ピクトグラム
東京五輪のピクトグラム50種が発表されました。
※東京2020オリンピックピクトグラムの発表について
五輪で初めてピクトグラムが採用されたのが、
64年の東京。
これを機に日本のグラフィックデザインが、
世界の図記号標準化の一躍を担うことになるのですが、
そういう意味で今回のデザインは、
「ピクトグラム56年の進化」ということもできますね。
そこでいくつか新旧比較。
※The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games.
見比べてみると、
基本的には前回大会のデザインを踏襲しつつ、
すっきりと美しく、
それでいて躍動感を付加しようとしているのがわかります。
(他大会は傾向がまったく違っていたりします)
ピクトグラムは、
通常、「図」と「地」に明度差のある2色によって、
ある概念を単純な形として表現する手法ですが、
そういったアプローチも含めて、
個人的には好きなテーマのひとつ。
アイソタイプなどの話も絡めて、
また別の機会にご紹介したいです。