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ceo blog社長ブログ

  • 服部文祥さん

    最近のお気に入りは、
    サバイバル登山家の服部文祥さんの日経新聞のコラム。

    サバイバル登山とは、
    できる限り装備を持たず(米と調味料と釣り道具程度で、燃料やテントすら持たない)、
    自給自足で山を登るスタイルらしい。

    ”もし図鑑に記されている知識が頭の中にあれば、私は図鑑を持つ必要はない。知識とは重さや嵩(かさ)がないのに、大きな力を持つという意味で、鍛錬して身につけた特殊能力と同じく、美しい。野生環境において、バカや無能とはそれだけで負担重量なのである。”(2018/8/18)

    ”技術、経験、知識、装備、体力。登山は人間活動の縮図であり、必要とされる要素はたくさんある。なかでも何がいちばん重要かと問われたら「体力」である。身もふたもないが、正直なところだ。心技体がバランスよく充実しているのが理想だが、知識や装備で、体力をカバーするのは実際のところ難しい。
    一方、体力は他のことをカバーすることができる。ゆっくり丁寧にやる、何度もやる、長時間がんばるなど、体力は他の分野を、文字通り力技で補うことができる。”(2018/10/13)

    ”山ではきっちり自分の身体能力分しか移動できない。よい道があれば1時間で4キロ。道がなければその半分以下。機械は燃料さえあれば長時間動くが、肉体はそうではない。速く歩いても、ゆっくり歩いても、一日に歩ける距離はおおよそ決まっていて、長期の旅ではたとえば天気がいいからと無理して長く歩いても、結局翌日以降に疲労感としてシワよせが来て、トータルの出来高は同じになる。
    これは仕事にも当てはまるらしく、残業をしても翌日の能率が落ちるので、トータルすると出来高は変わらない、という調査結果がアメリカにある、とどこかに書いてあった。”(2018/10/6)

    上記は引用ですが、
    私たちの日々の生活やビジネスにも通じるものがあり、
    研ぎ澄まされるからこそ到達できる真実だと思います。
    とてもいいコラムなので、ご紹介しました。

  • 100歳になっても

    週末、ある高齢者介護サービス事業者様が、
    ご入所者を対象として実施されたコンテストの展示会にお邪魔してきました。

    制作物は、俳句・川柳といった短文系から、
    絵画、書道、写真、クラフトまで多種多様。
    予め定められた「秋」というテーマにマッチしていれば、
    どんな創作ジャンルでもOKです。

    日ごろ作り慣れておられる方から、
    スタッフさんやご家族に誘われて何十年かぶりに筆を握ったという方まで、
    レベルも動機もバラバラ。

    こんなに創作ジャンルもレベルもバラバラなのに、
    不思議と全体としてはまとまった感じがありました。

    それはたぶん、
    作品が醸し出している人生の深さや哀愁のようなもの。
    テーマが「秋」なので、
    余計にそう感じたのかもしれません。

    そして個人的には、
    100歳を超えるご婦人とお話しできたこと。
    その年齢で、短歌を作って、自分で短冊に書き込めるなんて、
    自分はたぶん無理でしょう…
    まだまだ創作を続けて欲しいです。

  • やっと週末だ

    今週もやっと終わり。
    早かったけど、やることテンコ盛りで、やっと終わった感が強いです。

    だけどなんかちょっとだけ進んだな。
    会社経営なんて基本的には一進一退だけど、
    こうやって地道にやって行けば、
    少しずつは前に行くでしょう。

    週末はご招待いただいた2つのイベントに参加するのと、
    卒制の試作づくりに取り組む予定。
    こっちも進むといいです。

  • 着ていく服がない

    この夏はポロシャツとデニムの組み合わせで乗り切ってきましたが、
    秋らしい季節となり、
    さすがにそれでは肌寒く感じるようになりました。

    ところが今朝、
    「長袖シャツでいい感じのものを」着ようと思ったら、
    適当なものが見当たらない。

    洗濯中だったり、
    サイズが合わなかったり、
    襟や袖口がくたびれていて見すぼらしかったり。

    マラソンをしなくなって太ったことも大きいですが、
    ふと振り返ると、
    お気に入りのお店が閉店になってしまったこともあって、
    しばらく洋服を買っていないことに気づく。

    服を買わなくなるのもおじさん現象の一つだと思うので、
    気分転換に新しいお店を開拓したいところです。

  • 消えゆくコミュニケーション手段

    日比谷線の八丁堀駅で、こんなものを見つけました。

    IMG_20181010_124011

    一般客が自由に書き込める黒板タイプの「伝言板」です。

    「これのどこが珍しいの?」と思う人は40代後半以上、
    「何これ?」と思う人は平成世代でしょう。

    実は私、1年くらい前に美大の制作物の素材として、
    駅の「伝言板」や「忘れ物」の掲示板を探したことがあります。
    その時は近くの駅で全く見つけることができず、
    鉄道会社や官公庁・自治体に問い合わせてみたところ、

    ・モバイル通信の発達や個人情報保護の観点から、伝言板は撤去してきている。
    ・拾得物掲示については、”なりすまし”の問題もあった。
    ・正確には把握していないが、都内の駅で残っている駅はないのではないか。
    ・地方に行けば、まだ残っているかもしれない。

    というようなことだったので、
    都内の駅の伝言板は絶滅してしまったものと思い込んでいました。

    それが今日、東京の真ん中、八丁堀で思わず出会い、
    「おおっ、伝言板!しかも(ホワイトボードではなくて)黒板タイプ!」
    とひとり盛り上がる(笑

    ※そのとき制作した意見広告(新聞を想定)↓
    このキービジュアルの素材写真として使いたくて、都内の伝言板を探し歩いた。
    seisakubutsu

    そうそう、「消えゆく掲示板」と言えば、
    こちらにも触れないわけにはいきません。

    tsukijishijou

    現在移転中の築地市場で使われていた拾得物掲示板。

    カンパチ、シマアジ、タコ、イクラが落とし物として届けられるなんて、
    市場ならではですよね。
    スイカも(カード)と追記しないと、
    ここでは丸くて甘い方を連想してしまいます(笑

    この掲示板機能が豊洲市場ではどうなるのか、
    それはそれで興味があります。

  • 無事に終わって欲しい

    また台風が接近しています。

    今週末に参加する予定のイベントが二つあるのですが、
    開催・運営が不安が残ります。

    ひとつは港区の区民まつりで、
    先ほど公式サイトを見たら、
    土曜はやるけど日曜は中止というアナウンスがされていました。

    もうひとつは日勤協様がご主催の「若者を考えるつどい2018」で、
    弊社が運営を受託しているもの。
    こちらは今のところ開催される予定ですが、
    遠方からのゲストも多く、
    無事にご来場いただけるかどうか、
    当日まで不確定要素が残ります。

    全国的に運動会などもたくさん予定されているでしょうし、
    月曜には回復するみたいですが、
    土日も大きな被害とならない事を祈るばかりです。

  • 今年最初の忘年会

    昨夜、今年最初の忘年会でした。

    って、早過ぎません?

    というか、
    実は参加者でそう思っていたのは自分だけだったようで、
    「自分、これが今年最初の忘年会です」
    と言ったら、他のメンバーに笑われました(笑

    結局、仕切り直し?で、
    年内にもう一回忘年会をすることになりました。
    楽しいですよね。

  • 冬の到来

    10月に入り、
    保険会社などから年末に向けた書類の案内が来るようになりました。

    こういった年末調整や確定申告のための案内がきはじめると、
    年末近し、「冬が来たな」と感じます。

    他に私が冬の到来を感じることと言えば、

    ・夕方、すぐ暗くなってしまう
    ・シチューのCMがはじまった
    ・静電気が「バチッ」ときた
    ・街にお洒落な人が増える
    ・道を歩いていたら銀杏臭がする

    などですかね。
    北海道に住んでいた時は、「雪虫」の出現もそうでした。

    忘年会のお声も掛り始めていて、
    いよいよ年の瀬だなあと感じます。

  • 書籍に対して考えを持っておられる

    最近、ムサビの進捗報告をしてませんでしたので、
    久し振りにご報告を。

    以前もご紹介した編集デザインの第2課題。
    内容は、

    「デザイナーになりたい18歳が書いた5つの文章(350~450文字程度)を、
    A5サイズ8ページ(本文6p+表紙2p)で紙面デザインしなさい。」

    というもの。
    返ってきた課題と指導コメントがこちらです。

    IMG_20180926_181653

    点数的には83点とまずまずですが、
    それより先生からの、

    「書籍に対して考えを持っておられると感じました。」

    というコメントが心に響く。
    自分ではそんなこと意識したこともなかったけど、
    公募ガイドに4年いるうちに、
    間接的に編集の感覚が身についていたんだなと。

    第1課題では再提出となり、
    別のスクーリングでも厳しいコメントをいただいた先生なので、
    あまり褒められると少しムズムズしてしまうのですが(笑

    良薬口に苦し。
    褒められるより怒られる方がためになる、と信じて疑ってませんが、
    今回の指導コメントについては、
    ついつい何度も読み返してしまいました。

  • メリハリの効いた計画

    3連休、いかがお過ごしでしたか。

    私、たまった仕事と美大の課題を片付けようと目論んでおりましたが、

    初日:金曜、深酒~。まあ3連休だし、久し振りにゴロゴロしよう…
    2日目:秋晴れで気持ちいいお天気。明日雨らしいから、今日は外へ遊びに行かなきゃ。
    3日目:夕方早めに帰らないといけないし、明日からの仕事にも備えないと。

    とまあこんな感じでゆるりと過ごしてしまい、
    結局、当初予定の2割も消化できませんでした。

    中途半端に真面目なことをやろうと思うから、
    できなかった時にストレスを感じるわけで、
    こんなことなら、
    最初から「3日のうち2日は遊びまくる」と腹を括っておけばよかった…

    これも「計画性」ということです。