Logo
社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

社長ブログ

  • 急がば回れ

    中小企業が抱える大きな悩みのひとつが、人材不足。
    当社も例外ではありません。

    ただし、一言で人材不足といっても、
    ケースは2つに分かれると思います。

    1つは単純に「工数」が足りていないケース。
    建設や運輸業界で叫ばれている人材不足は、
    主に工数の不足がメインで、
    いわゆる「猫の手も借りたい」状態。

    もう1つは「スキル・ノウハウ」が不足しているケース。
    AIやITなどの技術系で不足しているのは、
    専門的なスキルやノウハウを有する人材で、
    技術系の新卒は奪い合いと聞きます。

    当社の場合、業務や体制を効率化してきたこともあって、
    工数不足は解消されつつあり、
    今、足りていないのは、専門的スキルを持った人材のほう。

    IT、デザイン、編集など、
    会社として人材レベルを上げていこうとしていますが、
    資金的制約もあって、
    でき上がった人を市場から引っ張ってくるのは難しい。

    なら急がば回れで、
    ポテンシャルで採用した人や現社員を育てていくしかない。
    そしてそれは本人のためにもなる。
    これまでもやってきたことですが、
    もう少しスピード感をアップして取り組みたい。

  • 働き方改革について思ったこと

    「働き方改革」で、
    働き方のあり方が議論されるトレンドですが、
    それに関して興味深い記事を見つけました。

    記者はなぜ働きすぎるのか

    経営者となってからは当然のことながら、
    サラリーマン時代から、
    仕事とプライベートの区切りって、あんまり考えたことがないです。

    家でもいつも仕事のことが頭にあるし、
    逆に職場で家族の将来やトラブルについて考えている時もある。

    仕事もプライベートも、両方とも間違いなく自分の人生。
    単純に、仕事でもプライベートでも、
    自分の生きた証を残したいし、
    どっちも人生を充実させるための時間。

    プライベート=癒し・豊かな場所
    仕事=お金のためにすり減らす場所

    みたいな善悪で論じる考え方って、
    ついついもったいなく感じてしまう。

    そういうのって、もう時代遅れなのかな?

    いや、ちょっと待てよ。
    トップが私みたいな考え方だと社員はそれに引きずられてしまうもので、
    そもそもこういうことはおくびにも出してはならない、
    ということなのか。

    とか何とか言いつつ、わー、もう11時まわってる…
    身体壊したら元も子もない訳で、
    それだけは社員も、自分もケアしていかないといけません。

  • 仮想通貨、興味ありますか?

    以前、このブログでご紹介したマネックス証券の株式が、
    すごいことになっているようです。

    昨日、今日と東証一部の売買代金で第1位。
    要はこの2日間で、日本一売り買いされた株式ということです。

    トヨタ自動車(時価総額で22兆円くらい)など、
    大型株なら売買代金1位というのも日常だと思いますが、
    マネックスは中型株(同1,400億円くらい)で、
    トヨタの0.5%くらいの規模しかありません。
    それが売買代金1位ということは、かなりの注目度ということです。

    なぜこんなに注目されているかといえば、
    マネックスがあのコインチェックを買収すると発表したからです。

    私はアーリー・アダプターではないので、
    新しいものが出てきた時は、
    じっくりと見定めてから手を出すタイプ。

    仮想通貨についても、
    まだまだ手を出すつもりはありませんでしたが、
    松本さんが「ブロックチェーン技術」あるいは「デジタルカレンシー」の将来性に着目しているということの現れなので、
    コインチェックの買収が完了したら、
    ちょっとやってみようかなという気になってきました(笑

  • 実はエゴとの戦いなのか

    最近、あまり会社の業容について書いてませんでしたが、
    だからといって順風満帆というわけでもなく、
    雑誌は相変わらずの苦戦が続いています。

    市場として苦しいというのはもちろんそうなのですが、
    経営していて感じるのは、
    「商品に賞味期限がある」ことのデメリットです。

    月刊誌なら1か月、週刊誌なら1週間が賞味期限。
    次の号が出れば、前の号はもはや「古紙」であり、
    その価値は基本的にゼロとして、
    本屋さんの棚からも下されてしまいます。

    あんなに一所懸命作ったのに、
    その努力は1か月で無になってしまい、
    それでも毎月毎月、漕ぎ続ける…

    この雑誌を作るための多大なコストや人的リソースを他の事業に振り分けられれば、
    かなりいいサービスを提供することもできるし、
    これがウェブの記事やネタなら、
    一度作ったコンテンツは蓄積されてもいくでしょう。

    「なら、雑誌やめればいいじゃん」
    ということになりますが、
    ぽっと出のウェブ系の会社なら門前払いされるところを、
    「30年の歴史ある雑誌です」
    と名乗れば、とりあえずドアだけは開けてもらえる。
    特に官公庁や自治体はその傾向が残っています。

    そんなpros/consを考えながら、
    事業をどうするか判断するのが自分の仕事。
    色んな選択肢を検討したい。

    「斜陽の紙の出版を再生してみせる」という、
    ちょっとした自分のエゴを捨てることを含めて。

  • 頑張って欲しい

    (ここのところ、桜の話を頻発していて恐縮ですが)
    今日は公募ガイド社のお花見です。

    まだ3月なのにほぼ満開。
    私が子供の頃は、
    入学式の時期にちょうど咲いていた記憶があるので、
    10日くらい早くなっているイメージです。
    地球温暖化の影響でしょうか。

    花といえば、
    さっき花屋さんに立ち寄ったら、
    送別用でしょうか、予約された花束がズラリ。
    退職や異動、3月末ってそういう季節ですよね。

    当社にも本日花束を贈るメンバーがいて、
    本当に寂しい限り。
    新しい環境での活躍をみんなで応援してます!

  • 来週末の送別お花見

    金曜、関西を訪れたら、
    桜はまだほとんど咲いていませんでした。
    地元の人と話していたら、
    「来週末くらいじゃないですかね」と仰っていました。

    東京はかなり咲いているので、
    ちょうど1週間くらい違う感じです。
    電車の中でも桜の話題をよく耳にするようになりましたよね。

    公募ガイド社のお花見は今週末。
    送別も兼ねているので、
    少し寂しいお花見になりそうですが、
    まあ、春ってそういう季節です。

  • スターが必要

    2018-02-06

    昨日の話になってしまいますが、
    囲碁の井山王座がLG杯の初戦を落としました。

    私、囲碁は全くなのですが、
    それでも国際棋戦ということになると、
    よく知りもしないくせに、
    にわかファンとして応援してしまいます。

    そうしているうちに、
    ちょっと自分でもやってみるかとなり、
    どうせやるなら強くなりたいと勉強し始め、
    そしたら更に井山王座のすごさがわかってきて、
    どんどん深みにはまっていく…

    スポーツでも、カルチャーでも、
    こうやってスターが業界を引っ張っていくんでしょうね。

    公募界も誰かスターが現れてくれないかな。
    というか、そんなジャンルはないか…

  • ハズレることを祈る

    2018-02-01

    明日はまた雪の予報。
    未明から降るらしいので、
    朝の交通への影響は少なからずあるでしょうね。

    首都圏だと今日から私立中学などの入試がはじまったはずで、
    明日試験予定の受験生も多いと思います。
    この日のために何年も前から準備してきて、
    ここへ来ての悪天候は心配だし、不安にもなる。

    まあ、だけど人生ってそんなもん。
    折角の努力が、
    自分ではどうすることもできない外部環境の変化によって、
    オジャンになってしまうことがままある。

    それでも置かれた状況で最後まで諦めずにベストを尽くす。
    そしたら巡り巡って運のいいことが起こったりもします。

    明日の雪を想定して、家族とできる準備はしておくこと。
    そして今日はできるだけ早く寝る(緊張で寝れないかもしれないけど)。

    天気予報がハズレて、普通に電車が動いているといいな。
    ここまで頑張ってきた子には、
    何とか結果を出して欲しいです。

  • あと1,000日

    今日はいつもより、
    オフィスからの東京タワーをスマホ撮影するスタッフが多いな、
    と思っていたら、
    東京五輪まで1,000日の特別ライトアップでした。

    IMG_7975

    それを見ながら、

    「やばい、あと1,000日か、間に合うかな…」

    とつぶやいたら、

    「何の種目で出るつもりなんですか?」

    と何人かに笑われました。

    2014年5月に公募ガイド社に来た時、
    2020年の東京五輪までに周囲に認めてもらえるような結果を出す、
    という目標を定めました。

    それが今年で3年が経ち、
    なかなか思うようにはいかないなあと感じていたので、
    「いよいよ残りもう3年を切ってしまったか」
    と焦りを覚えたというお話です。

    さすがに五輪種目で出場する野望はなく(笑、
    そちらは普通に応援する予定です。

  • 1日3語

    2017-10-26

    広辞苑が10年ぶりに改訂。
    そして新たに追加される語は、
    なんと1万語。

    「ブラック企業」
    「エントリーシート」
    「クラウド」

    あたりは、
    ごく最近の世の中の動きを反映している感がありますね。
    一方で、

    「きしょい」
    「ググる」
    「ほぼほぼ」
    「つんでれ」

    などはまだ定着していないということで、
    見送られたみたいです。

    それにしても10年で1万語が追加されるということは、
    1年で1千語、
    1日で3語が新しい言葉として生まれている計算になります。

    「日本語がどんどん変わってきているんだなぁ」

    という見方もありますが、

    「新しい考え方がどんどん生まれている」

    と考えた方が個人的にはしっくりきます。
    そしてその言葉を知らないということは、
    自分の考え方が世の流れに追いついていないということ。

    1日3つの新しい考え方。
    だんだん追いつくのが大変な年齢を迎えつつありますが、
    いつまでも自分が新しい考え方を生み出す側に立っていたいものです。