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ceo blog社長ブログ

別大マラソン、走ってきました。


2月1日の日曜日、別大マラソンに参加してきました。
今回は参戦記みたいな内容なので、
かなり偏った内容かつ長文になってしまいますこと、お許し下さい。

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【大会前日】

別大マラソンは前日のみ選手受付のため、土曜(1/31)から大分入り。
往きの飛行機はランナーだらけ、ホテルのある大分駅近辺もランナーがそこかしこで走っている。
大会受付を済ませて、ホテルにチェックインしたのが午後5時前。
夕飯前に軽く走っておこうと着替えて外へ出る。
ホテルはレースコースの40km近辺だったので、
ゴールの大分市営陸上競技場まで試走を兼ねて走っていると、
信号待ちで「お疲れさまです」と声を掛けられる。
鹿児島から来たランナーさんとのことで、一緒に競技場まで雑談しながら走り、
互いの健闘を約束して別れる。
その後、クラブの仲間と一緒にカーボン満載の夕食をとり、いろいろ話を聞いていると、
レース後、飛行機に乗るまでかなり時間がタイトであることがわかり、
食事後に大分駅でお土産を買ってからホテルに戻る。
風呂に入って11時頃にベッドに入る。

が、全く眠れない。

根が”緊張しい”なので、本命レースの前夜は大体いつもそう。
今回も全く眠れず、ベッドの中でもぞもぞしているうちに目覚ましアラームが鳴ってしまった。
しかも今回は前日入りだったので、その前の金曜夜もよく眠れなかった(笑)


【大会当日】

早めに会場入りし、クラブのメンバーと準備をする。
今回のレース目標は三段階でセットしていた。

★★★ 2時間50分切り
★★  自己ベスト(2時間54分33秒)更新
★   サブスリーで完走

大体いつもは抑え目に入って、30kmくらいまで我慢しながら走り、
ラスト12kmで練習の成果を爆発させる展開。
今回はそんな自分のパターンを変えたいと思っていた。

と言うより、今の自分の実力で2時間50分を切ろうと思ったら、
最初からある程度突っ込んでいくしかない。
別大は速い人しかいないし(ゼッケンは完全に持ちタイム順で、
そのゼッケン順に並ばされるので、自分の前には基本自分より速い人しかいない)、
最初から周りの速い流れに乗せてもらおうと思った。


午後12時ちょうど、レーススタート。


0-5km(20分11秒:4分02秒/kmペース)
スタートロスは12秒くらい。
さすが別大、スタート後は渋滞することなく、すぐに人混みがほどけていく。
2時間50分切を目指し、最初の1kmは3:55で入った。
が、3kmくらい走ったところであまり調子がよくないことに気付く。
体が重い。
このままのペースでいったらマズイことになる。
早々と目標を自己ベスト(PB)に切り替え、ペースを落とす。

5-10km(20分17秒:4分03秒/kmペース)
4:05ペースで行けば、楽々PB達成だが、ペースはさほど落ちない。
周りの速い流れにのみ込まれてしまって、同じペースで進んでしまう。
まずい展開。

10-15km(20分13秒:4分03秒/kmペース)
女子の1位に追いつかれる(実はレース後に2位とわかったのだが)。
2-3位にも続けて抜かれ、ちょっと焦る。
そんなこともあって、相変わらずペースを落としきれない。

15-20km(20分32秒:4分06秒/kmペース)
急に脚が重くなる。
15kmでこんなことになるのは初めてだ。
やはり体調はよくない。
ペースは自然に落ちて、目標の4:05がキープできなくなる。
意識的に「落した」というより「キープできない」感じ。
そこにゼッケン700番台の綺麗な走りのランナーを見つける。
自分は900番台なので力を借りるには丁度いい。
何とか彼に引っ張ってもらおう。

20-25km(20分43秒:4分09秒/kmペース)
1kmのラップがPBペースの4:08を下回り始める。
脚が鉛のように重くなってきた。
まだ半分しかきていないのに大丈夫だろうか…
不安で仕方がなくなる。

25-30km(20分53秒:4分11秒/kmペース)
ペースは更にズルズルと落ち、1kmラップがついに4:10を超える。
30km手前にしてこの辛さ。
必死で700番に喰らいつこうとするが、背中がだんだん遠くなる。
このまま行ったら、第二目標のPBも更新できない。
何のためにわざわざ大分まで来たんだろう?
寒風吹き荒ぶ中でキツイ練習をしたり、日付が変わっても帰宅ランをしたり、
全部が無駄になってしまう。。。

30-35km(20分26秒:4分05秒/kmペース)
30kmを過ぎたところで、700番がゼリーを補給しているのが見えた。
自分も冷静になってカーボショッツを補給する。
広くて単調だった産業道路を右折してちょっと細い道に入ると、
何かちょっと楽になった気がした。
残り10km、ここからギアチェンジして蒔き直して行こう!
ラップがちょっと上がる。

35-40km(20分19秒:4分04秒/kmペース)
後ろから来た元気な1000番台のランナーに追い抜かれる。
よし、このランナーに着いて行こう。
脚は重いけど、心肺にはまだ余裕がありそうだ。
40km手前でずっと目標にしてきた700番のランナーに追いつく。
さすがに彼もキツそう。

40km-Goal(8分35秒:3分55秒/kmペース)
モードが完全に切り替わった。
4:00/kmを楽に思える練習を積んできた成果がここで活きた。
ふくらはぎがピクピクと痙攣し始めたけど、
残り2km、やるしかない。
1000番のランナーにさよならし、周りをごぼう抜きしながら、
市営競技場に入り、トラックを約1周してゴール。


2時間52分21秒(平均4分05秒/km)
583位(男子完走2,669名中)

第一目標の2時間50分は切れなかったので、自己評価は70点だけど、
レースまでのプロセスに悔いはなく、
だからこそ、体調がそんなに良くない中でも粘ってPB更新できた。

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実は2時間50分を切れたら、マラソンはもうやめようと思っていて、
家族にもそう宣言していました。
結果、50分は切れなかったので、また次の目標を探さなきゃと思っていますが、
しばらくはゆっくり休んで気持ちをリセットしたいです。




※フィニッシャーズタオル、これ欲しかったんです。
でも後で
録画を見たら、トップ選手のタオルはもっとカラフルで格好良かったです。
betsudai2015のコピー