顧客ニーズをつかむって
営業やマーケティングの現場で、
「顧客ニーズを把握した上で、云々…」というようなプレゼンを聞いたりします。
顧客ニーズと言っても、
比較的簡単に把握できるものもあれば、
雲をつかむようなものもあったりで、
把握の難易度やアプローチの方法は様々です。
例えば、今あなたが飲んでいるそのペットボトル飲料。
「なぜ、それを選びましたか?」と聞かれても、
「いや、何となく…」という人がほとんどだと思います。
気候なのか、体調なのか、商品のビジュアルなのか、棚の位置なのか、
顧客自身が特に意識して買っている訳ではないので、
いくら顧客になりきって考えてみても、
購買理由を特定するのは難しいですよね。
ですが、ウェザー・マーチャンダイズのように、
気温や気候と購買の関係をデータで分析すれば、
なぜあなたがジュースではなく、お茶を買ったのか、
その理由が見えてきたりします。
公募ガイドは、慢性的な人不足という理由もあって、
そういった分析がまったくできてません。
「やったところで同じ」という結果になるかもしれませんが、
気持ち悪いので、
一度、整理しておきたいと思います。