慣れないワックスには気を付けろ
はじめまして。法人ソリューション部のムネです。このブログでは、とにかく些細でどうでもいいことばかりを書いていこうと思います。
というわけで、
先日、外訪の予定があったため、久しぶりに髪にワックスをつけて出社をしました。
いつもは若干の寝ぐせもそのままに慌てて家を出るのですが、その日はいつもと違う気分で鏡の前に向かいます。埃の被ったワックスの蓋を半年ぶりくらいに開け、おそるおそるその粘っこいクリームを髪の毛に塗りたくってみると、急に言いようもない不安が襲ってきます。
絶対に、髪の毛を失敗できない。
せっかくワックスを付けているのだから、普段よりイケてる髪型になるべきです。ただ、中学生の頃の苦い経験から、ワックスをつけたがゆえにイケてない髪型になる場合があることをよく知っている。
下手にクリームを塗りすぎてむやみに髪をべたべたにするわけにはいかないし、カチッと固まらないまま道中で髪の毛をいじるような真似はしたくない。
そもそも、見た目から自分を奮い立たせるためにワックスを付けようと決意したのです。それなのに、ワックスを塗ったがゆえに髪が気になって集中できないなど本末転倒。
つまり、僕は髪の毛をこの朝の時間に決め切らなければならない。バチっとカッコいい髪型を作り上げ、そのカッコよさを自信に変えて出社をしなければならない。
鏡を睨みつけ、細心の注意を払いながら髪を整えていきます。まずは髪の毛をボサボサになるまでかき回し、全体にまでワックスを行き渡らせます。その状態から、慎重に髪の束を適切な位置に配置していきます。
鏡を見ると、結構いい感じです。バチっと決まっているといってもよい。
これなら自信をもって出社ができる。ああ、今日はいい仕事ができそうだ……。
寝間着のままでした。
よれよれのTシャツを脱いだら、さっきまでのばっちりと決まっていた髪型はどこへやら。やり直しです。