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電卓の配列

週末に受けてきたマルチメディア表現のスクーリングで、
「ユーザビリティーの違い」の例として、
先生が面白い事例を挙げておられました。

Q. 電卓だと思って、下の枠に0~9の数字を埋めて下さい。
frame

電卓やスマホを見てはいけませんよ。
まずは頭の中で考えてみて下さい。







答えは固まりましたか?







では正解です。

A. 電卓の配列
dentaku

どうです?
合ってましたか?

こちらの配列を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか?

garakei

こちらはスマホやガラケーの配列ですね。

同じ0~9の数字を入力するプロダクトでも、
用途やそこに至る経緯などの違いで、
配列に違いがあって、
それは即ちユーザビリティの差に直結する、
というようなことでした。

ちなみにスクーリングでは、
21歳の女性と46歳の男性がそれぞれ世代代表?で数字を記入したのですが、
21歳の方は下を、46歳の方は上を、それぞれ記入してました。
(私も上の方の配列を思い出しました)

「どちらが打ちやすいか」という感覚も世代によって異なるみたいで、
近年のモバイル端末普及で、
「下が打ちやすい」と感じる世代も広がっているようです。

ということは、
下の配列で新しい電卓を出したら売れたりするのかな?
(あるいは全く売れない??)

こういうこと考えるの、けっこう好きです。