結果発表の季節になりました
夏場がコンテストや公募の募集シーズンとすれば、
この季節はそれらコンテストの結果発表を向える時期です。
今回は、
是非読んで頂きたい受賞作品を2つほど、
ご紹介したいと思います。
ひとつめは、
「全国小・中学校作文コンクール」で文部科学大臣賞となった「夢の跡(高田愛弓さん、静岡サレジオ中)」。
既にいろいろなメディアで話題となっているので、読まれた方も多いかもしれません。
「父が、逮捕された。」という書き出しで始まるこの作品、
「えっ、これ本当に中2の子が書いたの?」というものすごいレベルです。
文章力や洞察力もさることながら、私個人的には、
「どういう育て方をすれば、これだけ力強い子供が育つの?」
ご家庭力、すごいです…
ふたつめは、
猪苗代町「母から子への手紙コンテスト」の大賞作品(武藤恵美子さん、愛知県)。
子猫を拾ってきた当時中学生の息子さんを怒鳴ってしまった話で、
結果的に家族の一員となった猫を媒介として、
子どもの優しい気持ちを否定したことへの後悔が綴られています。
ぶっきらぼうな文調が、
逆に家族への愛情を飾らずに表現していて、とてもいいです。
是非、読んでみて欲しいです。