おとぎばなしと現代と映画
2021-08-18
乗算とシネマこんにちは、Yです。
8月は三連休がありましたね。
私は下北沢にあるミニシアターに出かけようとしていましたが、時世のこともあり、
思いとどまって家で静かに映画鑑賞……。切ない連休です。
今回は絵本特集にかけて、
「おとぎばなし」の映画について書こうかと思います。
「ペネロピ」(2006年製作)
先祖がかけられた呪いのせいで、生まれてからずっと豚鼻(動物の!)の主人公の女の子のお話です。
メインビジュアルや、映画内はとてもメルヘンチックなのですが、
舞台はがっつり現代。
もし、醜くなる呪いにかかった女性が、現代でお見合いすることになったら。
まず信じてもらえない、そもそも魔法とはかけ離れた世界で呪いは解けるのかも怪しい。
ヒロインは誰かに愛してもらえるのだろうか……???
そんなifを描いています。
メルヘンチックなのにしっかり現代の苦みが漂うこの作品、「アメリ」好きの私としては、
絵本やラブストーリーに惹かれる方におすすめしたい一本です。
ディズニー映画「魔法にかけられて」にも題材が近いですね!
ヒーロー役はホラー映画「IT」の続編でも活躍していたジェームズ・マカヴォイさん。
七色の演技をされる方なので、ピーンときたらぜひ他の出演作も観ていただきたいです。
(ファンになること間違いなし)
というわけで、今回は「おとぎばなし×現代」でした。
次回は小休止、とある監督について。
早くミニシアターに行きたい!
Yでした。