GoogleフォームからKouboプランナーの応募フォームに切り替える手順

著者:公募ガイド社 法人ソリューション部
こんにちは。公募ガイド社 法人ソリューション部です。私たちは、企業や自治体のコンテストの企画・運営をお手伝いしています。
これまでGoogleフォームでコンテストの応募を受け付けてきた方に向けて、Kouboプランナーの応募フォームに切り替える手順をまとめました。
先に結論をお伝えすると、切り替えは次回の募集から、質問を1つずつ書き出して対応表で置き換えるのが確実です。Googleフォームの質問形式の多くは、Kouboプランナーの入力方式にそのまま置き換えられます。前回までの設問は、Googleフォームの側で書き出して保管しておきます。
Googleフォームで作品ファイルを受け付けるには、応募者のGoogleアカウントへのログインが必要です。ほかにも、コンテストならではの注意点があります(詳しくはGoogleフォームでコンテストの応募を受け付けるときの注意点)。これをきっかけに切り替えを考えている方は、この記事の手順で進めてみてください。
※Googleフォームの仕様は、2026年9月30日時点のGoogle公式ヘルプをもとにしています。
目次
- 切り替える前に:いつ、何を移すか
- 手順1:Googleフォームの質問を書き出す
- 手順2:質問形式の対応表で置き換える
- 手順3:応募者情報の質問を置き換える
- 手順4:Kouboプランナーでフォームを作って確認する
- 手順5:前回までのデータを保存し、案内を切り替える
切り替える前に:いつ、何を移すか
切り替えるタイミング
募集期間中の切り替えはおすすめしません。 応募者がどちらのフォームで応募すればよいか迷い、同じ作品が両方から届くこともあります。次回の募集から切り替えるのが安全です。
移すもの・移さないもの
| 移すもの | 移さないもの(Googleフォームの側で保管) |
|---|---|
| 質問の内容と並び順 | 前回までの回答(スプレッドシート・CSV) |
| 必須・任意の設定 | ドライブに保存された前回の作品ファイル |
| 選択肢(部門、学年など) | フォームの回答を集計したグラフ |
| 注意書き・説明文 |
手順1:Googleフォームの質問を書き出す
まず、今のGoogleフォームの質問を表に書き出します。書き出しておくと、置き換えの漏れがなくなり、次の担当者への引き継ぎ資料にもなります。
| No. | 質問文 | 質問形式 | 必須 | 選択肢・回答の検証 | 作品情報か応募者情報か |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 作品タイトル | 記述式 | ○ | 30文字以内 | 作品 |
| 2 | 作品の説明 | 段落 | ○ | 200文字以内 | 作品 |
| 3 | 応募部門 | ラジオボタン | ○ | 一般/学生 | 作品 |
| 4 | 作品ファイル | ファイルのアップロード | ○ | 画像、最大1ファイル | 作品 |
| 5 | お名前 | 記述式 | ○ | 応募者 | |
| 6 | メールアドレス | 記述式 | ○ | 回答の検証(メール形式) | 応募者 |
| 7 | 年齢 | プルダウン | ○ | 10代〜70代以上 | 応募者 |
| 8 | このコンテストを何で知りましたか | チェックボックス | 選択肢6個 | 応募者 |
「作品情報か応募者情報か」の列が大事です。 Kouboプランナーの応募画面は、STEP1 作品情報入力 → STEP2 応募者情報入力の順に分かれているためです。
書き出しながら、「この質問は本当に必要か」も見直しましょう。聞く項目が少ないほど、応募者は最後まで入力しやすくなります。項目の見直しには応募フォームに必要な項目一覧が使えます。
手順2:質問形式の対応表で置き換える
Googleフォームの質問形式と、Kouboプランナーの作品情報の入力方式の対応です。
| Googleフォームの質問形式 | コンテストでの主な使い道 | Kouboプランナーの入力方式 | 置き換えるときのポイント |
|---|---|---|---|
| 記述式 | 作品タイトル、キャッチコピー | テキスト | 回答の検証で文字数を決めていたら、文字数制限を設定する |
| 記述式(URLを書いてもらう質問) | 作品を公開したページのURL | URL | 動画共有サービスなどのURLで受け付ける場合に。URL専用の入力方式に置き換えられる |
| 段落 | 作品の本文、作品の説明、制作の意図 | テキストエリア | 文字数制限を募集要項の「◯字以内」とそろえる |
| ラジオボタン | 応募部門、応募区分 | ラジオボタン | 選択肢をそのまま移す |
| チェックボックス | 該当するものをすべて選ぶ質問 | チェックボックス | 選択肢をそのまま移す |
| プルダウン | 選択肢が多い質問 | セレクトボックス | 選択肢をそのまま移す |
| ファイルのアップロード(画像) | 写真、イラスト | 画像 | 受け付ける形式を jpg/jpeg/png/gif/webp から選ぶ |
| ファイルのアップロード(画像以外) | 原稿のPDF、企画書 | ファイル | 募集作品の形式のプリセット「ファイル添付」も使える |
| 均等目盛・評価 | 満足度などのアンケート | 専用の入力方式はない。ラジオボタンやセレクトボックスで選択肢を並べる | 応募に本当に必要かを見直す |
| 選択式(グリッド)・チェックボックス(グリッド) | 複数の項目をまとめて聞くアンケート | 専用の入力方式はない。項目を分けて、ラジオボタンなどで聞く | 「複数の項目をまとめる」で1つのまとまりにできるか【要確認:「複数の項目をまとめる」の使い方】 |
| 日付 | 撮影日、制作した日 | テキスト | 「2026年9月」など、書き方の例を注釈に書く。生年月日は手順3へ |
| 時刻 | 動画の長さ | テキスト | 「◯分◯秒」など、書き方の例を注釈に書く |
出典:Googleフォームの質問形式はフォームの質問の形式を選択する、回答の検証はフォームのルールを設定する方法(いずれもGoogle ドキュメント エディタ ヘルプ、2026年9月30日時点)
質問形式以外の置き換え
| Googleフォームの機能 | Kouboプランナーでの置き換え方 |
|---|---|
| 必須の質問 | 項目ごとに必須/任意/非表示を選ぶ |
| 質問の説明文 | 項目の注釈の表示 |
| セクション(ページの区切り) | STEP1 作品情報入力/STEP2 応募者情報入力に分かれる |
| 同じ質問を作品の点数分並べる(1人3点までなど) | 1応募あたりの作品数を1〜100点で設定する |
| 回答の検証(長さ) | 文字数制限 |
| 作品の撮り方・原稿の作り方の案内 | 作品データに関する注意事項(「絵画・イラストの撮影について」「手書き原稿のPDF化について」から選べる) |
Googleフォームでは、最大75個のセクションで質問を整理できます(出典:フォームを編集する、2026年9月30日時点)。セクションで細かく分けていた場合は、作品情報と応募者情報のどちらに入るかで振り分け直しましょう。
回答によって次のセクションを切り替える(条件分岐)使い方をしていた場合は、置き換え方を個別に考える必要があります。Kouboプランナーでも回答に応じて表示する項目を切り替えることが可能です。
手順3:応募者情報の質問を置き換える
Googleフォームで記述式やプルダウンで聞いていた応募者の情報は、Kouboプランナーではあらかじめ用意された応募者情報の項目が使えます。
| Googleフォームでの聞き方の例 | Kouboプランナーの応募者情報 | ポイント |
|---|---|---|
| メールアドレス(記述式+回答の検証「メール形式」など) | メールアドレス | 必須で固定。受付メールの送り先になる |
| ペンネーム | ペンネーム | 必須/任意/非表示を選ぶ |
| 氏名、ふりがな | お名前、お名前(カナ) | 同上 |
| 生年月日(日付)、年齢(プルダウン) | 生年月日 | 応募時の年齢が自動で計算され、審査機能で使える |
| 性別、職業 | 性別、職業 | 聞く必要がなければ非表示に |
| 電話番号、住所 | 電話番号、住所 | 賞品を送る場合などに |
| 学校名、学年、所属など | カスタム項目 | 応募者情報に項目を追加する |
応募者情報の項目は、初期状態ではすべて必須です。 Googleフォームで聞いていなかった項目は、忘れずに任意か非表示に変えましょう。応募者が Koubo の会員なら、アカウントに登録した情報を応募者情報に転記できます。
手順4:Kouboプランナーでフォームを作って確認する
書き出した表をもとに、Kouboプランナーでフォームを作ります。操作の手順はKouboプランナーで応募フォームを作る手順|画面付きで解説で画面付きで紹介しています。
作り終えたら、右側に出るスマホ画面のプレビューで、手順1の表と1行ずつ照らし合わせます。
- ☐ 書き出した質問が、すべて作品情報か応募者情報のどちらかに入っているか
- ☐ 必須/任意の設定が、Googleフォームのときと同じか(見直した場合は、その内容どおりか)
- ☐ 選択肢の並び順と表記が同じか(前回と集計を比べるため)
- ☐ 文字数制限が募集要項と同じか
- ☐ 使わない応募者情報の項目を、非表示にしたか
手順5:前回までのデータを保存し、案内を切り替える
前回までの回答を書き出して保管する
Googleフォームの回答は、スプレッドシートで一覧にでき、CSVでもダウンロードできます(出典:フォームの回答を表示、管理する、2026年9月30日時点)。前回と今回の応募を比べられるように、書き出して保管しておきましょう。
- 保管する場所と、保管する期間(応募規約で約束した期間)を決める
- 期間が過ぎたら、スプレッドシート・CSV・ドライブの作品ファイルを削除する
個人情報の保管と削除の考え方は、応募者の個人情報の取り扱いで解説しています。
古いGoogleフォームを閉じる
Googleフォームは、回答の受付を停止できます(出典:同上)。受付を止めたあとに表示されるメッセージに、新しい応募フォームのURLを書いておくと、古いリンクから来た人も迷いません。
新しいURLに差し替える
Kouboプランナーの応募フォームのURL(planner.koubo.jp/apply/…)は、Koubo の外にも貼れます。次の場所のリンクを差し替えましょう。
- ☐ 公式サイトの募集要項
- ☐ SNSのプロフィールや固定の投稿
- ☐ チラシ・ポスターのQRコード
- ☐ 学校や関係団体に送る案内文
Koubo に掲載しているコンテストなら、フォームを作ると掲載ページに「応募する」ボタンが付きます。
集まった応募の書き出し方も確認しておく
Kouboプランナーでは、作品情報をCSVと添付ファイルに分けて、それぞれまとめてダウンロードできます。Googleフォームのスプレッドシートとは列の並びが変わるため、審査用の資料を作る手順も、新しいCSVに合わせて見直しておきましょう。
Kouboプランナーなら
公募ガイド社の「Kouboプランナー」の応募フォームは、応募者が会員登録しなくても作品ファイルを提出できます。Googleフォームの主な質問形式は、テキスト・テキストエリア・ラジオボタン・チェックボックス・セレクトボックス・画像・ファイルの入力方式に置き換えられます。ライトプランは無料です。
Kouboプランナーについて詳しく見る(無料)
よくある質問
Q. Googleフォームで集めた前回の回答を、Kouboプランナーに取り込めますか?
A. 前回までの回答は、Googleフォームの側でCSVに書き出して保管しておく方法をおすすめします。【要確認:Kouboプランナーへ過去の回答を取り込む方法の有無】
Q. Googleフォームと並べて、両方で受け付けてもいいですか?
A. できなくはありませんが、同じ作品が両方から届いたり、集計を2つまとめたりする手間が増えます。切り替えるなら、次回の募集から一本化するのがおすすめです。
Q. 質問の数が多くて、全部を移せるか心配です。
A. 手順1で書き出した表で、「前回の審査や集計で実際に使った質問」に印を付けてみてください。使っていない質問は、この機会に減らすと、応募者の入力の手間も減ります。
まとめ
- 切り替えは次回の募集から。まずGoogleフォームの質問を表に書き出す
- 記述式→テキスト、段落→テキストエリア、プルダウン→セレクトボックス、ファイルのアップロード→画像・ファイルのように、対応表で置き換える
- 氏名や生年月日などは、応募者情報の項目を使う。初期状態は全部必須なので、使わない項目は非表示にする
- 前回の回答はGoogleフォームの側で書き出して保管し、古いフォームは受付を止めて新しいURLを案内する
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。コンテストの企画や運営で迷うことがあれば、公募ガイド社にお気軽にご相談ください。
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