卒制報告_14
2020-02-27
(卒制報告_13のつづき)
2月第1週。
アクリル板の加工が始まったということで、
現物を確認しに工場を訪れる。
現場に通され、
「こちらです」と先行して加工された2枚のブツを見せられる。
※2枚重なっています。
持参した木球を2枚のアクリルに挟み込み、
回り具合をテストしてみましたが、
アクリルをカバーする剝離紙が貼ってあるのと、
2枚をきっちり密着させた状態ではないので、
いまひとつ回りが悪く、不安になる。
担当の鈴木さんは、
「さっき社内の人間で試してみたら、きちんと回ってましたよ」
と言ってくれたものの、
自分の目で確認しないことにはそんなの信じられない。
とは言うものの、この期におよんで打てる策もなく、
このまま残りの2枚も進めてもらうしか、
実質的な選択肢はない状況。
翌日、フレーム製作と最終組み立てをお願いしている会社に持ち込んでもらうことになっていたので、
自宅で加工した木球たちも一緒に配送してもらえるようお願いし、
その日は帰りました。
※加工済みの木球。一球ずつ丁寧に紙にくるみました。
この状況においては、
自分が頑張って何とかできることはほとんどなく、
神様にお祈りするくらいしかできない。
やれるものなら、徹夜でも何でもして、
納得いくまで出し尽くすのに。
作品提出まで10日を切り、不安しかありません。