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コピーライターにおれはなる→なりました

GWが明けましたが、緊急事態宣言はこのまま延長される見通しのようですね。どうも、プランナーの宮洋輔です。皆さま、ステイホームは楽しみましたでしょうか?もうすぐ『月刊公募ガイド』の発行日ですが、見本誌が届きました。


UBEビエンナーレ
これが5月8日(土)発行の『月刊公募ガイド』6月号です。裏表紙にどん!


29回目を迎えるUBEビエンナーレさんのメインビジュアルとキャッチコピー制作を公募ガイド社にお任せいただくことになり、それを広告としてもデザインさせていただいた、というお仕事です。

山口県宇部市といえば、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズのカントク・庵野秀明氏の出身地であり、話題の映画『シン・エヴァンゲリオン』の劇中でもクローズアップされ注目を集めています。こんな状況でなければ「実際に訪れてみたい」と多くの人が思っている街の一つではないでしょうか。

そんな宇部で隔年で開催されているのがUBEビエンナーレで、旧称『現代日本彫刻展』のころから数えると、なんと60年目。最も歴史のある野外彫刻展です。詳しくはこちらの公募ニュースの記事を読んでいただくとして…「コピーライターにおれはなる」と昨年末に宣言して、さっそくなることができました。(いや、そんな簡単になれるわけではないのだけれども)

「60年、彫刻と住み続けてきたまちです。これからも」

ビエンナーレ自体がとても素敵なアートイベントなのはもちろんなのですが、初めて宇部を訪れた時に感じたのは「街自体にもアートがあふれている」という事。それは住んでいる皆さんにとってはもしかしたら当たり前のことなのかもしれませんが、外から訪れたジブンにとっては「なんて面白い街なんだろう!?(他にはなかなかないぞ)」という印象がとても大きかったため、なるべくその気持ちを素直に伝えたい、と思いました。

今年はコピーライティングに力を入れたいな…というキッカケになったのはGO三浦さんのおかげで。
(番外編) 気合い入れて朝日新聞社のコンテスト「広告しようぜ」に応募しました【後編】
https://www.koubo.co.jp/editor/?p=20542

三浦さんの企画された、朝日新聞の「新聞広告の日」にまつわるこのコンテストで、もちろん審査に関わるであろう三浦さんの著作を読んだのですが、その中でコピーライターについての考えが180度変わったというか、深く思い至るきっかけになりました。(このことについてもいずれ触れたいなと思います)

あと、デザインのディレクションについても「全然うまくデザイナーさんに依頼できない!」と分かりやすく壁にぶちあたり。サワダ編集長にも相談し、最終的になんとか形になったものの…「これが違うのは分かる」「でもお願いしたらいいか、分からない」ともだえ苦しむこともだえ苦しむこと。今までただインプットしてきたいろいろから感じることも、しょせんは主観。体系だって学んだわけでもないので、それを正しく言葉にする技術を持たず、至らなさばかり味わいました。

広告会社だと、クリエイティブディレクションにおいて言葉(コピーライター)とデザイン(デザイナー)は必須のスキルであり、翻ってジブンはあまりに我流、あまりに感覚でしかないなと。今更ではありますが、今後も広告をにらんでいくには、ここらを鍛えていくしかないな、と武者震いしています。