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コロナでやられたもの

今日、ある社員と話していたら、
「最近、体調がすぐれないのですか?」と言われました。

「えっ?」と思って、もう少し聞いてみると、
最近の私はどこか一歩引いている印象で、
要は以前のような熱意や迫力が感じられないとのこと。
今日の全体ミーティングで「最近は物忘れが激しくて困る」と雑談したのも、
そう思わせる理由になったようです。

一歩引いているのはいろいろ理由があるのですが、
一方で確かにその感覚は自分の中にもあって、
経営者としての闘争心の退化を感じることがなくもない。

以前なら一歩外に出れば周りは敵ばかりで、
いつも鎧を被って戦闘モード全開だったのに、
リモートワークとともに自宅での平和な時間が長くなり、
「別に会社の成長にこだわらなくてもいいじゃん、
日々楽しく過ごせれば」と思う自分がちょろちょろ。

そんなことを考えていたら、
たまたまソフトバンクの孫さんの記事が出ていて、
60歳を前にして社長を退く意向(後に撤回)を示したのは、
「正直に言うと、事業に対する燃えるような面白み、戦っているという血湧き肉躍る気持ちが薄れてしまった」。

そうか、孫さんでもそんなときがあるなら、
自分なんかのモチベーションが一時下がっても普通じゃないの!
コロナって本当に罪なやつ。