アカデミー賞!
2018-03-08
ラジオと映画な日々先日、アメリカでも日本でもアカデミー賞が開催されていました。
前回のブログに書いた「スリービルボード」の俳優陣が軒並み受賞をしていて、何だか嬉しくなりました。
アメリカの俳優陣のスピーチには、映画関係者への賛辞だけでなく、政治や世間への風潮への自分なりの
意見の表明があって、そして最後に家族への愛を伝える感じが、聞いていて「よっ!」と合いの手を入れたく
なるくらいワクワクします。
観客も同意を示すように立って拍手したり、盛り上げたり、受賞者と一緒に楽しんでいる感じが見ていて
たまらないです。
対して、日本のアカデミー賞は……
確かに通り一片の感じだったり、「おい!その作品かい!」とツッコミを入れたりしたくなりますが、
いつだったか佐藤浩一が涙ながらに中井貴一に感謝を伝えた姿にぐっときました。(いろいろな意味で)
今年も蒼井優が「新学期が始まって、学校に行くのがつらい子は映画館にきてください」という言葉に
感動しました。
映画は楽しむだけのものではなく、寂しい時や哀しい時に観る、むしろそんな人に寄り添った作品を
作りたいんだな、と勝手に蒼井優の言葉を解釈してしまいました。
今すぐ映画館に行きたいぞ!と、3月なのにもう6月くらいの勢いの時の流れについていけない
私は思うのでした。