システム開発で大変なこと
みずほ銀行で2日続けてのシステム障害が発生しました。
今年に入っての障害は6回目のようです。
私はエンジニアではありませんが、
経営者として、コンサルとして、
いくつもシステム開発のプロマネをやってきました。
その経験から思うのが、
システムはゼロから開発するより、
既存システム同士を統廃合することの方が圧倒的に大変ということです。
多くの場合、100%完璧に全体を把握しているプロマネはいないので、
どこを変えるとどう影響が出るかを100%押さえることができず、
リリースしてみたら予期せぬ所からトラブルが出てしまう。
でもサービスはすでに走っているので、中途半端に止めることもできない。
おそらくみずほ銀も、あれだけ大規模なシステムなので、
未だ合併時のスパゲッティ状態から脱することができず、
ブラックスボックスが続いているんだと思います。
当社のシステムは金融機関のそれに比べれば極めて初歩的な水準ですが、
それでも新しいシステム開発の際は、
既存システムとの繋ぎ込みが重いテーマになります。
スッキリ開発したいなあ。