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employee blog社員ブログ

ファッションブランドと映画

こんにちは、Yです。

少し前のブログでは、なかなか映画館に行けない虚しさを書き連ねていましたが、
ここしばらくはサブスクで映画を観たり、毎週末映画館に足を運んだりしています。

特にスパイダーマンの新作は涙で顔がべしょべしょになりました。
MCU以前のスパイダーマンから好きだという方はすぐに映画館に行ってください。ネタバレ厳禁。
かなりおすすめです。
かなり おすすめです !!!

そんなこんなで、この前の土曜日は映画館でハウス・オブ・グッチを観ました。
かなり前に公開予告が出ていたので、グッチ家の没落ヒストリーは予習済みでの鑑賞です。
2時間半の長丁場でしたが、こまごまとしたエピソードをすべて割愛しており、
あっさりと観られた印象を受けました。
映画の本筋を人間同士の揺れ動きに絞っていて、かなり分かりやすいです。

ピエール・ニネ版「イヴ・サンローラン(2014)」もそうなんですが、
ブランドものの映画は、意外とファッションのきらきら感を期待するとアレ?となるので、
おしゃれヒューマンドラマとして観て欲しいなあと思います。
(まあそれはそれとしてやっぱり衣装設計は最高なので服飾系の友人にも勧めたい)

「ハウス・オブ・グッチ」で一番の見どころは役者陣の演技!
金の亡者と化し、狂気と欲望まみれのパトリツィア(グッチ家長男の妻)を、
下品すぎないギリギリラインで演じたレディ・ガガの怪演を観るだけで価値のある映画でした。
あとやっぱりアル・パチーノはずば抜けて味わいある俳優さんです。格が違う。

音楽も良くて、これが映画館の醍醐味……と噛みしめた週末でした。

こんな時世ですし、また映画館に行けなくなりそうですね。
滑り込みで行けてよかった~。

では、
塩田武士さんのオンラインイベントに向け、「罪の声」を観始めた、Yでした。