結果平等ではなく、機会公平
2015-08-17
先週から今週にかけて、
上期人事評価の面談をしています。
私自身、評価当事者として、また人事制度の導入コンサルとして、
たくさんのケースを経験してきましたが、
残念ながら、形式的なものにとどまってしまうパターンが大半です。
結局のところ、個人のモチベーションを上げるには、
業績が良くなって、処遇に反映されるということに尽きると思っていますが、
それでもやはり、人事評価は意味があると思っています。
・どういう行動が評価されるか(あるいは評価されないか)を確認することで、マネジメントの考え方が浸透する
・(処遇への反映を前提として)個々人の立ち位置がはっきりする
・当事者間のコミュニケーション(ガス抜き)、などなど。
評価する側としては、
悪い評価をつけるのはとても辛い作業ですが、
それをやらない限り会社は良くならないので、
頑張ってやっています。
自分自身、会社員時代に何が嫌だったかといえば、
「機会公平」ではなく、「結果平等」だったこと。
機会は公平に与えられ、そこで結果を残せた人が評価される、
そんな風土にしたいと考えています。