無駄であることに気づくのは、確かに難しいが。
「業務の無駄をなくす」
ビジネスマンなら誰でも意識していることだと思いますが、
現場で働いている人が、
自らそれに気づいて実践できるケースってかなり珍しいと思います。
無駄がなくならない理由は、大きく2つ。
1)無駄だとわかっていても、何らかの事情でやめられない
2)そもそも、その業務が無駄であることに気づいていない
まず1)ですが、
例えば「システム化すれば楽になるんだろうけど、
それには手間もお金もかかるから、
面倒だけど手でやるか…」という経験、ありませんか?
あるいは「その業務が効率化されたら、自分の仕事がなくなってしまう」
というのもそうだと思います。
いずれにしても、
このケースにおいては原因は明らかなので、
意思決定者が決断しさえすれば、無駄は解消されることになります。
やっかいなのが、2)のケース。
知見があって、かつ客観的に業務内容を分析できる人がプロセスを整理し、
解決策まで見せた上で、現場を説得する必要があります。
公募ガイドに来てから、
1)も2)も両方イヤというほどやってきましたが、
特に2)の方は当事者に理解してもらうのが本当に難しい。
「うちの部の業務は効率化され尽くしていて、これ以上改善の余地はありません!」
と言われたこともあります(赤字のくせして、です。笑)
さっきもあるメンバーと仕事の進め方の話をしていて、
なかなかその業務の無駄さを分かってもらうことができない。
しんどいです。