テントを自作する
とにかく軽いテントが欲しい!
市販品は、どんなに軽くても500gは超えてしまう。
300gは切りたい。
などと考えた場合、自作するしか手がありません。
で、作ってみました。
大菩薩嶺で試し張りです。
[caption id="attachment_14148" align="alignleft" width="640"] 最終バスで上日川峠まで行き、福ちゃん荘のテン場に張りました。
素材はキューベンファイバーを使っています。
防弾ジャケットにも使われる、強度の高い布です。[/caption]
[caption id="attachment_14145" align="alignleft" width="480"] 後ろから見るとこんな感じです。
後部にはカーボン素材のポールを仕込んであります。[/caption]
[caption id="attachment_14151" align="alignleft" width="480"] 入口はほぼ全面メッシュ。コイルファスナーで開閉します。
トレッキングポールをフレームとして流用し、軽量化を図っています。[/caption]
[caption id="attachment_14150" align="alignleft" width="640"] 前室には、靴とザックが置けるスペースを設けました。
ガイラインで上に引っ張っているので、意外と広さがあります。[/caption]
[caption id="attachment_14152" align="alignleft" width="640"] 重量は実測値で226g。[/caption]
[caption id="attachment_14146" align="alignleft" width="640"] テントで一晩を過ごして、次に日。
せっかくなので、登山。
大菩薩峠は雲の中。[/caption]
[caption id="attachment_14154" align="alignleft" width="640"] ぐるっと周回して丸川小屋に到着。
ちょうど小屋番さんが下山の準備をしているところでした。
お願いして、コーヒー一杯注文。[/caption]
[caption id="attachment_14147" align="alignleft" width="640"] この日は午後から雨の予報だったので、早めに撤退。
温泉に入った後の食事。
ほうとうと鳥のもつ煮と赤ワイン。山梨ですから。[/caption]
このテント、意外と金がかかってます。
素材のキューベンファイバーの値段が高いので、総額3万円ほど。
しかもこの素材、見た目はごみ袋に近く、おせじにもスタイリッシュとは言えません。
寝ていると、なんだか「炭酸カルシウム入りごみ袋」にくるまれているような、微妙な感覚に陥ります。
軽いのだけが取り柄なのです。