眩しくて読めない
2016-09-26
日経新聞の吉田誠一編集委員。
この方、マラソンランナーとしてかなり有名な方で、
電子版にも不定期でコラムを書いておられます(「ランナー集まれ」)。
内容は、ご自身のマラソン挑戦記みたいな感じで、
記録を更新できず幾度も挫けながら、それでも日々走り続ける過程を、
面白おかしく綴られている感じです。
ランナーならたいていの人は共感できる内容なので、
これまでずっと楽しみに読んできました。
で、今日も最新版がアップされていたのですが、
それが何か眩しくて読めないんです。
内容はいつもと同じく、
「またダメそう。ああ、なんと情けない自分よ」というテイストですが、
マラソンから目を背けている私にとっては、
それでもすごく頑張って見える。
だから、どこか後ろめたい。
別のゴールセットしたんだからそれでいいんですけど、
じゃあこの土日も全く走る時間がなかったのかといえば、
2~3時間くらいなら簡単に捻出できたわけで、
そのあたりのグダグダ感が、あぁ、自己嫌悪…
だから彼の何気ない文章が、
自分の劣等感との対比で「眩しくて、読めなく」なってしまう。
しばらくは迷走しそうな予感がします。