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二十六夜山から二十六夜山へ

2017-11-10
山記

山梨の南東側、神奈川県にほど近い場所に、二十六夜山(にじゅうろくやさん)という山があります。
それも二つ。
地名から、秋山二十六夜山、道志二十六夜山と区別して呼ばれています。

二十六夜というのは、旧暦の正月、そして7月26日の夜のこと。
江戸時代には、この日に村人が寄り合って飲食をしながら月の出を待つ、「二十六夜待ち」という行事が各地で行われていたのです。
なんとも風流な話ですね。

しかし!
二十六夜山と呼ばれるこの山では、山頂で二十六夜待ちが行われていました。

時は江戸、ですよ。
提灯の明かりで夜の山道を登ったのでしょう。
食料や酒を抱えて。
下手すりゃ、命がけのお月見です。

で、前置きが長くなりましたが、この二山を登ったときの記録です。

[caption id="attachment_14067" align="aligncenter" width="640"]今回は、中央線梁川駅からスタート。 なんて読むかって? 「やながわ」です。 今回は、中央線梁川駅からスタート。
なんて読むかって?
「やながわ」です。[/caption]

[caption id="attachment_14062" align="aligncenter" width="640"]そろそろ夜明けが近い。 対面の山、扇山と百蔵山が真っ赤に染まっています。 そろそろ夜明けが近い。
対面の山、扇山と百蔵山が真っ赤に染まっています。[/caption]

[caption id="attachment_14068" align="aligncenter" width="640"]途中、朽ち果てた遊具を発見。 このあたりも、昔は子供の数が多かったのでしょうね。 途中、朽ち果てた遊具を発見。
このあたりも、昔は子供の数が多かったのでしょうね。[/caption]

[caption id="attachment_14070" align="aligncenter" width="640"]木の影が、規則的な模様を作ってます。 木の影が、規則的な模様を作ってます。[/caption]

[caption id="attachment_14069" align="aligncenter" width="480"]二十六夜碑。 明治時代建立だそうで。 二十六夜碑。
明治時代建立だそうで。[/caption]

[caption id="attachment_14066" align="aligncenter" width="480"]秋山二十六夜山に到着。 秋山二十六夜山に到着。[/caption]

[caption id="attachment_14071" align="aligncenter" width="640"]時間がないので先を急ぎます。 これから歩く稜線。 まだまだ距離がある。 時間がないので先を急ぎます。
これから歩く稜線。
まだまだ距離がある。[/caption]

[caption id="attachment_14064" align="aligncenter" width="640"]途中、いくつかこの張り紙。 「注意」と書かれているのですが。 あたりはただの草むら。 いったい何に注意をしろと? 途中、いくつかこの張り紙。
「注意」と書かれているのですが。
あたりはただの草むら。
いったい何に注意をしろと?[/caption]

[caption id="attachment_14061" align="aligncenter" width="480"]今度の看板はわかりやすい。 発破作業中だそうです。 安全に場所に移動しろと書かれています。 で、安全な場所ってどこ? 今度の看板はわかりやすい。
発破作業中だそうです。
安全に場所に移動しろと書かれています。
で、安全な場所ってどこ?[/caption]

[caption id="attachment_14063" align="aligncenter" width="640"]いくつかの山を越えて、やっと道志二十六夜山へ。 団体さんがいたので、変な角度からの撮影になってしまった。 いくつかの山を越えて、やっと道志二十六夜山へ。
団体さんがいたので、変な角度からの撮影になってしまった。[/caption]

[caption id="attachment_14072" align="aligncenter" width="640"]二十六夜山の説明がありました。 一説によると、二十六夜待ちは平安時代から続く風習なのだとか。 二十六夜山の説明がありました。
一説によると、二十六夜待ちは平安時代から続く風習なのだとか。[/caption]
今回歩いた距離は30km。
歴史に思いを馳せながらの登山は、なかなか楽しいものです。