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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • なりたい職業

    午後は2023卒の採用面接でした。
    企業研究が進み、はっきりとした動機が見えている学生さんもいれば、
    まだまだこれから考えていく段階の学生さんもいます。

    先日の第一生命のアンケート「大人になったらなりたいものランキング」によると、
    男子の1位は小学生から高校生までそろって「会社員」。
    女子は中高の1位が「会社員」で小学生だけが「パティシエ」です。

    このランキングをみて大人が思うことはさまざまでしょうが、
    私は子供に情報や選択肢を与えることの大切さを感じます。
    おそらくまだ社会にどんな仕事があるのか知らないがゆえ、
    消去法的に選択した結果だと思うので。

    就活生も同じで、自分でいろんな情報を集めて、
    会社や業務の内容を、ぼんやりとではなくできるだけ具体で落とし込んでいく。
    そうすることで、なぜ自分がその会社をいいと思っているのか、
    他に似たような会社や職業はないのか、という流れになり、
    志望動機の説得力が増していくと思います。

    ちなみに「大人になったら…」のアンケートには、
    「ITエンジニア」「プログラマー」などもランクインしていますが、
    実際はこういった職業も「会社員」であるケースが多いので、
    「編集者(本をつくる人)」なども項目に入れてもらえたら、
    ひょっとしてランクインするかもなどと思ったりします。

  • 2月はめちゃくちゃにやられました

    1月で月刊誌が終了し、
    月刊誌のない初めての月(2月)の決算が締まりました。

    結果、めちゃくちゃにやられました(苦笑
    月刊誌の会計処理って、

    売上高=当月発行分の卸金額―前月号までの返本金額

    で計算されるのですが、
    2月は当月発行がなくて、前月までの返本だけがマイナス計上されることになるので、
    なんと「マイナスの売上」ということになります。
    「利益」がマイナスではなく、「売上」がマイナス…
    すごい世界です。

    さらに雑誌に入れていただいていた広告も当然なくなるので、
    そちらも売上高はゼロ…

    当初、雑誌広告のクライアントにウェブ広告を案内してリカバーしようと計画していましたが、
    肝心のサイトリニューアルが遅れてしまった影響で、
    2月単月としては目論みが大きく外れてしまう…

    いやいや。
    会計って正直にできてるなと思うと同時に、
    Time is money.(時は金なり)を実感する。
    予定通りにサイトリニューアルできていれば、100%とまではいかなくても、
    幾ばくかは売上げをカバーできたと思うので。

    それが明らかになった3月初めは、
    後悔でよく眠れない日が続いていたのですが、
    恐ろしいもので、徐々に眠れるようになってきました(笑

    こうやって人に吐露しちゃうっていうのも、
    適度なガス抜きになっていいということなんでしょうね。
    社員には「公のブログでそれ言う⁇」って言われそうですが。

  • オフィスでマンガ読むのがほめられる社風

    4月からリニューアルする公募ガイド誌の表紙ですが、
    編集部にお願いして私が担当させてもらっています。

    年明けにデザイナーさんが決まり、
    次いでイラストレーターさんが決まったのですが、
    そのイラストレーターさんの漫画がとてもいい。

    オフィスでもよく読んでいるのですが、
    ふと「就業中に堂々とマンガを読んでて怒られない会社って、
    世間的には珍しいだろうな」と思う。

    漫画だけじゃなく、小説やエッセイ、アートやデザイン誌、写真集など、
    創作のアンテナを広げるのも大事な仕事なので、
    むしろそういうことに興味がある人ほど評価される雰囲気があります。

    自分も今回トップクリエイターの人たちと一緒に仕事させてもらい、
    とても刺激になっているのですが、
    それは楽しいというより、気持ちがいい感覚。
    プロセスでのごちゃごちゃがほぼなく、
    アウトプットで会話ができるので。
    いつもこんな感じで仕事ができたら最高なんだけど。

  • オンライン会社説明会

    2023卒向け会社説明会を行いました。

    もともとオフサイト会場での実施を予定していましたが、
    外部環境の悪化に伴い、急遽、オンラインでの開催に変更。
    100名弱の学生さんがエントリーしてくれました。

    オンラインでの開催は2年ぶりでしたが、
    いつも対面スタイルで聞いている「就活あるある」を、
    今回、チャットで聞いてみたら、これがめちゃくちゃ面白かった!

    大人数が集う会場だと恥ずかしさが先に立つところ、
    匿名のオンラインだと気軽に本音を発信できる良さがあります。
    うまく特性を使い分けて、
    プログラムをブラッシュアップしていきたいですね。

  • 油断の影響

    東京都の感染が4日連続で最多を更新しました。

    まいったな…

    一番困るのが新卒採用。
    説明会をオンサイトで実施しようと考えていましたが、
    さすがにこの状況だとためらわれます。

    面接なども相対して会話するだけに、対面はどうなんだろう。
    過去にはオンライン面接も実施してきましたが、
    学生さんも、企業側も、その場で得られる情報量が少なくなるので、
    完全に代替できるとは思えませんでした。

    今年は年明けからインターンを実施できていない影響も出始めていて
    (学生さんの反応がいまひとつ見えない)、
    まずい、まず過ぎる。
    これまで3回の新卒採用が比較的うまくいってきたので、
    その油断があったことも否定できません。

    優秀な人材の確保は企業の生命線なので、
    もう一回巻いていこう。

  • 新しいサイクル

    今月9日の発売号をもって「月刊公募ガイド」は終了し、
    4月から季刊として生まれ変わります。

    先月まで毎月この時期は校了間際ということで、
    どの部署もバタバタしていたのですが、
    今月からは関連業務が軽減されているので、
    デジタルやソリューション系の事業に向けて、
    工数を振り向けることができます。

    といっても、季刊誌の最初を創らないといけないので、
    今タームに限って言えば、初期的な忙しさはあるのですが。

    私もこのブログから“デイリー必須”という制約を解いたおかげで、
    結構いろんなことに時間を振り分けられるようになりました。

    社内メンバーも早く新しいサイクルに慣れて、
    どんどんバリューを上げていって欲しいと思います。

  • 抽象は難しい

    仕事や立場上、社員がメディアで書く文章や、
    学生さんの編集インターンでの記事やエントリーシートを読む機会が多いです。

    その際にいつも思うのが、
    「具体」で書かれていない文章は、まったく入ってこないということ。
    例えば、野球部での経験を伝えたいとき、

    ① 入部したての頃は、まったく勝てなかった。試合が終わるたび、監督から何度もダメ出しをくらっていました。

    ② 1年目はまったく勝てませんでした。エラー連発で、バットは球にかすりすらしない。コールド負け続きで、33対2という試合もありました。

    ではどちらが伝わるでしょうか?

    ②は入部からの1年間が具体的に書かれていて、チームのへっぽこぶりが目に浮かびます。
    2年目以降のことは書かれていませんが、それでも勝てるようになった流れを想像させる文章です。
    これに対して、①はどうでしょうか。
    様子がまったくイメージできないし、そもそも野球かどうかすらわかりません。

    つまり、人に文章で何かを伝えようとするとき、
    「抽象ではなく、具体で書く」というのは基本なのですが、これができない人が圧倒的に多い。

    理由としては、学校教育やビジネススキルの問題があると思います。

    試験で文章を読まされて筆者のいいたいことを要約(=抽象化)することは求められても、
    どうやったら自分の言いたいことをうまく伝えられるかの訓練はしません。
    社会に出れば、上司から「主旨を簡潔にまとめるように」と詰め寄られることはあっても、
    「具体こそ説得力を持つ」ということはなかなか教えてもらえないと思います。

    なぜそう思うかといえば、私も数年前までそうだったので。
    こういう仕事をして、この立場になって、ようやくそのことに気づいた感じです。

    だから、公募ガイド社の価値基準には、
    「抽象ではなく、具体で」という項目が入っています。
    メディアは人に情報や思いを伝えることが使命なので、
    社員一人一人にいつも意識して欲しいと考えています。

  • 今日から仕事始めです

    明けましておめでとうございます。

    でもって今年は寅年ですね。
    「寅」が使われていることわざや格言を思い出してみると、

    ・前門の虎、後門の狼
    ・虎の威を借る狐
    ・虎の尾を踏む

    など、寅は「危険なもの」「能力のあるもの」の象徴として、
    リスクには気を付けよ、上っ面でやるな、みたいなものが多い。

    当社の今年の進み方を寅関連のことわざで表現するなら、

    「虎穴に入らずんば虎子を得ず」でリスクを恐れず、
    経営に「虎の巻」はないのだから、
    決して「張り子の虎」にならぬよう地に足をつけて、

    頑張っていきたいと思います。
    本年もよろしくお願いいたします。

  • 今年もありがとうございました。

    公募ガイド社は本日が年内最終日となります。
    今年もお世話になりました。

    東京五輪あり、日米の政治トップも交代したり、
    振り返るといろんなことがあった一年でしたが、
    すでに遠い昔のことのようです。

    相変わらずの息苦しさは続きますが、
    来年がみなさまにとって良い年となりますよう。

    IMG_20211229_114332
    ※大掃除の様子です。

  • 総括会議

    社内で今年度の総括会議をしました。
    よく考えてみると、社員の1/3くらいが初めての総括会議です。
    みんなどう思ったのでしょうか。

    それはそうとして、
    今年は業績的にはパッとしない年に終わりました。

    &季刊化の影響もあって足もとはいったん沈むことになりますが、
    なぜか自分の中の気持ちは明るいです。
    わりと保守的な人間なので楽観視することは少ないのですが、
    なぜかそう思う。
    経営者の勘とでもいうのかな(当たりますよう、笑)。

    残すは明日のみで、しかも大掃除と納会。
    オミクロンには気をつけつつ、楽しく終わりたいと思います。