急がば回れ
中小企業が抱える大きな悩みのひとつが、人材不足。
当社も例外ではありません。
ただし、一言で人材不足といっても、
ケースは2つに分かれると思います。
1つは単純に「工数」が足りていないケース。
建設や運輸業界で叫ばれている人材不足は、
主に工数の不足がメインで、
いわゆる「猫の手も借りたい」状態。
もう1つは「スキル・ノウハウ」が不足しているケース。
AIやITなどの技術系で不足しているのは、
専門的なスキルやノウハウを有する人材で、
技術系の新卒は奪い合いと聞きます。
当社の場合、業務や体制を効率化してきたこともあって、
工数不足は解消されつつあり、
今、足りていないのは、専門的スキルを持った人材のほう。
IT、デザイン、編集など、
会社として人材レベルを上げていこうとしていますが、
資金的制約もあって、
でき上がった人を市場から引っ張ってくるのは難しい。
なら急がば回れで、
ポテンシャルで採用した人や現社員を育てていくしかない。
そしてそれは本人のためにもなる。
これまでもやってきたことですが、
もう少しスピード感をアップして取り組みたい。