
問いをつくれ。
社長ブログ
ご卒業おめでとうございます
2021-03-30ムサビの通信課程に通う友人から、
「今年、卒業しました」のメッセージが届きました。彼は私と同じタイミングで入学し、
専門課程に入るタイミングがズレたせいもあって、
そこまで密にやりとりしたわけではないですが、
僕は彼の作品やセンスが好きで、
彼もたぶん僕に一目置いてくれている(そう信じたい)、
そんな関係です。生業はデザインではなく、
大手企業の情報システム部門にお勤めだったと記憶していますが、
デザイン思考ができる情シスって、
なかなかバリューがあると思います。ムサビ通信はお金を払えば誰でも入学できますが、
卒業するのはおそらく1割にも満たない。そんな大変さを共有できる仲間なので、
心の底から「ご卒業おめでとうございます」。
そしてまた「自分もやらねば」と刺激を受けたのでした。いよいよ始まる
2021-03-26聖火リレーが始まりました。
先ほどTokyo2020から紙チケットの配送先に関するお知らせも届き、
いよいよ、そして本当にやるんだなという気になってきました。世界中の7割の人が「延期もしくは中止すべき」との世論で、
個人的には私もそう思います。
一方で、委員会や政府、東京都、スポンサーなど、
費用負担をはじめとする運営側の都合も理解できなくもないので、
やると決めたんだったら、
みんなで協力していい大会にしようという気持ちしかない。そして誰より不安なのは選手たちとも思うので、
最高のパフォーマンスが出せるように、
みんなで盛り上げていけたらいいですね。同じセグメンテーション、別のバリュー
できるだけ色眼鏡なくニュートラルに事象をとらえたいので、
様々な観点から物事を眺めるようにしたり、
複数のソースから情報にあたることを心掛けています。新聞も複数紙購読していて、
それでちょっと話が飛んでしまうのですが、
一般紙でスポーツに詳しいのは、
意外にも日経新聞ではないかと感じています。日経を読む層とスポーツを好きな層がかなり近しいので(つまりはおじさんですね)、
おそらくそうなったのではないかと推察しますが、
日経のスポーツ欄を読んだ後に他紙を読むとちょっと物足りない。公募ガイドもそういう広がりがあっても面白い。
雑誌メディアってセグメンテーション(属性やニーズ分類)が特徴だと思うのですが、
普通に公募や創作といった属性でアプローチするだけでなく、
同じ層にフィットする別のバリューをお届けする。
あると思います。ステキなデザイン
街に出ると、電車やバス、ビルボードなどに様々な広告が掲出されていますが、
ついつい制作側の目線でそれらを見てしまいます。特に電車内の広告は、
わりと長時間(といっても分単位ですが)目の前に留まっているタイプの広告なので、
じっくりと見ることが多いです。で、以前から「このディレクション、イケてるなぁ」と注目しているのが、
東京メトロさんのオフピークプロジェクト。
ダンディ坂野さんや小島よしおさんがキービジュアルに採用されている、あれです。
出典)東京メトロアドエージェンシー都や電鉄各社が時差通勤を推奨してますけど、
どれもあまり記憶に残らないなかで、
唯一、印象付けがうまくいっている広告と思います。「ピークは過ぎたけど、オフピークの今も輝いている」芸人さんをキービジュアルに持ってくるアイデアや、
そもそもの「オフピーク」というワーディングもいいです。最初に見たのが2年前くらいだったと思いますが、
基本のデザイン(設計)が優れているので、
クリエイティブの方向性を変えてみたり、他のタレントさんに展開したり、
その後の受けが広くて、ライフタイムも長い。「もうちょっとちゃんとやろうよ」と思ってしまう交通広告もありますが、
これは真似したいデザインのひとつです。戻ってきた甲子園
2021-03-19春の甲子園が戻ってきました。
開幕最初の試合は、神戸国際大付(兵庫)VS北海(北海道)。
兵庫は出身地だし、北海道は学生時代にお世話になったしでしたが、
結果は3対2で神戸国際大付の勝利だったみたいです。他の2試合も「1対0」や「6対2」という僅差で、
ふだん少年野球で「29対2」とかの試合を見慣れている身からすると、
それだけで「締まった試合するなあ」と感心してしまう(笑いまだ感染者数は落ち着きませんが、
徐々に日常が戻ってきている感じがして、気持ちが明るくなります。
やっぱり野球はいいですねぇ。YOASOBI
YOASOBI
「夜遊び?」「よあそび?」「ヨアソビ?」
何となくその名前は聞いたことがありましたが、
きちんと楽曲を聴いたのは昨年末の紅白でした(遅!彼らが新しいのは、「小説を音楽にする」というアプローチ。
「その作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」は私の信条のひとつですが、
まさに新しい作り方で、新しいアウトプットを生み出したケース。公募ガイドのコンテンツも、
「編集者がアイデアを出して、取材して、誌面に落し込んで」ではなく、
「新しい作り方」で作ってみる。・編集者じゃない人がアイデアを出す
・先に動画で試作してみて(=動画でラフをきる)、それを雑誌などの平面メディア化してみる
・ユーザーが好きそうなことではなく、嫌いそうなことから考える
・内容ではなく、デザインから入るとか。
長く編集をやっている人からすれば、
「そんなんじゃ形にならない」と言うかもしれないけど、
そう考える時点で既存の枠から出るのが既に難しくなっていて、
「作り方を作る」ことをしないと新しいものを作るハードルはとてつもなく高い。帰りの電車で「夜に駆ける」を聴きながら、
ぼんやりと作り方のアイデアを考えてみます。走るにはいい季節
2021-03-15午後、外を歩いていたら、
桜が咲き始めていて、ちょうどよい感じの気候でした。「このまま走りに行ったら、気持ちいいだろうな」
と思いましたが、明るいうちに帰宅できる目途は立たず、
いつも通り、真っ暗な道を車に気をつけながら帰宅ランすることになりそうです。ちなみにオフィス近くには芝公園や増上寺があるので、
走るにはまずまずの環境。
実際、お昼休みや会社終わりに走っている人を結構見かけます。次回オフィスをマイナーチェンジする時は、
シャワーブースを設置して、昼ランを推進しようかな。在宅勤務は恥ずかしい?
リモートと出社を1日おきに繰り返すスタイルに慣れてきました。
意識してスケジューリングし始めたのが、
2か月くらい前から。家では一人で深く考えたり、ドキュメンテーションを中心に。
オフィスはコミュニケーションを中心に。会議はほとんどオンラインなので、
自宅でもオフィスでも同じと思いきや、
自宅会議は家族に仕事の顔を見られるのが照れくさい
(家で仕事の話は一切しないタイプなので)。オフィスだと誰に気兼ねすることなく、
ビジネスモード全開でやれます。私だけですか?
光くしゃみ反射
2021-03-09今日みたいに晴れて暖かいのは気持ちいいですが、
厄介なのが花粉です。目や喉が痒くなったり、
くしゃみがとまらなくなったり。くしゃみに関して言えば、私、ちょっと変わった体質です。
太陽の光や屋内の電球など、
まぶしいものを見るとくしゃみが出るのです。くしゃみが出そうで出ない時、
天井の蛍光灯やデスクスタンドを見て、
ハクションとすっきりした経験は数知れず。
幼少期からずっとそうなので、
何ら疑うことなくみんなそうだと思っていました。それが確か30歳くらいだったと思うのですが、
オフィスで上を見てくしゃみをしていたら、
後輩に「浅田さん、ひょっとして光でくしゃみが出る体質ですか?」
と言われ、はじめて特異体質だと知りました。「光くしゃみ反射」と呼ばれるもので、
日本人の4人に1人がこの因子を持っているという研究結果もあります。
ただ詳しい原理は解明されておらず、
家族含め周りにヒアリングしてもそんな人はいないので、
わりと珍種なのかもしれません。ひな人形
2021-03-03今日はひな祭り。
新潟の老舗日本料理店が、
例年は男びなと女びな1組のみ飾っていたものを、
今年は「時間があるから」ということで、
全組を2日がかりで飾り付けたという記事を見ました。確かにひな人形って飾り付けるのに時間がかかる。
しかも1年に一回のことなので、
組み立て方を忘れてしまうし。うちは親王飾り(お殿様とお姫様の一対飾り)ですが、
それでも過去の飾りつけ写真を見ながらでないと、
きちんと再現できない。それにしても今日でおひな様ともしばしのお別れ。
おひな様を眺めながらお酒を飲めるくらい好きなので、
寂しくなるなあ。