(番外編)次回の月刊公募ガイドは『響』特集です!
どうも、プランナーの宮洋輔です。先週発売の9月号でもすでに告知させていただいていますが、次回は『響』特集となっています。『響』って何?という方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年のマンガ大賞を受賞した、小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載中のマンガです。
主人公の鮎喰響(あくい・ひびき)は、小説を読むのも書くのも好きな文芸部所属の女子高生で、新人賞に応募したことをきっかけに小説家としてデビュー。編集者やさまざまな作家たちと出会い…というストーリーです。
これまでに9巻まで発売されており、なんと累計160万部を突破!単純計算で1巻あたり約18万部近くが…と言えば、すごさも伝わりますでしょうか。今月下旬には10巻も発売されるので、個人的には待ち遠しくてたまりません。
来月には東宝系で実写映画も公開されるので、『響』をきっかけに「小説を書いてみたい!」「作家デビューしたい!」と思う人もきっと増えるはず、と思い、このタイミングでの特集化を編集長に直談判しました。
ここ数年の中で、小説新人賞界隈がもっとも盛り上がるのでは?とさえ思ってます。
ちょっといつもとは毛色が違った切り口の特集かもしれませんが、ふだん買ってくださっている皆さんはもちろん、「公募ガイドを読むのは初めてだよ!」という方にも手に取っていただけると嬉しいな、と今からワクワクしています。
実は先日、ひと足早く試写を見せていただいてきました。まだ編集中で完成していないバージョンだったのですが、非常に楽しい作品になっています。主演の平手友梨奈さん(欅坂46)をはじめ、小栗旬さん、柳楽優弥さんらが演じる小説家たちはどれも魅力的で、劇中で彼らが執筆する小説も実際に読んでみたくなるほど。出てくる大御所作家も、「明らかに実在のあの人をイメージしてるよなぁ…」と推測するのも楽しいかもしれません。
