目の前にあるじゃない!
2016-02-24
今朝、子どもが「青い靴下がないよー」と慌てているので、
洗濯物の山をゴソゴソと探しますが、全然見つかりません。
そこへママがやってきて、
「何やってるのよ、目の前にあるじゃない!」
見つかった靴下は私がイメージしていた「紺色にワンポイント」の靴下ではなくて、
「薄いブルーで2本ライン」のものでした。
これって、「探索像」と「知覚像」の不一致というらしいです。
簡単に説明すると、
・探索像: ものを探すときの、探すべき対象のイメージ
・知覚像: 現実に知覚されている対象物の姿
で、人が何かモノを探している時、この二つの像が一致すればモノは見つかりますが、
二つがあまりにかけ離れている場合、探索像が知覚像を締め出して、
目の前にあるモノを探し出せないという現象が起こります。
以前のブログで、
「公募ガイドの表紙のテイストが毎号違い過ぎて、本屋さんで見つけられない」話をしましたが、
それって真に、
「探索像と知覚像の不一致」
動物の世界にも見られる現象のようですが、
こういうことを知っているのと知らないとでは、ビジネス上も大きく差が出てきます。