雪の八甲田を行くpart2 まだ行ける!道なき雪山のタイムアタック
[caption id="attachment_15293" align="aligncenter" width="800"] 前回からの続き。
いったん避難小屋の中に「避難」しました。
すると、なんということでしょう。ストーブが灯っているではありませんか。
地元の有志でストーブが運ばれ、活用されているのです。
ただし、使用する場合は、灯油持参というローカルルールがあるのですけどね。
さすがに東京から灯油は持ってきてないよ。
地元山岳会の方たちが、「いいからあたっていきな」と声をかけてくれました。
ありがたい。[/caption]
[caption id="attachment_15294" align="aligncenter" width="800"] 小屋の中は3段ベッドになっています。30人以上、泊まれるんじゃないかな。[/caption]
[caption id="attachment_15295" align="aligncenter" width="800"] 時刻は14:30。
小屋の中でまったりしていればいいものを。
また雪の山中へ。
登山道のない山、硫黄岳を目指します。
雪が積もっているおかげで登ることができる、冬季限定の山なのです。[/caption]
[caption id="attachment_15296" align="aligncenter" width="800"] ん、この跡は?
どうやらバックカントリースキーですね。
スキー、楽そうでいいな。[/caption]
[caption id="attachment_15297" align="aligncenter" width="800"] ここ、左側要注意。できるだけ右側を歩きます。
その理由は後程。[/caption]
[caption id="attachment_15298" align="aligncenter" width="800"] 遠く眼下に道路が見えます。
雪の回廊の中を、車が走っていますね。[/caption]
[caption id="attachment_15299" align="aligncenter" width="800"] この先、進むのは危険。山頂は踏んだし、まあいいや。
ここで引き返します。[/caption]
[caption id="attachment_15300" align="aligncenter" width="800"] 木の根元に大きな穴が。
おっ、いざとなったらここで一晩くらい過ごせるかも。天然の雪洞ですね。[/caption]
[caption id="attachment_15301" align="aligncenter" width="800"] さっき左側を避けた理由。
反対側から見るとよく分かります。
いわゆる雪庇。この上を歩くと雪が崩れる。そして、雪崩と同化して下まで一気に落ちることになります。[/caption]
[caption id="attachment_15302" align="aligncenter" width="800"] なんてことない写真、のように見えるかもしれませんが。
ここ、とんでもない急登りなのです。
足を滑らせたら、タダじゃ済まない。必死の形相で登りました。[/caption]
[caption id="attachment_15303" align="aligncenter" width="800"] 途中、雪面にこんな穴が。けっこうデカい。気づくのが遅かったら胸まで埋もれていたでしょう。
急坂と落とし穴のコンボはきつい。勘弁してください。[/caption]
[caption id="attachment_15292" align="aligncenter" width="800"] やっとの思いで避難小屋に戻ってきました。いやー、きつかった。
時間は15:30。もうちょっと遅れたら、日没を迎えていたはず。
ちょっと無謀でした。[/caption]
そしてこの日は、避難小屋で一泊。
覚悟はしてたけど、とてつもなく寒かった。
で、次の日へ続く。
次回「山が見えるだけで天国です」。