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応募フォームのQRコードとURLの載せ方|チラシ・ポスター・SNSで告知するときのコツ

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著者:公募ガイド社 法人ソリューション部

こんにちは。公募ガイド社 法人ソリューション部です。私たちは、企業や自治体のコンテストの企画・運営をお手伝いしています。

チラシが刷り上がってから、応募フォームのQRコードを読み取ってみたら、反応しない。あるいは、読み取れたのに前回のコンテストのページが開いた。告知物にQRコードやURLを載せるときは、こうした「刷ってから気づく」ミスが起きがちです。

公募ガイド社では、Koubo に掲載された作品募集コンテストの主な応募方法を調べました。最も多いのはWebフォームで、52.3%です(公募ガイド社調べ(2026年9月)、コンテストの応募方法調査)。紙のチラシやポスターで告知していても、応募はWebで受け付けるコンテストが多いということです。告知物から応募フォームまで迷わずたどり着ける導線が、応募数を左右します。

この記事では、媒体ごとに「載せ方」と「やりがちなミス」を対にして整理しました。

目次

  1. 載せる前に決める2つのこと
  2. QRコードについて最低限知っておきたいこと
  3. チラシ・ポスター
  4. 学校配布物
  5. SNS
  6. Webサイト
  7. メール
  8. 短縮URLは使っていい?
  9. 印刷・公開前のチェックリスト

載せる前に決める2つのこと

1. リンク先を「募集ページ」にするか「応募フォーム」にするか

リンク先向いている媒体理由
募集ページ(募集要項が載っているページ)チラシ・ポスター、学校配布物告知物には書ききれない条件を読んでから応募してもらえる
応募フォームSNS、メール、Webサイトの「応募する」ボタンすでに募集内容を知っている人を、1タップで応募画面に運べる

迷ったら、紙の告知物は募集ページ、デジタルの告知は応募フォームと考えると整理しやすくなります。紙のチラシは載せられる情報が限られるため、読み取った先で募集要項を確認できるほうが安心です。

2. 媒体ごとにリンクを分けるか

どの告知から応募が来たかを知りたい場合は、媒体ごとに別のURLやQRコードを用意する方法があります。ただし、分けたリンクの効果を数字で確かめられるかどうかは、リンク先のページでアクセス解析ができるかによります。

手軽なのは、応募フォームに「このコンテストを何で知りましたか」という項目を入れる方法です。選択肢の作り方は「このコンテストを何で知りましたか」の作り方で紹介しています。

QRコードについて最低限知っておきたいこと

QRコードを開発したデンソーウェーブは、公式サイトで次のように説明しています(2026年10月時点)。

ポイント公式サイトの説明告知物での意味
余白(マージン)上下左右それぞれ4セル分以上の確保が必要(出典)QRコードのまわりに文字や写真を詰めない
大きさバージョン1(21×21セル)から40(177×177セル)まであり、データ量が増えるとセルが増えて大きくなる(出典)長いURLほどQRコードが細かくなる
誤り訂正4段階から選べ、一般的にはM(15%)で運用されるケースが多い(出典)中央にロゴを重ねるなら、高めのレベルを選ぶ
色基本は白の背景に黒で印刷(出典)淡い色や、写真の上への配置は避ける
利用JIS・ISOに定められたQRコードの使用にライセンスは不要(出典)告知物に載せるのに申請はいらない

最小の印刷サイズについて、公式な推奨値は示されていません。 同社のサイトでは、計算例が1つ紹介されています。400dpiのプリンタで1セルを4ドットにすると1セルは0.254mm、29セルのQRコードは余白を含めて1辺9.398mmになる、というものです(出典)。実際に必要な大きさは、印刷方法や読み取る端末によって変わります。刷る前に、実物大で出力してスマホで読み取るのがいちばん確実です。

なお、「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です(QRコードドットコム)。

チラシ・ポスター

載せ方

  • QRコードの近くに「応募はこちら」「募集要項はこちら」など、読み取った先に何があるかを書く
  • QRコードの下に、URLも文字で載せる(QRコードを使わない人や、パソコンから入力する人のため)
  • 締切日をQRコードのすぐそばにも書く(読み取るかどうかを決める材料になる)
  • ポスターは、掲示したときにスマホをかざせる高さにQRコードがくるよう配置する
  • 刷る前に、実物大の試し刷りで、複数の機種のスマホで読み取れるか確かめる

やりがちなミス

ミス起きること防ぎ方
デザインの都合で余白を削った読み取れない、読み取りに時間がかかる上下左右4セル分以上の余白を残す
写真や色付きの背景の上に置いた読み取りにくくなる白い四角を敷いてからQRコードを置く
折り目や裁ち落としの近くに置いた折り目で読めない、端が切れる折り目と紙の端から離して配置する
作成途中のテスト用URLで作った本番のページが開かない本番のURLが確定してからQRコードを作る
URLの「l(エル)」と「1」、「O」と「0」が見分けにくい手入力した人がたどり着けない見分けやすい書体を使う

学校配布物

学校を通じて配るチラシは、子どもから保護者へ渡り、家庭で読まれることが多くなります。

載せ方

  • 保護者が読む前提で、誰が・何を入力するのかを書く(「保護者の方が入力してください」など)
  • 白黒でコピーされることを前提に、QRコードは黒で、余白を広めにとる
  • URLも必ず文字で併記する(家庭のパソコンから入力する場合に備える)
  • 学校単位でまとめて応募する方法があるなら、先生向けの案内を別に用意する

小中高生向けのフォームで聞く項目や、保護者同意の取り方は小中高生向けコンテストの応募フォームで解説しています。

やりがちなミス

ミス起きること防ぎ方
学校で縮小コピーされたQRコードがつぶれて読めない余裕のある大きさにし、縮小コピーしたもので読み取りを試す
募集開始より前に配った読み取ってもページが開かない、と問い合わせが来る募集開始前は「◯月◯日から応募できます」と明記する。フォームによっては募集期間前は一般公開されないものもある
学校の端末で開く想定にしていた学校のネットワークの設定によっては、外部のページが開けないことがある家庭でも応募できるようにし、学校に事前に確認する

SNS

載せ方

  • 投稿には、QRコードではなくURLを貼る。SNSを見ている人の多くはスマホで見ているので、同じ画面に表示されたQRコードは読み取れない
  • 投稿本文のURLがリンクにならないSNSでは、プロフィールのリンク欄に応募フォームのURLを置き、「プロフィールのリンクから応募できます」と書く
  • 告知の画像にも、締切日と「応募はプロフィールのリンクから」などの案内を入れる
  • 締切の直前に、もう一度URL付きで投稿する

やりがちなミス

ミス起きること防ぎ方
URLを画像の中にだけ書いたタップできず、手入力するしかないURLは本文かプロフィールのリンク欄に置く
チラシの画像をそのまま投稿した文字が小さくて読めない。QRコードも使えないSNS用に、文字を大きくした画像を作る
締切後もプロフィールに応募フォームのURLが残っている締め切ったフォームに人が来て問い合わせになる締切日にリンク欄を結果発表の予告などに差し替える

Webサイト

載せ方

  • 募集ページの目立つ場所に「応募する」ボタンを置き、応募フォームへ直接つなぐ
  • ボタンの近くに締切日を書く
  • パソコンで見ている人のために、スマホで開けるQRコードを添える(Webサイトでは、QRコードは「パソコンからスマホへ移る」ための道具として役立つ)
  • 締切後は、ボタンを「受付は終了しました」に変え、結果発表の予定を書く

やりがちなミス

ミス起きること防ぎ方
前回の募集ページが残っている検索から古いページに来た人が、前回のフォームに迷い込む前回のページに今回の募集ページへのリンクを置くか、内容を更新する
リンクを「こちら」の文字だけにしたどこにつながるのかわかりにくい「応募フォームを開く」など、行き先がわかる文言にする

告知の出し方そのものを見直したい場合は、コンテストの応募が集まらないときの対策が参考になります。

Kouboプランナーなら

公募ガイド社の「Kouboプランナー」で作った応募フォームのURL(planner.koubo.jp/apply/…)は、Koubo の外の公式サイトやSNSにも貼れます。募集期間が終わるとフォームも自動で締め切られ、募集ページと応募フォームの閲覧数を日別で確認できます。ライトプランは無料です。
Kouboプランナーについて詳しく見る(無料)

メール

関係団体や学校、過去の応募者に案内メールを送るときのポイントです。

載せ方

  • 応募フォームのURLを1行に単独で書く(前後に文字を続けない)
  • ボタン付きのメールでも、ボタンが表示されない環境に備えて、URLを文字でも書く
  • 締切日を件名か本文の冒頭に書く
  • チラシのPDFを添付する場合も、本文にURLを書く(PDFの中のQRコードは、同じ端末で見ていると読み取れない)

やりがちなミス

ミス起きること防ぎ方
URLの直後に「。」や「)」を続けた記号までリンクに含まれ、ページが開かないURLの前後に改行かスペースを入れる
長いURLが途中で改行されたURLが切れて開けないURLが短い募集ページを案内する
案内メールの送信が締切の直前になった転送・周知が間に合わない締切の2〜3週間前までに1回目を送る

受付期間中のどの時点で何を案内するかは、コンテストの応募受付の流れで時系列にまとめています。

短縮URLは使っていい?

長いURLを短くできる短縮URLは便利ですが、コンテストの告知では次の点を考えてから使います。

気になる点内容
行き先が見えないURLから行き先がわからないため、不審なリンクと思われて開いてもらえないことがある
サービスの継続短縮URLのサービスが終了・仕様変更すると、印刷物のリンクが使えなくなるおそれがある
入力しやすさ大文字・小文字が混ざった文字列は、手入力では打ち間違えやすい

紙の告知物は、刷ったあとで直せません。印刷物には、主催者のドメインで、行き先がわかる短いURL(募集ページのURLなど)を載せるのが安心です。そこから応募フォームへボタンでつなげば、URLもQRコードもシンプルになります。QRコードも、URLが短いほどセルの数が少なくて済みます。

告知のあと、どの日に閲覧や応募が増えたかを見ると、どの告知が効いたかの手がかりになります。数字の読み方は応募の集まり具合を分析する方法で紹介しています。

印刷・公開前のチェックリスト

  • ☐ リンク先は本番のURLか(テスト用・前回のURLになっていないか)
  • ☐ 実物大の試し刷りで、複数の機種のスマホで読み取れたか
  • ☐ QRコードのまわりに、上下左右4セル分以上の余白があるか
  • ☐ QRコードの下にURLを文字で併記したか
  • ☐ 「l」と「1」、「O」と「0」が見分けられる書体か
  • ☐ QRコードの近くに「読み取った先に何があるか」と締切日を書いたか
  • ☐ 学校配布物は、縮小コピー・白黒コピーでも読み取れるか
  • ☐ SNS・メールでは、QRコードではなくURLを貼ったか
  • ☐ 締切後に差し替えるリンク(SNSのプロフィール、Webサイトのボタン)を控えたか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。コンテストの企画や運営で迷うことがあれば、公募ガイド社にお気軽にご相談ください。

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