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作り方が新しければ、出来たものも新しい

私が尊敬しているメディアクリエイター、
佐藤雅彦さん。

その名前は知らなくても、
「ピタゴラスイッチ」、「だんご3兄弟」、「バザールでござーる」、プレステの「I.Q」
といった作品は知っている人も多いと思います。

私、溜まってきた本はわりとあっさり手放すタイプですが、
佐藤さんの本だけは、
何度見ても(読んでも)気づきが多く、捨てられない。

佐藤雅彦
※持っている本の一部

デザインや文章などの表現にとどまらず、
事業や製品・サービスまで、新しいものを生み出す過程で、
そのアプローチはとても参考になる。

例えば、「その作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」という考え方。
"鉛筆"や"ボールペン"という既存の筆記具を使って斬新な線を生み出すのは難しいですが、
"卵の殻"や"植物の茎"で線を描けば、今まで見たこともないような軌跡で表現できる、
というようなことです。

なので、アイデアに行き詰ったときは、
何の気なしに本を開いて、
打開のきっかけを頂いたりしていますね。

大学の教授をされているので、
そこで学べる生徒は本当に幸せだなあと思います。