぶシーンがよくあります。選択肢A:楽ちんだけど、おそらくはつまらない結果に終わる施策
選択肢B:やるのはしんどいけど、結果は期待できる施策大抵の場合、社員は(無意識のうちに)やりやすい道を選ぼうとするので、
選択肢Aが如何に現実的かを説明し始めます。私は「それは多分ダメだろうなー」と内心では思いつつ、
そのメンバーの気持ちもわからなくはないので、
「それじゃ、今回はAで行ってみるか…」と言ってしまうケース。まず、失敗しますね。
公募ガイドに来てからも、何度も経験したことです。仕事に限らず、信じた方向に進んでいくために、
辛いけど耳の痛いことを言う。
「やさしい」ってそういうことだと思っています。そういう意味では、
最近ちょっと「やさしく」なくなっているかも。
反省です。(追伸)
来週は休暇のためブログはお休みさせて頂きます。これでいいのだ(と思うことにする)
2016-07-26小さい会社なので、
社長である自分の「熱」は、すぐにメンバーに伝わります(と思っている)。自分が必死モードだと社内もそうなるし、
一段落ついていると、まったりとした空気になります。今は夏場の盛況期ということもあって、
精神的(=業績的)には落ち着いています。なので、ちょっとゆとりモードでやっている感があって、
自分自身「これでいいのか?」と思うところもあるのですが、
年明けから先月くらいまで、鬼のように忙しくやってきたので、
呼吸を整えるタイミングがあっても良いかと。
全く遊びがないと、リスクに対応できなくなります。貧乏性なので、
どうせすぐに不安になって、バタバタし始めるでしょうけどね。顧客ニーズをつかむって
営業やマーケティングの現場で、
「顧客ニーズを把握した上で、云々…」というようなプレゼンを聞いたりします。顧客ニーズと言っても、
比較的簡単に把握できるものもあれば、
雲をつかむようなものもあったりで、
把握の難易度やアプローチの方法は様々です。例えば、今あなたが飲んでいるそのペットボトル飲料。
「なぜ、それを選びましたか?」と聞かれても、
「いや、何となく…」という人がほとんどだと思います。
気候なのか、体調なのか、商品のビジュアルなのか、棚の位置なのか、
顧客自身が特に意識して買っている訳ではないので、
いくら顧客になりきって考えてみても、
購買理由を特定するのは難しいですよね。ですが、ウェザー・マーチャンダイズのように、
気温や気候と購買の関係をデータで分析すれば、
なぜあなたがジュースではなく、お茶を買ったのか、
その理由が見えてきたりします。公募ガイドは、慢性的な人不足という理由もあって、
そういった分析がまったくできてません。
「やったところで同じ」という結果になるかもしれませんが、
気持ち悪いので、
一度、整理しておきたいと思います。3つの視点
ここのところ、
公募ガイドの仕事にベッタリしてしまっています。社長なのだから、
公募ガイドの仕事をして当然なのですが、
そういう意味ではなくて、
もうちょっと離れて見た方がいいと言いますか、
俯瞰した方がいいというか、そういう意味です。同じ環境に閉じこもっていると、
視野が狭くなって、
些細なことをすごく大事にとらえてしまったり、
大局を見失ったりします。外の人間だった時には見えてなかったものが見えているのは確かなので、
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの視点で、
「一発当てに行く」スタンスも意識したいと思います。いつもレベルが高い
2016-07-12公募ガイド誌面で阿刀田先生に担当して頂いている
「TO-BE小説工房」。毎回とても応募作品のレベルが高いので、
一読者として楽しみにしているコーナーのひとつです。8月号の最優秀作品も秀逸。
何か重いわ~、この作品。
読んでて苦しくなりました。
別にそういう経験があるということではないですけど。失念
2016-07-04先月からはじめたフレックスタイム。
「遅出遅帰り」パターンを使っている人はそれなりにいますが、
「早出早帰り」パターンの人がほとんどいないので、
「じゃあ、ちょっと私がやってみましょうか」ということで、
今朝は7時過ぎに出社しました。ルールでは、16時前には帰宅していいのですが、
なかなかそうもいかず、
なんだかんだで会社を出たのが18時半過ぎ。
最後の方は、「早く帰らなきゃ」とそればかり気にしていたら、
このブログ書くのを忘れてしまいました…帰宅ランの途中で「あっ、忘れた!」と思い出したので、
自宅からアップしてます。