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自分はラガード?


Windows 10のリリースが始まりました。
でもって、もうインストールできる状態にはあります。

マーケティング理論では、
新しい商品に対する購入の早い順から、消費者を分類する考え方があります。


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1)イノベーター(Innovators:革新者):2.5%
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用するグループ。

2)アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):13.5%
流行に敏感で、自ら情報収集を行って判断するグループ。

3)アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):34%
比較的慎重派ではあるが、
平均よりは早く新しいものを取り入れるグループ。

4)レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):34%
新しい様式の採用には懐疑的で、
周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をするグループ。

5)ラガード(Laggards:遅滞者):16%
最も保守的な伝統主義者、または採用遅滞者のグループ。
流行や世の中の動きに関心が薄く、イノベーションが伝統化するまで採用しない。
中には、最後まで不採用を貫く者もいる。
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私の場合、だいたいの行動パターンは、
「5~10人に1人」くらいのタイミングのような気がするので、
アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間くらいでしょうか。
スマホも電子書籍も、そんなタイミングでした。

なので、Win 10についても、
ちょっと様子を見て、
大きなバグはなさそうと判断できたタイミングで入れると思います。

一方で、ジャンルによっては「ラガード」的な行動パターンもありますね。
「ガラケー」はかたくなに持つのを拒否していましたし、
FacebookとかTwitterとか、未だに抵抗しています。

思い返せば、ガラケーも
「いつでも、どこでも追いかけられそう」との脅迫概念から及び腰だったのですが、
慣れてくると、それなりにうまくつき合っていけるようになり、
「無いと不便」と感じるようになりました。

そう考えると、ラガードに分類されるというのは、
”食わず嫌いの頑固者”以外の何ものでもないということかもしれません。