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眩しくて読めない

日経新聞の吉田誠一編集委員。
この方、マラソンランナーとしてかなり有名な方で、
電子版にも不定期でコラムを書いておられます(「ランナー集まれ」)。

内容は、ご自身のマラソン挑戦記みたいな感じで、
記録を更新できず幾度も挫けながら、それでも日々走り続ける過程を、
面白おかしく綴られている感じです。

ランナーならたいていの人は共感できる内容なので、
これまでずっと楽しみに読んできました。

で、今日も最新版がアップされていたのですが、
それが何か眩しくて読めないんです。

内容はいつもと同じく、
「またダメそう。ああ、なんと情けない自分よ」というテイストですが、
マラソンから目を背けている私にとっては、
それでもすごく頑張って見える。
だから、どこか後ろめたい。

別のゴールセットしたんだからそれでいいんですけど、
じゃあこの土日も全く走る時間がなかったのかといえば、
2~3時間くらいなら簡単に捻出できたわけで、
そのあたりのグダグダ感が、あぁ、自己嫌悪…

だから彼の何気ない文章が、
自分の劣等感との対比で「眩しくて、読めなく」なってしまう。

しばらくは迷走しそうな予感がします。