1日で7,000万人
暗号化メッセージアプリのテレグラムが、
1日で7,000万人のユーザーを獲得したそうです。
原因は先日のフェイスブックと傘下のインスタグラム、ワッツアップなどのアクセス障害。
約7時間アクセスできなくなったことで35億人のユーザーが影響を受け、
その2%がテレグラムに流れた計算。
これに伴うFBの機会損失は6,000万ドル(約70億円)とも言われます。
7,000万人って日本の人口の半分超。
それをたった7時間で。
しかも敵失で。
でもテレグラムにはその敵失をものにできる実力があったからそうなったわけで、
今のうちにはその実力はないな…
ちなみに厚労省が導入したコロナ接触確認アプリ「COCOA(ココア)」は、
ダウンロード2,834万件で日本の人口の2割強(21/6月時点)。
ただしアプリへの陽性申告は18,105件で国内累計感染者数のたった2%。
ココアの開発費は約4億円、ランニングが3億円/年と言われているので、
それだけお金をかけて、しかも社会的に必要に迫られたツールですら、
浸透させるのがいかに難しいか、ということ。
流行ってるプラットフォームって本当にすごいと思います。