COP25とサウジアラムコ
2019-12-16
COP25(気候変動に関する国際会議)が終わりましたね。
結局、各国の足並みがそろうことはなく、
国連事務総長も「結果にがっかりした」とツイートする始末。
先週は、サウジアラムコ(サウジアラビアの国営石油会社)が上場し、
時価総額でアップルを抜いて世界ナンバーワン企業に躍り出ました。
次の時代を切り開くデジタルテック企業でなく、
エネルギー転換のうねりを受けて、
退場を迫られる化石燃料の巨人が、です。
地球温暖化の原因は、
必ずしもCO2とは断言できないみたいですが、
それでもリスクはケアするに越したことはない。
各国が目先の利益を追求した結果、
将来的には各国の損失につながってしまう。
まさに「合成の誤謬」。
自分は損をしても世界をリードしていく、
そんな国が必要ということだろうけど、
少なくとも原発と温暖化においては、
日本がそんなポジションにいてもいい。
そう思うの、私だけでしょうか。