(46) 画業30周年記念 小畑健展「NEVER COMPLETE」
どうも、プランナーの宮洋輔です。小畑健さんをご存知ですか?週刊少年ジャンプに連載されていた「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」「バクマン」などの代表作で有名な、大好きな漫画家さんの一人です。
その画業30周年を記念した展示が、東京ではアーツ千代田 3331で昨日まで開催されており、最終日に友人と滑り込んできましたが(その友人は現在、講談社さんの担当がついて連載を目指している畏友なのですが、それはまた別の話…)、今後は新潟(2019年9~11月)・大阪(来春)と巡回するそうです。

ショージキ個人的には2月下旬に大阪でやった展示以来、モチ―ベーションが低下しているというか、燃え尽きてしまったというか、心と時間の余裕がなくなってしまったというか。とにかくほとんどイラストを描かなくなっていたので、もう一度アクセルを踏みなおしたい、という意図もありました。
初期からのあまたの原画がかなりの数展示されており、圧倒されつつの3時間でした(1時間くらいで観きれるのかな~と思っていましたが、甘かったです)。
今回の展示で面白かったのが、原稿用紙の裏側までのぞける展示で、あの小畑さんでも右向き・左向きの顔で描きやすい・描きにくいがあるそうで、ニガテな方を向いた顔を書かねばならない場合、デッサンが崩れないよう裏側にまず下書きを書いて、その線を頼りにバランスを整えながら表側に描いていくそう。裏側の落書きとはいえ、超絶美麗な下書きまでのぞけるとは、なんとぜいたくな展示なのだ、と感動でした。
また、今回の展示にあたってのライブドローイングの様子も動画で見ることができ、どのように描き込まれていくのかを知れたのも、かなり参考になりました。そのライブドローイングでどのようなものを描くか、の段階からカメラが入っていたのですが、大学時代の同級生の吉田氏(今回の畏友2)が急に映し出されたのも、不意打ちながら面白すぎてつい笑ってしまいました。