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ceo blog社長ブログ

卒制報告_19

卒制報告_18のつづき)

2月29日の設営日に続き、3月1日は講評会がありました。
設営日に展示会と卒業式が中止になる旨の通知があったことは、
以前のブログで書いた通り。

講評会では、
デザイン情報学科に関係する先生約20名を前に、
制作者がプレゼンを行い、先生方からの講評を経て、
その後の審査会で評価が付けられます。

約20名の先生は、
過去に何らかの授業でお世話になった方が大半。

<良い点>
・簡単な装置なのに描画できる範囲が広い
・宙に浮かんで見える朔望が造形物として魅力的で、この先の展開も面白そう
・子供というより大人向けで、オブジェとして企業のエントランスとかに置いたら?
<改善点>
・この展示方法だと(後ろの情報に邪魔されて)モナリザを認識しにくい
・「朔望」というタイトルと作品の中身はちょっと違うかもね

まとめるとこんな感じの講評でしたが、
ちょっと嬉しかった?のが、

「以前の講義での作品はどこか会社員的な作風だったのに、
ずいぶん雰囲気が変わりましたね」

という意見。
何人かの先生から同じようなことを言われ、
あとスタッフとしてお手伝いいただいている通学の美大生からも、
「何やっておられる方ですか?」
と聞かれたりで、
やっぱり数年で変わったんだろうか?と思う。

ちなみに、例年は先生(+学生たちが横で傍聴)に対し、
プレゼンと講評を1度で行うらしいのですが、
新型コロナ対策ということで、
4~5名1組を対象に計4回のプレゼンを行うスタイルに。

smartcapture

なのでいつ回ってくるかよくわからない先生方を、
自分の作品近くで待たなければならず、
他の人のプレゼンや講評を聴くことができませんでした。

個別の作品については、
すき間の時間で見て回ったり、個別に話を聞いたりしたけれど、
みんなのプレゼンや先生方の講評も聞きたかった。

結局、時間もほぼ丸一日かかったし、
コロナ対策としても、講評会としても、
このやり方はよかったんでしょうかと疑問に思う。