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かまくらブックフェスタ

2016-10-20
ゆとり日記

dokusyo_aki_man
こんばんは、ババです。
10/9にかまくらブックフェスタに足を運んできました。
関東に来て早7年目ですが、鎌倉には行ったことがなかったので丁度良い機会となりました。
前回東京国際ブックフェアに同行してくれた友達を誘い、いざ行かん、鎌倉!

自宅の最寄から電車に揺られること1時間。鎌倉駅に到着。
さきに来て待っていてくれた友達と一緒に、江ノ電を横目に見ながら目的地まで歩いていきました(少し迷いました)。

ブックフェスタの会場は住宅地の奥まったところにあり、木造の家を喫茶店とアトリエみたいなスペースに改造したような2階建ての造り。
樹木がうっそうと生い茂った広い庭もありました。(友達曰く、「インスタグラム映えのする庭」)
その家の中にいくつかの出版社の方がいろいろな本を並べていました。
1階は装丁の凝った本やら、手紙の形をした本など一風変わった本が多くあり、
2階にはいわゆる普通の体裁をした本がありました。
あまり規模が大きくない出版社が多かったので、どこのブースもその出版社の特徴が色濃く出ていました。

2階のスペースで本を売っていた方々としばし談笑をしたのですが、聞けばその方は福岡の八女から来たとのこと。
西日本新聞社の方でした。
隣のブースには羽鳥書店の方がいらっしゃり、そちらの方に置いてある本の説明をしてもらいました。(何を聞いたかほぼ忘れましたが、、)
面陳されているものの中にサイン本もあったり、造本装丁コンクールで賞を獲った本もあったりと、
思わず手に取りたくなる本がたくさんありました。
一階にもほしい本が何冊かあり、さんざん迷った挙句(友達は途中から庭の写真をたくさん撮ってた)、
本を2冊チョイスし、購入。
羽鳥書店の方が文化の日に開催される別のブックフェアのチラシをくれたので、ホクホクして会場を後にしました。

駅に帰る途中に飛び出す絵本の専門店を発見!(名前覚えてないですが、、)
お店は小さかったのですが、上から下までぎっしりと絵本がありました。
飛び出す絵本ってすごいですね。お値段はそれなりにしますが欲しくなりました。
ああいったものを買い与えてもらえる子どもたちはとても幸せですね。

結局1時間ほど絵本で遊んだあと、せっかく鎌倉に来たのだからと鶴岡八幡宮を参拝して東京に帰りました。
(その日は次の日祝日だったので、朝まで東京の街をウロウロしていました。)

かまくらブックフェスタは思ったよりも小規模だったので最初は少しがっかりしていたのですが、
小規模書店の良さに改めて気が付くことができました。
大きい書店は本を選ぶ選択肢がたくさんある分とても自由ですが、やはり目的がある時に行きがちになります。
もちろん大きい書店にふらっと行くこともありますが、情報が氾濫しているので「これ!」っていう本がどうしても見つかりにくい。
その点で小さい書店はある意味で整理されているので、面白そうな本を見つけやすいです。
しかも、今回のようなフェアは特に厳選して本を会場まで持ってきてくれているので、琴線に触れる本がたくさんあるのです。

自分で選ぶ楽しさも良いですが、出版社や販売員の方が押している本を手に取るのも楽しいですね。
小さい本屋さんや出版社は現在なくなっていく一方ですが、大きい出版社や書店などに統一されてほしくはないですね。

10月末には神田の古本市があり、文化の日にはまた別のフェアがあるので友達を引き連れてまた行きたいと思います!