エビフライのしっぽは無駄か?
今日のお昼はエビフライでした。
エビフライと言えば、尻尾⁉
食べる、食べないで派閥がわかれるくらいなので、
尻尾は無くてもよい、無駄と考えている人も多そうです。
調理プロセスで尻尾をとる工程がそこまで面倒とも思えないので、
ならいっそ無い方が食べやすくていいじゃないと思いますが、
たいていの場合、エビフライは尻尾がついた状態で提供される。
それはおそらく、人は味覚だけでなく、視覚でも料理を味わっているので、
尻尾がないとエビを食べている気になれず、
美味しいエビの象徴として尻尾は必要ということ。
現にネットを検索すれば尾無しエビフライの画像が出てきますが、
何のフライかわからないので少し不気味ですらある。
逆に頭までついていたら、それだけで豪華なエビフライが出来上がります。
私たちが制作するクリエイティブにも「エビフライの尻尾」が必要で、
直接的には不要なものでも、
テーマを五感で感じてもらうモノの存在がコミュニケーションの起点になる。
視覚伝達デザイン的だなあ、エビフライのしっぽ。