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社長ブログ
答えを探すな。
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紙は好きだけど、難しい

事務所エントランスの案内掲示と、
ムサビの課題に使う紙を調達するために、
神田にある竹尾の見本帖本店に行ってきました。

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私の知る限り、
東京で一番紙の種類を見ることができるお店だと思います。

あまりにあり過ぎてまったく見当がつかないので、
店員さんに相談して、紙の種類を決めます。

相談の結果、
受付掲示には「ハンマートーンGAスノーホワイト100kg」、
課題用には「マットカラーHG193kg」を選択。

ハンマートーンはA4サイズがありましたが、
マットカラーは四六判(788mm×1091mm)しか店頭になく、
「裏の作業台を使って、自分で好みのサイズに切り出して下さい」
とのこと。

作業台は一つしかないので、
順番待ちの時間を利用して、2階の展示を見ることに。
(これ全部、紙でできた作品です)

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そうこうしているうちに、自分の番が回ってきました。
てっきり色々と教えてもらえるものと思いきや、
「道具はここにあるので、どうぞご自由に。」

えっ、説明それだけですか!?
こんな畳半分くらいもある紙から、どうやってB4を8枚とればいいんですか?

しかも一人あたりの持ち時間は15分。
私の後ろには次の裁断を待つ紙々が並んでいて、
めちゃくちゃ焦る!!

落ち着け、オレ。
そうだ、ブックバインディングの授業で紙のことを習ったっけ。
直角の出し方、紙をキレイに切る方法、紙の流れ目の見分け方とか、
やったじゃないか。

まずは丸まったカッターの刃を折り、
慎重に定規を当てていると、
不思議と気持ちが落ち着いてきて、
ほぼ時間内に、
ムダなくキレイにB4サイズ8枚とることができました。

以上、「めでたし、めでたし」と終わりたいところですが、
この話には続きがあって、
レーザー複合機に最適と勧められたマットカラーHGなのに、
実際にやってみたらまったくインクが乗らない。
おいおい、最初選んでた紙より、こっちの方がいいと言ったじゃない、店員さん!!

受付掲示用のハンマートーンはまだ試してませんが、
せめてこちらだけでもうまくいって欲しい。。。