何事もなかったかのように、淡々と。
2015-01-21
以前ブログでご紹介した、
鉄道会社のフリーペーパーの最新号が配布されていました。
岩崎俊一さんの連載エッセイがどうなるのか気になっていたので、
手にとって誌面をめくってみたところ、
定位置には別のエッセイが掲載されており、
誌面の最後に「謹告」として訃報について触れられていました。
おそらくですが、
岩崎さんのご訃報は、単に年末年始の代原問題ということだけでなく、
編集部にとってそれなりのインパクトがあったと思います。
一方で、読者にとってはそんなことは関係なく、
「面白いか、どうか」がすべてなので、
「何事もなかったかのように、淡々と」
すすめる必要があったのですが、
同業者としても、その対応に着目していました。
翻って考えてみると、公募ガイドの創刊30周年関連のイベント、
賑やかしであれやこれややるのではなく、
プロとして「何事もなかったかのように、淡々と」読者メリットを追求し続けるのがよいのではないかと、
ちょっと思ってしまいました。