Logo

employee blog社員ブログ

八甲田雪中行軍

2017-04-14
山記

山記と言いながら、本格的な登山の記録がないじゃないか!
という意見が出てきそうなので、今回はガチです。

冬山。それも八甲田。
残雪期なので、そんなにハードではありませんが、常に雪崩の恐怖が隣り合わせの山行です。

[caption id="attachment_12746" align="alignleft" width="600"]RIMG4998 スタート地点まではロープウェイに乗って。 来ました、白と黒。水墨画の世界。[/caption]


[caption id="attachment_12747" align="alignleft" width="600"]前方に見えるのが、本日の目標。 赤倉岳、井戸岳、八甲田大岳の皆さん。 けっこう遠いな。 前方に見えるのが、本日の目標。
赤倉岳、井戸岳、八甲田大岳の皆さん。
けっこう遠いな。[/caption]

[caption id="attachment_12748" align="alignleft" width="600"]ふと振り返ると。 こんなところを歩いてきたのです。 ちょっと足を滑らせたら、ずーっと落ちていきます。 ふと振り返ると。
こんなところを歩いてきたのです。
ちょっと足を滑らせたら、ずーっと落ちていきます。[/caption]

[caption id="attachment_12748" align="alignleft" width="600"]こんなところを歩いていきます。 スノーシューを装備しているので、けっこう楽。 ま、このあたりまではね。 こんなところを歩いていきます。
スノーシューを装備しているので、けっこう楽。
ま、このあたりまではね。[/caption]

[caption id="attachment_12749" align="alignleft" width="600"]斜度がきつくなってきたところで、スノーシューから12本爪アイゼンにチェンジ。 このところの陽気で、雪がだいぶ緩んでいるのです。 ひざくらいまで、ズボズボともぐりながら。 なかなか前に進みません。 斜度がきつくなってきたところで、スノーシューから12本爪アイゼンにチェンジ。
このところの陽気で、雪がだいぶ緩んでいるのです。
ひざくらいまで、ズボズボともぐりながら。
なかなか前に進みません。[/caption]

[caption id="attachment_12751" align="alignleft" width="600"]やっと赤倉岳に到着。 まだまだ先は長い。 やっと赤倉岳に到着。
まだまだ先は長い。[/caption]

[caption id="attachment_12752" align="alignleft" width="600"]さらに先へ進むと。 突然雪がなくなります。 このあたりは、井戸岳の噴火口外周。 さらに先へ進むと。
突然雪がなくなります。
このあたりは、井戸岳の噴火口外周。[/caption]

[caption id="attachment_12753" align="alignleft" width="600"]写真ではよく分からないかもしれませんが、これが噴火口です。 写真ではよく分からないかもしれませんが、これが噴火口です。[/caption]

[caption id="attachment_12754" align="alignleft" width="600"]突然、室内の写真。 ここは大岳避難小屋。 ちょっと休憩して、今回の本丸、八甲田大岳に備えます。 突然、室内の写真。
ここは大岳避難小屋。
ちょっと休憩して、今回の本丸、八甲田大岳に備えます。[/caption]

[caption id="attachment_12755" align="alignleft" width="600"]避難小屋の前では、ツアースキーの団体さんが出発の準備中。 バックカントリースキーはいいですよね、下りが楽で。 避難小屋の前では、ツアースキーの団体さんが出発の準備中。
バックカントリースキーはいいですよね、下りが楽で。[/caption]

[caption id="attachment_12756" align="alignleft" width="600"]で、いきなり八甲田大岳山頂です。 もう、風が強くて強くて。 途中の写真、撮れませんでした。 油断すると、体ごと持っていかれます。 しかもガスが濃くて、視界が効きません。 GPSを頼りに歩いてます。 で、いきなり八甲田大岳山頂です。
もう、風が強くて強くて。
途中の写真、撮れませんでした。
油断すると、体ごと持っていかれます。
しかもガスが濃くて、視界が効きません。
GPSを頼りに歩いてます。[/caption]

[caption id="attachment_12757" align="alignleft" width="600"]スノーシューだと足跡はこんな感じになります。 スノーシューだと足跡はこんな感じになります。[/caption]

[caption id="attachment_12758" align="alignleft" width="600"]前方に見えているは、硫黄岳。 ここも登ってみたいけど、今回はちょっと無理。 前方に見えているは、硫黄岳。
ここも登ってみたいけど、今回はちょっと無理。[/caption]

[caption id="attachment_12759" align="alignleft" width="600"]振り返ると、山頂はガスの中。 振り返ると、山頂はガスの中。[/caption]

[caption id="attachment_12760" align="alignleft" width="600"]雪山あるある。 木の周りだけこんな風になります。 雪山あるある。
木の周りだけこんな風になります。[/caption]

[caption id="attachment_12761" align="alignleft" width="600"]なんとか下りてきました。 雪の回廊の高さは3~4mくらいでしょうか。 なんとか下りてきました。
雪の回廊の高さは3~4mくらいでしょうか。[/caption]

[caption id="attachment_12762" align="alignleft" width="600"]鳥居も雪で埋もれてます。 これでも、積雪が少ないほうなのです。 鳥居も雪で埋もれてます。
これでも、積雪が少ないほうなのです。[/caption]

下山後、地元のガイドの方に「よく雪崩にあわなかったねぇ、この時期は危ないよ」と。

まあ、そうですよね。
生きててよかった、という登山でした。