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雪の八甲田を行くpart2 まだ行ける!道なき雪山のタイムアタック

2018-06-14
山記

[caption id="attachment_15293" align="aligncenter" width="800"]前回からの続き。 いったん避難小屋の中に「避難」しました。 すると、なんということでしょう。ストーブが灯っているではありませんか。 地元の有志でストーブが運ばれ、活用されているのです。 ただし、使用する場合は、灯油持参というローカルルールがあるのですけどね。 さすがに東京から灯油は持ってきてないよ。 地元山岳会の方たちが、「いいからあたっていきな」と声をかけてくれました。 ありがたい。 前回からの続き。
いったん避難小屋の中に「避難」しました。
すると、なんということでしょう。ストーブが灯っているではありませんか。
地元の有志でストーブが運ばれ、活用されているのです。
ただし、使用する場合は、灯油持参というローカルルールがあるのですけどね。
さすがに東京から灯油は持ってきてないよ。
地元山岳会の方たちが、「いいからあたっていきな」と声をかけてくれました。
ありがたい。[/caption]

[caption id="attachment_15294" align="aligncenter" width="800"]小屋の中は3段ベッドになっています。30人以上、泊まれるんじゃないかな。 小屋の中は3段ベッドになっています。30人以上、泊まれるんじゃないかな。[/caption]

[caption id="attachment_15295" align="aligncenter" width="800"]時刻は14:30。 小屋の中でまったりしていればいいものを。 また雪の山中へ。 登山道のない山、硫黄岳を目指します。 雪が積もっているおかげで登ることができる、冬季限定の山なのです。 時刻は14:30。
小屋の中でまったりしていればいいものを。
また雪の山中へ。
登山道のない山、硫黄岳を目指します。
雪が積もっているおかげで登ることができる、冬季限定の山なのです。[/caption]

[caption id="attachment_15296" align="aligncenter" width="800"]ん、この跡は? どうやらバックカントリースキーですね。 スキー、楽そうでいいな。 ん、この跡は?
どうやらバックカントリースキーですね。
スキー、楽そうでいいな。[/caption]

[caption id="attachment_15297" align="aligncenter" width="800"]ここ、左側要注意。できるだけ右側を歩きます。 その理由は後程。 ここ、左側要注意。できるだけ右側を歩きます。
その理由は後程。[/caption]

[caption id="attachment_15298" align="aligncenter" width="800"]遠く眼下に道路が見えます。 雪の回廊の中を、車が走っていますね。 遠く眼下に道路が見えます。
雪の回廊の中を、車が走っていますね。[/caption]

[caption id="attachment_15299" align="aligncenter" width="800"]この先、進むのは危険。山頂は踏んだし、まあいいや。 ここで引き返します。 この先、進むのは危険。山頂は踏んだし、まあいいや。
ここで引き返します。[/caption]

[caption id="attachment_15300" align="aligncenter" width="800"]木の根元に大きな穴が。 おっ、いざとなったらここで一晩くらい過ごせるかも。天然の雪洞ですね。 木の根元に大きな穴が。
おっ、いざとなったらここで一晩くらい過ごせるかも。天然の雪洞ですね。[/caption]

[caption id="attachment_15301" align="aligncenter" width="800"]さっき左側を避けた理由。 反対側から見ると行く分かります。 いわゆる雪庇。この上を歩くと雪が崩れて、雪崩と同化して下まで落ちることになります。 さっき左側を避けた理由。
反対側から見るとよく分かります。
いわゆる雪庇。この上を歩くと雪が崩れる。そして、雪崩と同化して下まで一気に落ちることになります。[/caption]

[caption id="attachment_15302" align="aligncenter" width="800"]なんてことない写真、のように見えるかもしれませんが。 ここ、とんでもない急登りなのです。 足を滑らせたら、タダじゃ済まない。必死の形相で登りました。 なんてことない写真、のように見えるかもしれませんが。
ここ、とんでもない急登りなのです。
足を滑らせたら、タダじゃ済まない。必死の形相で登りました。[/caption]

[caption id="attachment_15303" align="aligncenter" width="800"]途中、雪面にこんな穴が。けっこうデカい。気づくのが遅かったら胸まで埋もれていたでしょう。 急坂と落とし穴のコンボはきつい。勘弁してください。 途中、雪面にこんな穴が。けっこうデカい。気づくのが遅かったら胸まで埋もれていたでしょう。
急坂と落とし穴のコンボはきつい。勘弁してください。[/caption]

[caption id="attachment_15292" align="aligncenter" width="800"]やっとの思いで避難小屋に戻ってきました。いやー、きつかった。 時間は15:30。もうちょっと遅れたら、日没を迎えていたはず。 ちょっと無謀でした。 やっとの思いで避難小屋に戻ってきました。いやー、きつかった。
時間は15:30。もうちょっと遅れたら、日没を迎えていたはず。
ちょっと無謀でした。[/caption]

そしてこの日は、避難小屋で一泊。
覚悟はしてたけど、とてつもなく寒かった。

で、次の日へ続く。
次回「山が見えるだけで天国です」。