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賛成or反対「読書感想文マニュアル」

2016-09-15

ちょっと前の話ですが、
こんな「読書感想文マニュアル(↓)」がある小学校で配られていたということで、
賛否両論、話題になっていました。

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<読書感想文を書いてみよう>
*書き出し:小説の一部を抜き出す。
*書き出しの続き:抜き出した部分について自分の考えを書く。
*本文1:本を選んだきっかけ、読み始めたときの感想を書く。
*本文2:自分の体験を書く。
*本文3:書き出しの部分に戻る。
*本文4:その本を読んで、自分がどう変わったかを書く。
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賛成派、反対派、それぞれの意見はこんな感じです。

<反対派>
・これで文章の技量が本当に鍛えられるのか
・ここに一体どんな教育的効果があるのか
・子どもは一つの書き方は覚えるかもしれないが、楽しいと思うだろうか

<賛成派>
・「自由に書けばよい」と丸投げされても、小学生は困惑しかしない
・読書感想文は読書体験をもとに論理的思考を鍛える作文活動なので、この程度の型は指導として示されていい

などなど。

私はどちらかと言えば、賛成派ですね。
「まなぶ」って「まねる」から来ているという説もあるとおり、
スポーツでも芸術でも勉強でも、
最初は型を覚えるところから始まると思っているからです。
実際、いきなり「自由に描きなさい」って言われて、
手も足も出なかった経験もあります。
「まずは形から入ってみる」って有効な手段のひとつと思うのですが。

みなさんは、どう思われますか?