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応募フォームの注意事項・同意文の例文集|コンテストでそのまま使える20の文例

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著者:公募ガイド社 法人ソリューション部

こんにちは。公募ガイド社 法人ソリューション部です。私たちは、企業や自治体のコンテストの企画・運営をお手伝いしています。

応募フォームの注意事項は、長く書くほど読まれなくなります。規約の全文は募集要項や規約ページに置き、フォームには「送信前に必ず知っておいてほしいこと」だけを短く載せるのが基本です。

このページは、コンテストの応募フォームでよく使う注意書き・同意文を20本、コピーしてそのまま使える形で並べた文例集です。「◯◯」の部分を自分のコンテストに合わせて書き換えてください。応募規約の全文の作り方は、コンテストの応募規約テンプレートにまとめています。

例文は、コンテストで一般的に使われている書き方を整理したものです。法的な有効性を保証するものではありません。権利や個人情報の扱いは、必要に応じて専門家に確認してください。

目次

  1. 先に決める:注意事項の「置き場所」
  2. 応募資格(例文01〜02)
  3. 作品の条件(例文03〜04)
  4. ファイル・形式・原画(例文05〜07)
  5. 応募点数・二重応募(例文08〜09)
  6. 著作権・作品の利用(例文10〜12)
  7. 生成AI(例文13〜14)
  8. 個人情報(例文15〜16)
  9. 未成年の応募(例文17)
  10. SNS応募(例文18)
  11. 結果通知・送信前の確認(例文19〜20)
  12. 注意書きを書いたのに読まれないときは

先に決める:注意事項の「置き場所」

同じ文章でも、どこに置くかで読まれ方が変わります。応募フォームの注意書きは、次の4か所に分けて置くと整理しやすくなります。

置き場所向いている内容長さの目安
募集要項・規約ページ権利の扱い、失格・取り消しの条件、個人情報の詳細長くてよい
フォームの冒頭応募資格、締切、応募点数の上限3〜5行
各項目の注釈ファイル形式・容量、文字数、記入のしかた1〜2行
送信前の同意チェック規約への同意、オリジナル作品であることの確認1項目1文

この記事の例文には、それぞれ「置き場所」を書いています。迷ったら、フォーム上は短く、詳しい条件は募集要項へと考えてください。

応募資格

例文01 応募資格の基本形(置き場所:フォームの冒頭)

【応募資格】
・◯◯県内に在住・在勤・在学の方
・年齢・性別・職業は問いません(中学生以下の方は保護者の同意が必要です)
・プロ・アマチュアは問いません

年齢に条件を付ける場合は、「いつの時点の年齢か」を必ず書きます。「◯年◯月◯日時点で」と基準日を添えるか、「◯年◯月◯日以降に生まれた方」と生年月日で書くと、解釈がぶれません。

例文02 応募資格を満たさない場合の扱い(置き場所:募集要項)

応募資格を満たしていないことが判明した場合は、審査の対象外とします。
入賞決定後に判明した場合は、入賞を取り消すことがあります。

「対象外」と「取り消し」を分けて書いておくと、受付中に気づいたときと、受賞後に気づいたときの両方に対応できます。

作品の条件

例文03 未発表・オリジナル作品に限る場合(置き場所:送信前の同意チェック)

□ 応募作品は、応募者本人が創作した未発表の作品です。
(他のコンテストへの応募作品、SNS・ブログ等での公開作品を含みません)

「未発表」の範囲は、主催者によって考え方が分かれます。SNSや個人のブログへの投稿を「発表」に含めるかどうかを、カッコ書きで明示しておくと問い合わせが減ります。

例文04 既発表作品も応募できる場合(置き場所:募集要項)

過去に発表した作品も応募できます。
ただし、他のコンテストで入賞した作品、および出版・商用利用されている作品は応募できません。
既発表作品の場合は、作品情報の「発表歴」欄に発表先と時期をご記入ください。

既発表作品を認めるときは、フォームに「発表歴」の任意項目を用意しておくと、審査のときに確認しやすくなります。

ファイル・形式・原画

例文05 画像ファイルの形式と容量(置き場所:項目の注釈)

JPEG・PNG形式、1点あたり◯MBまで。
長辺◯◯◯◯ピクセル以上を推奨します(入賞時に、より大きなデータの提出をお願いすることがあります)。

注釈は1〜2行に収めます。入賞後に元データを提出してもらう可能性があるなら、ここで予告しておくと後の連絡がスムーズです。

例文06 写真の加工の範囲(置き場所:募集要項+項目の注釈)

明るさ・コントラスト・色味の調整、トリミングは可とします。
合成、被写体の追加・削除など、撮影した内容を変える加工は不可とします。

「どこまでが加工か」は応募者によって受け取り方が違います。できること・できないことを両方書くのがコツです。

例文07 原画・手書き作品をデータで送ってもらう場合(置き場所:項目の注釈)

原画を撮影またはスキャンした画像でご応募ください。
作品全体が写るように、正面から撮影してください(額縁・背景は写り込まないようにしてください)。
入賞候補となった場合は、原画をご提出いただきます。原画の返却については個別にご案内します。

原画の返却をする・しないは、コンテストによって判断が分かれます。決めていない段階では「個別にご案内します」とし、決まったら募集要項に明記してください。

応募点数・二重応募

例文08 応募点数の上限と超えた場合の扱い(置き場所:フォームの冒頭)

おひとり◯点までご応募いただけます。
複数回に分けてご応募いただいた場合も、合計◯点までとします。
◯点を超えた場合は、先に届いた◯点を審査の対象とします。

「超えた場合にどれを有効にするか」まで書くと、事務局が迷わずに処理できます。

例文09 他のコンテストとの二重応募(置き場所:募集要項+送信前の同意チェック)

本コンテストに応募した作品を、審査結果の発表前に他のコンテストへ応募することはご遠慮ください。
二重応募が判明した場合は、審査の対象外とし、入賞決定後であっても入賞を取り消すことがあります。

「結果発表まで」など、二重応募を控えてほしい期間を区切っておくと、応募者が次の行動を決めやすくなります。

著作権・作品の利用

著作権の扱いは、主催者の方針によって書き方が大きく変わります。代表的な2つの考え方の例文を並べます。どちらを選ぶかの考え方は応募作品の著作権は誰のもの?で解説しています。

例文10 入賞作品の権利を主催者に譲渡してもらう場合(置き場所:募集要項)

入賞作品の著作権(著作権法第27条および第28条に定める権利を含みます)は、◯◯(主催者名)に帰属するものとします。
応募者は、◯◯および◯◯が指定する者に対して、著作者人格権を行使しないものとします。
入賞作品以外の作品の著作権は、応募者に帰属します。

ネーミングやロゴなど、入賞作品を主催者が商品や事業で使い続ける場合に見られる書き方です。応募者にとっては負担の大きい条件なので、入賞作品だけに限るのか応募作品すべてに及ぶのかをはっきり書きます。

例文11 著作権は応募者に残し、利用を許諾してもらう場合(置き場所:募集要項)

応募作品の著作権は、応募者に帰属します。
ただし、入賞作品について、◯◯(主催者名)が次の目的で無償で利用(複製・展示・公衆送信・必要に応じた改変を含みます)することを許諾していただきます。
・入賞作品の発表、本コンテストの広報
・◯◯(例:主催者の広報誌、Webサイト、SNSへの掲載)
利用の際は、原則として入賞者のお名前(またはペンネーム)を表示します。

写真・作文・イラストなど、作品を発表や広報に使えれば十分なコンテストで多い書き方です。利用目的を具体的に並べると、応募者も安心して応募できます。

例文12 第三者の権利(肖像・写り込み・音楽)(置き場所:募集要項+送信前の同意チェック)

□ 作品に人物が写っている場合は、ご本人(未成年の場合は保護者)の了解を得ています。
□ 作品に、第三者の著作物(キャラクター、音楽、他人の写真・文章など)を無断で使用していません。

写真・動画のコンテストでは、ほぼ必須の項目です。チェック欄にしておくと、応募者が送信前に一度立ち止まって確認できます。

生成AI

生成AIの扱いは、「禁止する」「申告してもらう」「部門を分ける」など、主催者の方針で分かれます。決め方は生成AIを使った作品の応募をどう扱う?で整理しています。

例文13 生成AIの利用を禁止する場合(置き場所:募集要項+送信前の同意チェック)

画像生成AI・文章生成AIなどを用いて作成した作品は応募できません。
□ 応募作品の作成に、生成AIを使用していません。

誤字の確認や下調べにAIを使った場合まで禁止するのかどうかは、応募者から質問が来やすい点です。方針を決めて、必要ならカッコ書きで補足してください。

例文14 生成AIの利用を申告してもらう場合(置き場所:作品情報の項目)

【生成AIの使用】(必須・ラジオボタン)
○ 使用していない
○ 一部に使用した(使用した箇所とツールを下の欄にご記入ください)
○ 主に生成AIで作成した

【使用した箇所・ツール】(任意・テキストエリア)
例:背景の一部を画像生成AIで作成し、人物は手描き

申告の項目をラジオボタンにしておくと、受付後の一覧で絞り込みやすくなります。

個人情報

ホームページ上の入力画面に本人が記入し、直接個人情報を取得する場合は、原則として利用目的の明示が必要です。個人情報保護委員会のQ&Aで、そう説明されています(個人情報保護委員会「ガイドラインに関するQ&A」Q4-17、2026年10月時点)。同じQ&Aでは、取得の状況から利用目的が明らかな場合は例外とされていますが、新しいサービスの案内などに使う場合は注意が必要とされています。迷ったら、フォーム上に利用目的を書いておくのが確実です。

例文15 個人情報の利用目的(置き場所:フォームの冒頭または送信前)

ご記入いただいた個人情報は、本コンテストの応募受付、審査、入賞者への連絡、賞品の発送、および入賞者のお名前の発表にのみ利用します。
上記以外の目的で利用すること、ご本人の同意なく第三者に提供することはありません(法令に基づく場合を除きます)。
個人情報の取り扱いについて、詳しくは◯◯(主催者名)のプライバシーポリシーをご覧ください。

メールマガジンの配信など、応募以外の目的にも使いたい場合は、利用目的に書き加えたうえで、別のチェック欄(任意)で希望を聞くのが一般的です。たとえば次のような書き方です。

□ ◯◯(主催者名)からのお知らせ(次回のコンテストの案内など)をメールで受け取る(任意)
※チェックがなくても応募・審査には影響しません。

「チェックしないと応募できない」形にすると、応募者の不信感につながります。任意であることと、応募に影響しないことを書き添えます。

例文16 入賞時に氏名・作品を公表する場合(置き場所:募集要項+フォームの冒頭)

入賞者のお名前(またはペンネーム)、都道府県名、作品は、◯◯(Webサイト・広報誌など)で発表します。
ペンネームでの発表を希望される方は、応募者情報の「ペンネーム」欄にご記入ください。

公表する範囲(本名か、ペンネームか、市区町村まで出すか)を先に書いておくと、入賞後の確認の手間が減ります。

未成年の応募

例文17 保護者の同意(置き場所:送信前の同意チェック)

□ (応募者が18歳未満の場合)保護者の方が、応募規約の内容を確認し、応募に同意しています。

保護者のお名前(応募者が18歳未満の場合は必須):[      ]

チェック欄だけにするか、同意書の添付まで求めるかは、応募者の年齢や作品の扱いによって変わります。方式ごとの比べ方と同意書の文例は、未成年の応募と保護者同意の取り方で紹介しています。学校単位で応募する場合の項目は小中高生向けコンテストの応募フォームを参考にしてください。

SNS応募

公募ガイド社では、Koubo に掲載された作品募集コンテストの主な応募方法を調べました。Webフォームが52.3%、SNSが12.4%です(公募ガイド社調べ(2026年9月)、コンテストの応募方法調査)。SNS応募は、フォームとは別に注意書きを用意します。

例文18 ハッシュタグで応募してもらう場合(置き場所:募集要項)

【SNSでの応募方法】

1. 公式アカウント「@◯◯◯◯」をフォローしてください。
2. 指定のハッシュタグ「#◯◯◯◯」を付けて、作品を投稿してください。
3. 応募期間中に投稿された作品を審査の対象とします。

【ご注意】
・アカウントを非公開にしている場合は、作品を確認できないため審査の対象外となります。
・応募期間中に投稿を削除した場合は、応募を取り消したものとして扱います。
・入賞者には、公式アカウントからダイレクトメッセージでご連絡します。
・SNSの利用は、各サービスの利用規約に従ってください。

SNS応募では、入賞者の連絡先がわからないことがよくあります。入賞者にだけ、別途応募フォームから連絡先を入力してもらう流れにしておくと、個人情報を必要な人の分だけ集められます。

結果通知・送信前の確認

例文19 結果通知と審査に関する問い合わせ(置き場所:募集要項+フォームの冒頭)

審査結果は、◯年◯月◯日(予定)に、◯◯(Webサイト)で発表します。
入賞者には、発表前にご登録のメールアドレスへご連絡します。
入賞されなかった方への個別のご連絡はいたしません。
審査の経過・結果に関するお問い合わせにはお答えできません。

「落選した人に連絡するか」は、問い合わせの多い項目です。連絡しない場合は、はっきり書いておきます。全員に結果を知らせる場合は、次のように書き換えます。

審査結果は、応募者全員に◯月◯日(予定)までにメールでお知らせします。
◯月◯日を過ぎてもメールが届かない場合は、◯◯事務局(メールアドレス)までお問い合わせください。

「届かない場合の問い合わせ先と期限」まで書いておくと、迷惑メールフォルダに入った人からの問い合わせにも落ち着いて対応できます。

例文20 送信前の最終確認(置き場所:送信ボタンの直前)

□ 応募規約を読み、内容に同意します。
□ 入力内容(特にメールアドレス)に誤りがないことを確認しました。
受付完了のメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。

送信ボタンの直前は、応募者がもっとも注意を向ける場所です。チェック項目は多くても3つに絞ります。増やしすぎると、内容を読まずにすべてにチェックを付けるようになります。

Kouboプランナーなら

公募ガイド社の「Kouboプランナー」では、作品の項目ごとに注釈を表示でき、チェックボックスで同意欄も作れます。作品データの注意事項は「絵画・イラストの撮影について」「手書き原稿のPDF化について」から選べます。ライトプランは無料です。
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注意書きを書いたのに読まれないときは

例文をそろえても、「書いてあるのに読まれていない」という問い合わせは残ります。多くの場合、原因は文章の中身ではなく、置き方にあります。

よくある状態見直し方
フォームの冒頭に長い注意書きが並んでいる冒頭は3〜5行に絞り、残りは募集要項へのリンクにする
ファイルの条件が冒頭にしか書かれていないアップロード欄の注釈に、形式と容量を繰り返して書く
同意チェックが5つ以上ある送信前は3つまでに絞り、残りは規約への同意にまとめる
注意書きが「〜しないでください」ばかり「◯◯の場合は△△してください」と、取るべき行動で書く
スマホで見ると注意書きが画面の下に隠れるスマホで実際に入力し、どこで読まれるかを確かめる

公開前のチェックリスト

  • ☐ フォームの冒頭の注意書きは5行以内に収まっている
  • ☐ ファイル形式・容量・文字数は、各項目の注釈にも書いた
  • ☐ 送信前の同意チェックは3つ以内にした
  • ☐ 権利・個人情報・失格条件の詳細は、募集要項・規約ページにまとめた
  • ☐ 「◯◯」の部分をすべて書き換えた
  • ☐ 例文の内容が、募集要項・規約の内容と食い違っていない
  • ☐ スマホでテスト応募し、注意書きが読める位置にあることを確かめた

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。コンテストの企画や運営で迷うことがあれば、公募ガイド社にお気軽にご相談ください。

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