「高橋をうならせたら50万円。」 第11回手帳大賞 授賞式レポート
第11回手帳大賞(主催:高橋書店)の授賞式の様子をお伝えします。
10月24日、東京・帝国ホテルにて審査員の泉麻人氏、椎名誠氏、黛まどか氏を迎え、
授賞式は行われました。
この賞の「名言・格言部門」は、ふとした会話の中で「うまいこと言うなぁ」と
感心した名言・格言を募集するものです。
今回、17,406通の中から選ばれた大賞作品はこちら。
「お前は意味だけで生きてんのか。」(岸本芳貴さん)
同時に、大賞を含む全6点の入賞作品も発表に。
入賞作品の中に、お子さんが言った言葉をお父さんが記憶していて応募したという作品
が2つありました。
泉麻人賞「二巻の始まり。」(橋立英樹さん)
椎名誠賞「みんなを守る勉強をしとるんや。」(片岡基記さん)
さて、どんなシチュエーションで言った言葉だと思いますか?
ちなみに、この言葉を言った男の子たちは「(言ったことを)覚えていません!」と
元気に答えていました。
「本人が覚えていない言葉に介在する人がいて、そこから生活風景がみえるのがこの賞の魅力」(泉氏)
「最近は、相手の話を聞いてない人が多い。子どもが言ったことをお父さんがちゃんと聞いていて、
覚えている。このコミュニケーションがとてもいい」(椎名氏)
審査員の方々のコメントが、心に染みます。
さて、会場には高橋書店の手帳展示コーナーも。
私:「(ウロウロ、ウロウロ)あのぉ、手帳は一般的に『日曜始まり』と『月曜始まり』と
どちらが主流なんでしょうか。あ、私は日曜始まりを使いつづけているのですが…」
担当者の方:「ビジネス用手帳では、断然月曜始まりが多いですね。壁掛けタイプのカレンダーなどは日曜始まりが主流なんですよ」
確かに、言われてみればそうです。
私のデスクは日曜始まりのカレンダーが。一方、手元にある手帳は月曜始まり。
「不便、かな!?」と思いつつ何となく共存させてきましたが、1年もそろそろ
終わりですね。来年はちゃんと考えましょう。
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話は戻り、授賞式はとても温かい雰囲気に包まれたまま終了しました。
大賞、審査員賞を含む入賞作品の詳細は、高橋書店のウェブサイトに掲載されています。
いつか誰かが発した、心に残っている言葉はありませんか?
これを機に手帳に書き出してみるのはいかがでしょう。(市)